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ビタミンCは水に溶かすと分解が始まると言われています。

しかしながら、ビタミンCのドリンクもありますし、本当のところはどうなんでしょうか?

私は、ビタミンCを水に溶かして登山用のドリンクにしようと考えています。

分解してしまったら意味がないので、教えていただければ助かります。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

只の水よりもビタミンC入りのドリンクは良品です。

ビタミンCは水に溶けますから、粉末で売られているものは溶けやすく、それを活用すると良いですね。

さて、本題。
もしも、大気中の酸素でビタミンCが酸化するから無駄だ、と云うのなら、袋入りで顆粒のビタミンCも良く見かけますが、酸素に触れないように真空パック状態で商品化しなくてはいけないですね。
そのようなものは見かけたこともありません。水の中の酸素って、大気中の酸素濃度よりも遥かに薄いですよ。

ビタミンCは化学名で”アスコルビン酸”と云います。これは還元型のビタミンCです。
例えば、身体が放射線被ばくした時は、身体に(細胞内液、細胞外液、細胞膜、タンパク質、遺伝子、等々)に電離反応が起きます。
よく耳にする活性酸素、これは酸素に起きた電離反応ですが、脂やタンパク質、遺伝子など、あらゆるところで起きる電離反応をフリーラジカル反応と云います。フリーラジカルが全身に連鎖反応的に広がると、身体は病気になります。だから、これは早いうちに消さなくてはいけません。

体内酵素でこのフリーラジカルを消去するのですが、それだけでは追いつかないほどフリーラジカルの連鎖反応が大きければ、身体は負けます。

この時に、ビタミンEやビタミンCが還元力を発揮して、フリーラジカルを消去します。この消去作用で、ビタミンEも酸化型のビタミンEに変わり、これをビタミンCが還元します。
そうするとアスコルビン酸(還元型)は→モノ・デヒドロ・アスコルビン酸(中間型のビタミンCラジカル)→デヒドロ・アスコルビン酸(酸化型ビタミンC)へと変化する。
酸化型のビタミンCはNADH(ビタミンB群の仲間でニコチン酸)の還元作用によって、再び還元型のビタミンCに戻ります。
NADHはNADと酸化・還元を繰り返し、体内では補酵素として働きます。

ビタミンCは身体に役立つビタミンですが、一緒にビタミンEやビタミンB群も摂らないと、片手落ちの栄養補給になりますね。

山登り、楽しんできてください。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/09/10 10:40

ビタミンCが分解するのは水に溶かすからではなく、酸素と出会うからです。

水に溶けたビタミンCは水に溶けている酸素と出会って分解してゆきます。この性質を利用して、お茶などの飲料に、ビタミンCが酸化防止剤として、味が変わらない程度添加されているものがあります。(飲料中の酸素をビタミンCがいわば犠牲になって酸化され、お茶などの酸化・変質を防ぎます)

>ビタミンCを水に溶かして登山用のドリンクにしようと考えています。

1日2日で飲む分には余り影響はありません。しないとは思いますが、ビタミンCの溶液を激しくシェイクはしないでください。心配なら摂取希望量の1,2割多めに溶かしておけば良いことです。
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この回答へのお礼

水中の酸素がビタミンCを分解するということですね?
なるほど、とても参考になります。
シェイクは砂糖も加えるのでシェイクはしていましたが、今後は考えるようにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/07 07:12

水に溶けますが、ビタミンCとしての機能は失われません。


野菜を水洗いしすぎるとその水に溶け込んで失われてしまうということと
分解されて効力が失われるということとが混同されてしまっているのでしょう。
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この回答へのお礼

水に溶けるのはいいとしても分解はしないのですね?
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/07 07:10

ビタミンCは水溶性なので、水に溶けてしまうだけで水に分解するとは聞いたことがないです。



ビタミンCが分解するのは加熱ですから、お湯に溶かさなければ分解しないでしょう。
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この回答へのお礼

そうなんですか?水には分解しないのですか?
参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/07 07:08

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