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イタイイタイ病をご存知と思います
4大公害の一つですな

過去にこんな判決が出ました
イタイイタイ秒は三井金属鉱業がたれながしたカドミウムなどの重金属の慢性摂取が原因で
引き起こされたことがいまとなっては断定されています

当時(1960年代)被害者が集団訴訟をおこすわけですが、三井は控訴
これに対し高裁は
「責任を認めようとしない企業側に対する怒りの判決」として
損害賠償額を地裁の判決より倍増させて原告勝利を言いたすというなんとも個人趣向というか
個人の感情に流された判決が出されたわけですな

まぁ50年以上前の出来事とはいえ、いくらなんでも。。。と思うのですが
みなさんどう思いますか

A 回答 (6件)

昨日のNHKの「クローズアップ現代」で、福知山線脱線事故から8年になるのを受けて、そういう話題を扱ってました。



“企業の罪”は問えるのか - NHK クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3340.h …

・日本の刑法、法令では個人の罪を問うのは可能ですが、「企業の罪」を問うのは難しいそうです。
・イギリスでは数年前の法改正で「組織罰」の考えを取り入れ、企業としての罪を問うことが可能になり、結果として安全管理なんかが向上したとか。
・アメリカではそういう概念は無いですが、代わりに民事の裁判で通常の損害賠償の数倍の金額の支払い命令を出す事により、その事が組織としての責任を問う機能を果たしているとか。


> 「責任を認めようとしない企業側に対する怒りの判決」として
> 損害賠償額を地裁の判決より倍増させて原告勝利を言いたすという

上で言うアメリカ的な話だなと思いました。

裁判の経緯は不明瞭ですが、裁判の中でよっぽど企業が不誠実だったとか、賠償額の算出方法次第では請求されている賠償額が不十分だ、企業責任を問うのが困難って事から原告が低めの慰謝料を見積もっていたのでとかって判断なんかはアリだと思います。

当時の一般的な死亡事故などの慰謝料や、他の公害訴訟での慰謝料と比べようと思いましたが、ちょっといい資料が見つからないです。
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この回答へのお礼

>企業責任を問うのが困難って事から原告が低めの慰謝料を見積もっていたのでとかって判断なんかはアリ
なるほど

そういう細かな事情は調べていませんでした
詳しい解説、ありがとうございました

お礼日時:2013/04/25 14:11

神通川訴訟のことでしょうか 解釈が間違っています


一審では6200万円の請求に対し5,700万円の判決が出ています。
二審では 一審で削られた分と 請求を倍額にして付帯控訴がなされ 総額約1億5,000万円強の請求となり 総額約1億4,800万円の判決です。そして、会社側は最高裁に上告せず判決は確定しました。
たしかに 結果的には倍増ですが 一審ではそもそも請求額が半分でほとんど認められ 二審では請求額自体が倍増しほとんどが認められたのです。
一審も二審も週刊誌の見出しにあるような怒りとかは関係ありません 両方とも請求額を満額近く認めています。
一審も 二審も 請求額以上が認められたわけではありません。認容率もほぼ同じです。

この回答への補足

それはそちらの情報が間違っていますね

補足日時:2013/04/25 16:43
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> 「責任を認めようとしない企業側に対する怒りの判決」



それ、新聞か週刊誌などの見出しでは?

添付したファイルの終わりの方に、判決の要旨(主文を含む)が書いてますけど、被害者の損害および苦痛を忖度すれば、地裁判決には不公平感があり、一部被害者は賠償額増額すべきと言う判決であって、「加害者がけしからん!」と言うニュアンスは、ほぼ全く見当たりませんが・・。

裁判官の心証開示などで、企業側に苦言を呈す様なコトはあっても、判決そのものに感情を盛り込むなど、まず有り得ません。

また最近でこそ、判決外に裁判長の意見や心情を付言する例なども増えてきていますが、当時はあまり無かったのでは?と思われます。

判決に対し、誰かがそれを「怒りの判決」と言った・・と言うだけのものでは?と思われますが。

参考URL:http://www.pref.toyama.jp/sections/1705/hakusyo/ …
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この回答へのお礼

>それ、新聞か週刊誌などの見出しでは?
質問の文章はほとんど
池上彰氏の著書、「戦後史の学び方」からの抜粋です
そうですね、やはり50年以上前の話ですから
あんまり司法のそういった厳格な空気もなかったのかも

お礼日時:2013/04/25 14:13

ホリエモンは実刑食らって


もっと悪質だったオリンパスはおとがめなし
そんな国だよ
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この回答へのお礼

まぁどこの国にもありますな

お礼日時:2013/04/25 14:11

今も民事裁判では「裁判長の気持ち1つ、胸1つ」で判決が出てますが。



とは言え「判例にも時代のトレンドがある」ので、余りにも突飛すぎる判決は出ませんけど、裁判長も人の子ですから…。
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この回答へのお礼

>裁判長も人の子ですから
これはその通りだと思います

お礼日時:2013/04/25 14:10

質問者は「なんとも個人趣向というか個人の感情に流された判決」と言われますが、その根拠はなんですか?この数年前に富山に「イタイイタイ病記念館」が出来て私も先月、見学して来ましたが、あの頃、1960年代はまだ公害病という言葉すら無かった時代です。

そこにただ一人「この病気がカドミウムが原因で、その元は三井なんだ」と立ち上がった医師がいました。当時の因習深い田舎にあって患者の各家庭を一軒一軒訪ねて、その苦労は並大抵ではなかったと思います。私はこの判決に対して三井には悪いのですが、やはり大企業なりの責任からすれば当然と考えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
しかし司法は民間の戯言に流されるべきでないと思います
適切な賠償額を示すべきでした

お礼日時:2013/04/25 14:10

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