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仏教における経は、サンスクリット語から中国語に音写され日本に入ってきたようですが、仏教自体が当時、貴族上でのものであったようで、それで一般民衆に理解されるような日本語翻訳はされず今日まで来たと聞きます。その話を知り合いのご住職に話したところ、「中国語の音写のほうがありがたく聞き取れ、ありがたく感じられるということもあるでしょうからね」とおっしゃってました。
しかし、私の考えでは日本語に訳したほうがお経の伝えたい事が理解でき、そうして仏教に関心が広がるのではないのかなーとも思います。その証拠に般若心経の解説本が心の整理整頓、癒し系書籍で出版されていたりもしています。
ただ別な見方からすれば、中国語音写を解読して少し苦労するほうが、確かにありがたく感じられる
とういことも言えますが、他国にくらべ、日本の仏教は行事的な意味合いの時にのみ活動する傾向が見られます。一日一日、ご自分とご自分の宗派との密接な関係を認識してもいいのかなとも思いますが…。
仏教に関心のある方から見れば、その辺はどうお考えになりますか?

A 回答 (6件)

やまとことばのお経は聞き取りにくい部分もありますが、内容はわかりやすいです。


ただ私はお経の内容を理解することとお経を唱えることがイコールになる必要はないかもしれない
と考えてもいます。
言葉そのものにちからがこもっていると思うなら別に何語であってもいいんじゃないか、と。
ばちあたりかもしれませんが、大切なのは「気持ち」とリズムのほうだと思っています。
わけがわからないならまずカタチから整えてみる、みたいなものかもしれません。

お経の解釈を探っていくと、え~っ?みたいな訳文に出くわしますが、
素人にはそれが正解なのか間違いなのかもわかりません。
仏教の公開講座なんかだと受講生すらめいめいが自説を展開なさっていてそれは壮観で、
私は黙って聞いてるだけです(笑)
自分がお経を上げていただく羽目になるまでに少しでも理解を深められたら
いいなぁ、とぼんやり考えています。
それと、他派を批判して自派を持ち上げるようなのはどうにも好きになれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。正論ですね。確かに最もです。そもそも、お釈迦さんの解釈が信仰する人間の数だけ変化していったといえば言いすぎでしょうが、和訳を知ったからといってそれがオリジナルでないのなら、それはその人の救われたいという気持ちの中で感じ取ればいいのかもしれませんね。

お礼日時:2013/07/26 16:58

日本や中国の大乗仏教で使っている経典は編纂経典が主で


枝葉末節だから、日本語訳で仏教の勉強をしたいのなら
阿含経の和訳からはじめないとカルトに洗脳されちゃうよ。

浄土三部経とか法華経とか加筆編集されまくりなので
口の悪い学者等は偽経って言ってるぐらいです。
(神仏に唱えるのは功徳になりますが一般人が和訳を
研究してもあまり仏教の理解の助けには成らないと思う・・・。)

まあわし自身は門徒だけど浄土真宗教団の教義解釈には無理がありすぎると
思ってますよ。「死んだら門徒は全員極楽往生」(西も東も)とかありえないし~。

自力の修行で身見・疑・戒禁取見(かいごんしゅけん)の三つの煩悩を絶つか
如来に対する「信」が無けりゃ極楽往生の条件である預流(聖者の階梯)にはなれません。
門徒でも如来に対する「信」が無い人は極楽往生は約束されてませんからね。
真宗教団の教えは適当すぎますわ。
(昔々だけどお寺ネットの掲示板でわしと真宗坊主とで論議したことがあるけど
真宗坊主の自説は真言宗の坊さんにやんわりと間違い指摘されてたw)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。浄土真宗系はかなり何かと簡略化されていると聞いたことがあります。私にはそれが良いのか悪いのかはわかりませんが。和訳自体そのようなものなら、やはり原文のままのほうが良いという事ですかね。

お礼日時:2013/07/26 16:53

お経はリズム、抑揚、動きがあるからね。



これを崩さずに・・・は難しいんじゃないかな?

でも一部のお経を日本語的にしてお経をあげてるのは聞いた事があります。
漢語、日本語?と聞いて希望の方で。
でもいまいち意味は不明。

その中にあった 西方浄土阿弥陀仏 だけでも、何故浄土が西方なのか、浄土とは何か、阿弥陀仏がどう関与してるのか、そもそも阿弥陀仏とは何なのか・・・難しいです、知識のない私には。


入り口としてはいいだろうけど
知識がないと呪文みたいです、どっちにしても。


本当かどうかは知りませんが、有名ないろは歌も仏教の教え、一つのお経だとも聞きました。
内容を教えてもらわないと意味不明なのは一緒ですよね。
どっちにしても勉強は山ほど必要。


日本の仏教は・・・は、歴史さらってみるといいよ。
江戸時代はどうだったかとか。

神と仏が同時にあっていい国。
仏壇と神棚が同じ家にある事。
神と仏と人の関係。

ここも見ておいた方がいいと思う。
日本人が見てきた世界を知りたいなら。

日本的な仏教と、今の日本の宗教。
この辺教えませんからねー。あちこち漁って自分なりに解釈しないと。


宗教は分ける考えなので、義務教育でさわりだけでも教えないのが大きい問題な気がします。
知らん人はなんも知らん、でも習慣で身に付いちゃってる人は毎日お仏壇に手を合わせるし、鳥居の前で一礼するしね~。
興味をそもそも持つのかどうかの問題があります。
自分ちの宗派知らない方居たりするもの(宗派は知ってても内容は全く知らない方も)


簡単な入口をつくる事も重要ですけれど、その後の勉強の山を知らせないのはフェアじゃないような気がするんですよ。
そして、お坊さんの覚える経を2倍にするのは気の毒なような気が・・・


一部を、日常であげるお経を日本語風にするのでしたら、また、漢語の方も残しておくなら。って感じかな?
全部は無理、絶対無理 と思ってしまうので。
他の方々の苦労を思えば、日常の一部をぐらいしか譲歩したくない。
意味をさかのぼる時に元の言語は必要だから残しておきたい。
有難い感じがするので有難がるってのもあるので、日本語だけにするとさらに離れる方々がいるんじゃないかという不安。(ブランドバッグがどこの100均でも売ってたらありがたくないし、欲しいかな?)
また、選ぶ事が出来る ことがなんでなのかの興味を惹くんじゃないかな、と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに表面的な理解では英会話を覚えて、外国人と会話しないのといっしょなのかもしれません。色々、気づくことができて本当の理解といえますものね。

お礼日時:2013/07/26 13:11

日本語化されたお経、ありますよ。


手元に天台宗の檀信徒用の経本があるのですが、蛇腹の折りたたみ式で一方の面にはお馴染みのお経、もう一方の面には日本語に書き下したお経が記されています。

内容は、三礼、懺悔文、三帰・三竟、開経偈、妙法蓮華経如来寿量品偈、妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈、般若心経、です。

で、この和訳版ですが、なんというか仏教用語が非常に多いのでそれなりの知識がないと読んでも意味がわからないと思います。
言葉によっては漢字ですから大体の意味は類推できますが。

宗派によって、あるいはお寺によってこういったものを取り入れるかどうかの考え方はいろいろありそうですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに仏教書籍には和訳が掲載されているものがありますが、意味のとり方はその人の感じ方にも影響しますので、言語の翻訳は微妙なニュアンスに留意しなければならないですね。

お礼日時:2013/07/26 13:08

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4043760019
読んでみてください。
目からうろこですよ。サンスクリット語から中国語への音写の経緯、般若心経の真の意味。
わかります。

癒し系としての般若心経の解説本が間違っていることにも気付かされます。
質問者様の質問の回答も得られるように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。興味深い書籍ですね。購入して読みたいと思います。

お礼日時:2013/07/26 13:04

お経を現代語訳すれば現実離れしているのが丸わかりでしょう。

日本仏教は葬式仏教(芸能)ですから何言ってるかわけが分からないのが都合がいいのでしょう。

我が家の宗派の念仏は誰がどう言った、南無阿弥陀仏と唱えよくらいの中身です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに一理ありますねー。

お礼日時:2013/07/26 13:03

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