No.4ベストアンサー
- 回答日時:
自意識過剰の(自分を過大評価している)人は本来対等であるはずの‘自分の視点‘と‘他人の視点‘の扱いが過度に‘自分の視点‘を重く扱う方向に偏ってしまう。
つまり、自分の尺度を1、他人の尺度を‐1として中間を0とした時に、0.7くらいの視点でしか判断することができなくなっているのです。何らかの理由で他人とコミュニケーションをとる機会がなくなると、マイナスの領域を考えなくてもいい方向にバランスが偏ってプラス側(自分より)の尺度でしか考えなくなる傾向に拍車がかかるものだと思います。自己中心の考え方によって周囲とうまく付き合うことができなくなり疎外感が強まると、その傾向にさらに拍車がかかる悪循環になってしまいます。(視点の普遍性に関しては別問題ですのでここではふれないでおきます。)これくらいの解釈でよろしいでしょうか?自分の尺度を0として自己中心の考え方によって他人を見ていました。自分の尺度からのずれを意識することで自意識過剰になるのだと思っていました。
そういう見方でなく、他人の尺度と自分の尺度との中間を0とするのですね。自分は自己中心的に考えていたのだと気付かされます。
マイナス側の感じ方考え方が気になりすぎて、プラス側をないがしろにしたまま、マイナス側にとらわれてしまう場合、 (過度に‘他人の視点‘を重く扱う場合、)
についてもよろしければ解釈お願いします。
回答ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
全ての存在は、量子的不確定性=確率波動性に基づいており、
無限に詰め込むと存在確率の山が平らになり、無と等しく
なります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に
認識体の仮定断面の運動を想定すれば相対的に無の風は
光になり、認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに
自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識するのです。
つまり存在は認識される事で生じ、宇宙は心の中に存すると
言えるのです。
であれば、自我意識は宇宙の起源として、全てのものを評価
するのは自己であり、他人による自己の評価は必要ありません
(その相手の評価能力を知る意味はあっても)。
ところが、そうした自己存在の本質の認識を怠り、他人による
評価に自己認識を依存する時、自己顕示欲や自己主張など、
自意識過剰に陥るのです。
自己の存在意義は、如何に能力を発揮するか(=社会の役
に立つか)であって、お金を儲けて他人を使役したり、他人に
評価されて厚遇されたりする、物質的豊かさは、真の目的
たる精神的充足量の最大化=精神的豊かさとは無縁です。
認識体は無限の闇が分からない代わり、無の風によって照らし出された宇宙を自己として見るというように解釈します。
他者の視点に立って想像してしまうことで、他者の視野に映る自己が良いものになるよう、過剰に気にしてしまうのかもしれません。
快楽と幸福とは無縁で、自己の能力を発揮して多く他者の役に立つことのできることは、精神的に最も豊かなのですね。
自己の中の空虚(何か出てきそうで何も無い)を埋めようとするとき、自己の中の空虚なところを他者が埋めるというのを通り越して、いつの間にか拡大された他者の中に自己が包み込まれた感じにまでなってしまいます。他者は常に外界を占めているので、外界のどこにも自己が出られず、自己がどこかに現れることができないと苦しいです。
どのような仕組みでこうなってくるのかが分かりません。解決法を探ってどうにかしたいです。
回答ありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
自意識過剰=他者不在=自分と他人の間に距離感(境界線)がない状態=万能感が去勢されていない=誇大自己
が、精神医学の定義。
この回答への補足
精神医学からも表現の仕方を参考にして、再考します。
お礼に書いたような、他者が誇大された自己不在の状態では、他者から影響を受ける感じがします。
自己の妄想する他者について、
自己の妄想として考えるなら、
自意識過剰=(自己の妄想によって)他者不在=誇大自己
妄想上の他者として考えるなら、
他意識過剰=(妄想の他者によって)自己不在=誇大他者
となります。
言葉遊びではたぶん学術的に無意味なのですが、妄想上の他者から自己が影響を受け自己が圧迫されるので、妄想上の他者が誇大されているようだと感じてしまいます。
そのような自己に影響を及ぼすことのできる妄想上の他者は何なのかと調べたら、自己対象と呼んでもいいのではないかと分かりました。
もし安心できるような自己対象がすでに内在化しているとしたら、自意識過剰になることは少ないはずです。安心できるような自己対象が内在化していなくて、その空きを埋めようと他者を妄想するときに、自意識過剰になりやすいのだと思います。
空きを埋めるとき、自己の中の空きを他者が埋めるという度合いを通り越して、拡大された他者の中に自己が包み込まれた感じになると、自意識過剰になってしまいます。
そうなってしまうのには、遠近感のようなものが関係してくるよう思うのですが、文章にしようとしてもなかなかうまくできません。
自意識過剰について、精神医学では他者不在かつ誇大自己という定義なのですね。
実感としてはちょうど逆になっているのが面白いです。
他者が誇大された自己不在の状態=他者の万能、ということが、自意識過剰を起こしているような気がします。
自己と他者とが逆になっただけで、あとはほとんど同じです。
距離感について、拡大された他者に包まれた自己が他者の内に溶けてなくなったような、境界の曖昧さを感じます。
距離感のなさや境界の曖昧さというところが、遠近感と関係しそうなのですが、それを表現できたところで学術的にほぼ無意味なのは仕方ないです。
回答ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
無自覚的な動機。
耐えられないだろう衝撃に予め備えようとしている。
調子が良い自分を他者に自慢したり見せびらかせたりしたい。
様態。
自分の目が自分の目を見ている。
自意識過剰で確かに不自然な部分がある。
無防備でいる時に突然音がすると、ひゅっともっていかれそうになることがあります。
見せびらかしたい場合はあります。けれど家の外にいる時は自己の安全な世界にこもっていようとすることが多いです。
自意識過剰なので、他者を意識しないようにこもります。
そのこもり方は、拡大した他者の感じ仮想して、自己をその中に隠しているような感じです。
他者の目(他者の見方、他者の感じ方)を借りて自己を見ていて(感じていて)、他者の身体に覆われている、という感じがします。
他者から見られていないのに、他者の見方感じ方を借りて、他者からずっと見られています。
自己が他者の見方感じ方を過剰に意識して、その他者の感じに包まれて抜け出せないという意味で、たしかに自意識過剰です。
他者に包まれている感じがします。身体がもやもや溶けています
なぜ逆に、自己の身体の中に他者の感じを縮小して収めるということにならないのか疑問です。
拡大した他者の感じの中に自己が溶けています。
回答ありがとうございます。
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