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ドンキホーテでダンベルコーナーを見ていたら「ランニングにも最適な重さ」と書いてありました。
公園で走っていてもダンベル持って走っている人はあまり見かけないのですが、これってどのような効果があるのですか?
走りながら腕に筋肉をつけられるということでしょうか?

A 回答 (1件)

40代。

男性。ウエイトトレーニング歴6年。

●>これってどのような効果があるのですか?
 >走りながら腕に筋肉をつけられるということでしょうか?

■短絡的に考えれば、余計な負荷(重り)を持って走るわけですから、その分の負荷に耐えられるように体は変化します。

つまり、「筋肉がつく」という事になります。

■もう少し深く考えると、手(足)の末端に重りを付けて走る事は故障を起こしやすい動作であると考えます。

体幹部より、重りが離れる事により、関節(肘、肩、膝、股関節)にかかるトルク(距離×負荷重量)が大きくなります。

このため、1kgのダンベルを持ってランニングで手を振るなど、連続した動作を長時間続けると、かなりきついものになります。

また、走りの衝撃で肘、肩関節(膝、股関節)に大きな負荷がかかります。

■関節は、圧縮される動作は日常生活で多いので耐性がありますが、伸ばされる方の耐性はあまりありません。

手(足)の末端に重りを付けて走ると、関節が伸ばされる方の力が働きます。

このため、関節が伸ばされ故障を引き起こします。

また、筋肉の伸張性収縮(エキセントリック収縮)で筋損傷が大きくなり筋肉痛がひどくなったりします。

※伸張性収縮(エキセントリック収縮)

筋肉が伸びながら力を発揮する形態。
筋線維が少しづつ損傷する事で負荷を吸収し、筋肉が伸びていく。
筋トレでは、この現象を応用し、傷ついた筋線維を超回復で肥大させる。
このため、トレーニングでは重りを下ろす事が大切になる。(ネガティブラップ重視)
山道の下り坂で、前もも(大腿4頭筋)が筋肉痛(遅発性筋肉痛)になる動作。

あまりお勧めはしませんが、ダンベルを持ってランニングする場合は、上記の事を注意します。
トレーニング開始時は、「距離を短くする」「負荷を軽くする」など徐々に行う事が良いのではないかと思います。

●お勧めは、ウエイトベルト(ウエイトベスト)です。

腰に重りを付けるため、バランスが取りやすいです。
関節がウエイト(重り)によって伸ばされる事がないので、故障が少なくなります。

腕のトレーニングは、個別に分けてトレーニングをします。

●資料

以前回答した物です。

<質問:効果的なウォーキング>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2300414

<質問:ウォーキングをするに当たっての質問>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2245168
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