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アブラハムはソドムの町が神様によって滅ぼされようとしていることを知ると、「神様、どうにかこの町をお救いになることはできないのですか」と、一生懸命に取り成しの祈りを捧げました。「神様、あなたは正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるおつもりですか。もし、ソドムに50人の正しい人がいたらどうするのですか」と、アブラハムは神様に訴えます。すると神様は「その50人のために町を滅ぼさない」とお答えになりました。そこでアブラハムは「45人だったらどうなのですか」と繰り返します。神様は「45人のために滅ぼさない」とお答えになります。それでもアブラハムはなおも必死に食い下がりまして、「40人だったらどうなのですか」「30人だったらどうなのですか」「20人だったらどうなのですか」「10人だったらどうなのすか」と執拗に食い下がって祈り続けるのです。神様は「もし10人の正しい人がいたら、その者のために滅ぼさない」と言ってくださいました。

人数の条件を小出しにして緩めていくアブラハムの心理はなんなのでしょう?

A 回答 (1件)

人数の条件を小出しにして緩めていくアブラハムの心理はなんなのでしょう?



これは一種の取引ですね。こういう取引と言うのは、契約を大事にする社会では一般的なものと言えるでしょう。従って、アブラハムのいたパレスチナ地方は当時、契約を重んじる社会であり、そこで、取引がなされたと考えていいのではないでしょうか。神さまと取引ができるーーそれが彼の凄さということになりましょう。

以上、ご参考になればと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

取引という発想は全く浮かばなかったです。

お礼日時:2013/06/15 22:45

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