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近年、日本では小学校での英語必修化やユニクロなど大手企業の社内での英語公用語化が目立ってきてます。今後の日本において、英語は国内での公用語化もしくは準公用語化になることは果たしてあり得るんでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

 公用語化はありえないと思います。



 企業はそれぞれの部署の必要性に応じてやっていることですが、公用語にするというのは、行政全般でやることになりますね。

 日本の歴史上、そういう動きがあったのは、明治維新のときと、太平洋戦争敗戦後の2回ですが、そういう説を唱えた学者に対して、反対する学者もたくさんありました。

 いま英語を公用語にしている国は、さまざまな専門用語が自国語に存在しない国がほとんどです。高度な教育を行いたいと思ったときに、その内容を説明するための専門用語が、自国語に存在しないのです。

 日本の場合は、特に明治維新のとき以後、様々な学者が海外の文化、政治、教育を紹介するときに、専門用語を日本語の漢字で表す努力を行ってくれました。

 そのおかげで、日本では高等教育が日本語で行えるのです。

 大学教育が自国語で行える国は、そんなにたくさんありません。

 中国や韓国においては、明治時代以降に日本で作られた多くの漢字熟語を、魯迅など日本に留学していた当時の中国や韓国の知識人が、自国に逆輸入したのです。

 芸術、民主、人民、共和、論理、数学・・・・かぞえあげればきりが無いくらいにあります。

 日本の英語教育は、たしかに、中学から大学まで習っていて話せない人が多いという問題はありますが、いっぽうで途上国の多くは、やむを得ずすべての学科を英語でやらざるを得ないと言う事情があるのです。

 海外に出てみるとわかりますが、英語圏で無い国の中では、それほど一般的に英語が話せる人は少ないです。

 だから、英語を理解し話せることは、世界に出て行くためにも、日本の世界における役割をおおきくするためにも大切なことですが、公用語にする必要性はないのです。

  それをまちがうと、高等教育を受ける人の割合を失うことになります。

 そういう点で、明治の人たち、戦後の教育に関わった人たちの功績は大きいと言わなくてはなりません。
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この回答へのお礼

ご丁寧に詳しく説明して頂きありがとうございます。

お礼日時:2013/06/21 21:32

これからの日本の外交次第でしょう。

しかし、日本のTPP加入を皮切りに 商業的な分野では
英語が公用語化する可能性はあります。

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7828654.html
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/22 20:03

日本での英語公用化はないと思います。

小さな国で独自の言語を持つが何も社会基盤の無い国であれば法律・技術・文学など高位の活動をするために外来の英語や宗主国の残していった既存の大きな基盤を利用しないといけませんが、ここ日本では日本語で全て行えますので不自由しません。誰も言いませんが、非常に幸せだと私は思います。
外国人労働者の転入によってポルトガル語や中国語を準公用化する地方自治体は今後も出てくると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。へえ、そんな自治体もあるんですか。意外でした。

お礼日時:2013/06/22 16:09

日本の公務員は4百万人(国1:地方3)いますが、その人たちが native なみに英語を読み書き出来るようにならないと英語を公用語にするのは教育から変えねばなりません。

上は東大、阪大、京大、名大、九大を全部英語オンリー教育として「毎年卒業生を全員公務員にすれば可能」となる人数です。現在東大でも native なみの英語力の人はそれほど多くないでしょうから、上の目標を達成するのはなかなか大変です。将来不可能ではないにせよ、長い年月がかかりそうですね。今はやっと小学校の英語教育の義務化を始めようとしている段階です。

ただし、英語の必要性は高まっていますから、うかうかしてはいられません。多くの事業所で英語の出来ない人は入社も出来ず昇進もしにくい時代はもう目の前に来ています。グローバル化で企業によっては外人社員の比率が増えていますし、社長が外人という会社も増えて来るでしょう。英語嫌いの人は国内に閉じこもってやれる(国際展開などしない)就職先を選ぶことは出来ますが、就職難の時代に英語のために入れない企業が増えるということは若い人にとってはプレッシャーでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに今の時代、英語は大事ですね。私も英語を習得していきたいです。

お礼日時:2013/06/22 20:04

ないと思います。

 

妻が英語圏なので、日本に住んでいますが夫婦の共通語は英語です。

(1) 日本に住んでいて、英語を使う必要性がない。
 そもそも、教育から報道、娯楽、文化など、あらゆるものが日本語に翻訳されていて、翻訳されたものしかないです。 外国人も日本に住むと、英語がほとんど通じないことから、日本語をムリにでも使うしか方法がないです。

(2) 企業の英語公用語
 楽天をはじめとして、このような事例をきくようになりましたが、それがどのくらい効果があるのか、わたしもよくわからないです。 せいぜい、外国の支店や、外国の会社との打ち合わせ等で、英語が使える程度だと思いますし、そのような立場にいる人は、(その企業でも)限られた人です。

(3) 小学校の英語必須化
 現実にそのようになりましたが、個人的には反対です。 幼いころは、日本語(国語)をきちんと身につける必要があります。 外国語は、十代後半からでも遅くはないと思います。 現実、英語で意思疎通のできる人は、どのような環境であろうと話せるし、また、話せない人は、なにをしようが話せないです。

おそらく、西欧文化イコール高度な文化と誤解されている方が、このようなことを言われるような気がします。 また、英語が公用語(国語という意味ではなく)の国は、だいたいが旧植民地の国で、その頃の影響から公用語となっている例が多いです。

日本のように日本語だけで何も困らない国は、英語に限らず外国語を会話の言葉として習得するのは困難です。 使う機会がないので、覚えても忘れるし、覚えても意味のないものは、人の本能として学習が難しいからです。 言葉は日常使っていないと、身につかないのが現実です。 日本に住んでいて、英語を日常使う人はきわめて限られます。
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この回答へのお礼

確かに間違ってないことが多いですね。参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/22 22:20

無理でしょう。

第二次大戦に敗戦し、米軍に占領されても庶民の英語は Give me chocolate. 止まりでした。

高校や大学の入試のすべて教科を英語で出題し解答させるようになれば実現するでしょう。もちろん、そうなるためには、中学の時点ですべての授業を英語で行う必要があります。つまり教師全員がすべての教科を英語で行えば実現するということです。

と、いうことは教師を外国から招くことになります。自分の専門教科を英語で教える実力のない教師は、全員クビになります。

もちろん国語は外国語扱いになります。

現在流行りの作家(村上春樹とか)は、すべて英訳でなければ売れなくなります。初版の発行当時の日本語で読もうとするのは、大学の研究者に限られます。川端康成以前の作家は「古典」扱いになります。俳句はただ短いだけで七五調のない横文字になり、日本人の記憶から完全に失われるでしょう。源氏物語にいたっては、現在の古代ローマの碑文並みの死後になります。

憲法・法律、条例を始め、日本の国内のありとあらゆる公式文書が英語に変換されます。つまり今度は弁護士も裁判官も英語で法廷を維持できない者はクビです。

公務員は法律に従って行政を行います。市役所職員も法令によって職務を行いますので、英語ができない町役場の職員もクビです。警察官も英文の刑法などに精通していなければクビです。消防、救急も英語で交信ができる人でなければクビです。救急隊からの英語の連絡を受けることのできない病院は、救急指定を外されます。(町医者なら大丈夫ですね。)

英語が公用語になるということはこういうことなのです。公用語なとど言っている政治家が時々いますが、ここまでは考えていません。要するに政治家は能なしなのです。

英語をファッションと勘違いし、毎日気分によって取り替えるもののように思っている人が多いようです。このネットでも英語の雰囲気だけを求める質問を見かけますが、そのような風潮に反対します。
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この回答へのお礼

わかりました。返信、ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/22 20:06

え、日本語でさえも日本の公用語になっていないのに・・・



英語での会話も成り立たない現状なのに・・・

日本での英語はいまだに「外国語」という地位しかないのに・・・

学校において、「英語であたりまえに授業を受ける」ような状況にならないとあり得ませんよ・・・
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回答者3の観点から、日本では、高等教育分野を英語にすべておきかえる必要はまったくなく


英語公用語化のメリットそのものが薄いと思います。

さらに、英、日バイリンガルの立場からいいますと、日本語と英語を比較した場合、日本語は
ひらがな、漢字、カタカナが混在しているために、単位時間あたりでよみとれる文章の内容の
の密度がひじょうに高くなっています。

ありていにいって、みひらき2ページに、さがしているキーワードがあるかないかをざっとみて
いくためには、ページをぱらぱらめくる程度のはやさで十分なのです。これは、英語ではでき
ません。

かりに、技術など理系のものもすべて英語表記した場合には、いまの技術水準を後代に継
承することは、ひじょうに困難になるとかんじます。

たとえば、英語で4行にわたる数学などの問題は、日本語では、2行程度に凝縮して表現で
きるからです。

ただし、今後の潮流として、ビジネスにおいて、英語が必要とされる頻度はたかまるでしょう。

また、今後50年をみすえた場合には、人口減がかなり現実的なものとなりますので、その
場合には、国際環境のなかでの日本の地位に変化が生じるはずです。そのとき英語などの
言語の必要度が、どのような位置づけになるかは、いまの段階ではわかりません。

方向としては、日本語をはなせる外国人、外国語をはなせる日本人の両方のバイリンガルが
増えることがのぞましいと思います。
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/21 21:29

絶対にありえません。

アメリカ合衆国ですら、英語は公用語ではないのです。 若しもそんな事が法律化されたら、誰が施行後の状況に責任を持つのでしょうか。首相をはじめ政治家、公務員(外務省を含め)英語を日本語以上に使いこなせる人がいますか? あなたは本気でこんな質問をされたのですか?失礼!
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今後の日本において、英語が国内での公用語化もしくは準公用語化になることはありえません。



今後の世界において、英語が世界各国での共通語になることは動かしがたい現実です。

今やフランス系やロシア系、中国系やアラビア系でも世界では英語を標準語として企業活動をおこなっております。
韓国系や日本系の多国籍企業も例外ではあり得ません。
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この回答へのお礼

なるほど、そうですか。ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/21 16:09

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