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red pepper が「赤唐辛子」か「赤ピーマン」かを調査しました。

red pepper: トウガラシ
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=red%2 …

赤ピーマン:Red bell pepper
赤唐辛子:Red chili pepper
ピーマン:Green pepper
トウガラシ:Red pepper
http://www.excite.co.jp/world/english/

結局どちらなのか判断できませんでした。上記のとおり、ピーマンとトウガラシという「別の味」の「別の植物」に、両方とも「red pepper」という文字列を付与された状態です。赤ピーマンが「red bell pepper」で、赤トウガラシが「red chili pepper」なら、red pepper は「赤ピーマンや赤唐辛子の総称」になるのでしょうか。

また、この疑問を抱いた きっかけは、書籍「はじめての TOEIC Bridge テスト」P121 に「red pepper = 赤ピーマン」と記述されていたからです。この書籍自体が間違っていると考えたほうがいいのでしょうか。

教えてください。よろしく お願い致します。

A 回答 (3件)

こんばんは。

No. 2の方に補足させてください。

> 上記のとおり、ピーマンとトウガラシという「別の味」の「別の植物」に、

植物分類学的には、ピーマンとトウガラシは別の植物じゃありません。

「サラダ野菜の植物誌」(大場秀章、新潮選書、2004年)によると、トウガラシとその近縁種からなるトウガラシ属(Capsicum属)は熱帯アメリカに約10種分布し、このなかで、食用に栽培される種として、

(1)トウガラシ (学名 Capsicum anuum)
(2) キダチトウガラシ (学名 C. frutescens)(例:タバスコ<品種の名前>)
(3)(和名なし) (学名 C. chinense)
(4)(和名なし) (学名 C. pendulum)
(5)(和名なし) (学名 C. pubescens)

が挙げられています。

そして(1)の中に含まれる多様な栽培品種が大きく5つのグループに分かれ、

(1-a)パプリカ群(例:パプリカ、伏見辛←葉唐辛子に使う)
(1-b)八房群(例:八房←キムチ用のトウガラシ)
(1-c)青果群(園芸では「ベル群」とも呼ぶ)(例:ピーマン、獅子唐)
(1-d)チェリー群(例:榎の実←観賞用)
(1-e)コーン群(例:鷹の爪)

といった説明がされています。

また、本書では、「ピーマンは和製英語で、おそらくフランス語でトウガラシをいうpimentから来たものだろう。(中略)ピーマンの形をしているからといって、すべてが辛くないというのは大間違いだ。日本のピーマンのように、果実が大きく辛みのほとんどない甘味系統の栽培品種は、アメリカで改良されたものである。日本に移入されたのは明治時代だが、普及したのは第二次大戦後である。/ピーマンは青果群の栽培品種の総称で、果実が小さくて細長く、先端部分が凹んでいるものは「獅子唐」と呼ばれている。かなり辛みの強いものもあることなどから、通常ピーマンとは別扱いされている。」(pp. 176~177)といった記述があります。

というわけで、トウガラシとピーマンは別の植物ではなく、複数種からなる広いトウガラシの中の1種「トウガラシ」のなかのある品種のグループがピーマンということのようです(かつピーマンの中に獅子唐が含まれる!)。そして、「別の味」という点も上記の記述「ピーマンの形をしているからといって、すべてが辛くないというのは大間違いだ」から、そうばかりでもない、ということになりそうです。

というわけで、

> red pepper は「赤ピーマンや赤唐辛子の総称」になるのでしょうか。

はその通りで、前後の文脈や状況次第でどちらの意味にもなるということが答えかと思います。またご覧になっているTOEICのテキストもそういうわけで間違いではないと言えると思います。red pepper, green pepper, chili pepper, bell pepperとか、ピーマン、獅子唐、トウガラシという言葉は、分類学的なグルーピングに対応して言い分けられているのじゃなくて、料理などの実用のためにわかりやすいように便利な名前がついている、ということだと思います。

下記のページにもほぼ同じことが書いてあります。このページはちゃんとした研究者の方によるページなようで信頼できそうです。これによると、(2)のキダチトウガラシに含まれる品種として沖縄などのシマトウガラシも含まれることがわかります。それと、(3)C. chinense の有名な品種にハバネーロがあるんですね。

http://www.trop.kais.kyoto-u.ac.jp/sota/aboutpep …

この回答への補足

詳しい説明をありがとうございます。

補足日時:2013/06/25 22:07
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1. 赤ピーマンが「red bell pepper」で、赤トウガラシが「red chili pepper」なら、red pepper は「赤ピーマンや赤唐辛子の総称」になるのでしょうか。



はいそうです。

2。  結局どちらなのか判断できませんでした。上記のとおり、ピーマンとトウガラシという「別の味」の「別の植物」に、両方とも「red pepper」という文字列を付与された状態です。

    おっしゃる通りです。

    pepper は、下記のように辛みをつける粉、と言う意味と辛くない色とりどりのピーマン(米語では bell pepper) の二つの意味があります。
http://www.ldoceonline.com/dictionary/pepper_1

   ですからピーマンも唐辛子も、赤ければ red pepper です。分けたければ前者は red bell pepper (アメリカ英語の場合)、後者は red chili pepper または red hot pepper と言います。

3。  また、この疑問を抱いた きっかけは、書籍「はじめての TOEIC Bridge テスト」P121 に「red pepper = 赤ピーマン」と記述されていたからです。この書籍自体が間違っていると考えたほうがいいのでしょうか

    いえ、間違ってはいないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よくわかりました。また、その英英辞典をブックマークに入れておきます。

お礼日時:2013/06/24 19:38

その定義は曖昧模糊としています。



http://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp& …

この回答への補足

Google の画像検索は私も実行しました。その上で判断がつかなかったため質問しました。それにしても奇妙な画像検索結果です。

補足日時:2013/06/23 20:34
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