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エルメスリングにて使用されている石にて”コロゾ”
成る物が有ります。
フランスの天然石らしいと言う事なのですが
主にどの様な物に使用されているのか、又ジュエリーとしての知名度・背景等ご存じの方いらっしゃれば、ご教授お願いします。

A 回答 (1件)

なかなか回答がつかないようなので、自信はないのですが私の見解を述べたいと思います。




●〈コロゾ〉について

いわゆる「象牙ヤシ」の一種 corozo を指すと思います。
南米産のヤシで、実が完熟すると中が象牙のように硬くなります。
それが象牙の代用品として使用されており、「植物象牙」とも呼ばれています。
主にボタンに加工されて使用され、その他、アクセサリーや工芸品にも加工されます。
元は象牙色ですが、染色されて使用されることも多くあります。
植物象牙としては、コロゾのほかに「タグア(tagua)」というヤシも有名です。

1つ目の参考URL(http://corozo.net/en/coro_2_nut.htm)では、下まで画面をスクロールすると、ヤシからボタンへと加工される工程が写真で紹介されています。
(英文に抵抗がおありでないようでしたら、そのサイトの説明をご覧になればコロゾの概要がおわかりいただけると思います。)
2つ目の参考URL(http://www.newcolorsitalia.com/sitotede/corozzo/ …)では、染料を用いて鮮やかに染められたコロゾが紹介されています。

この他、サーチエンジンで「植物象牙」や「タグア」などをキーワードに検索されるといいかもしれません。


●「フランスの天然石」について

> フランスの天然石らしいと言う事なのですが
とされていますが、http://www.auction.ab.psiweb.com/sold-73.htm をご覧になってのことでしょうか。
もしそうでしたら、http://www.auction.ab.psiweb.com/lot/lot2442.htm で確認してもわかるように、「フランス」というのはリングの製造国であって、天然石の産地を示したものではないと考えられます。

また、「石」という表現ですが、ダイヤモンドなどのいわゆる宝石や鉱石といったたぐいを指すだけでなく、琥珀や珊瑚、真珠もアクセサリーに使用されている場合に、広い意味で「石」とされていることがあります。
「天然石」という語も元々フランス語などであったものを翻訳されたのだとしたら、もしかしたら原語では厳密には「天然石」ではなかったかもしれません。
硬質で価値のある加工品などを「石」と称することもありますし、このコロゾもそういった意味で「石」とされているのではないでしょうか。


以上、あくまでも私個人の意見ですので、正確にはエルメス・ジャポンに問い合わせされるのが一番だと考えます。
参考になれば幸いです。

参考URL:http://corozo.net/en/coro_2_nut.htm,http://www.newcolorsitalia.com/sitotede/corozzo/ …
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