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何度か経験しているのですが、着陸前の低空飛行中に気流が激しく、かなり揺れる
ことがありますが、滑走路に入って着陸寸前になるとなぜか機体は全く揺れなくなり、
そのままスムーズに着陸していきます。

これはなぜですか?

A 回答 (5件)

ひょっとしてですが。


地面効果というものがあるらしい、地表数メートルまで。
機体の周囲を流れる気流が地表にあたって跳ね返り、同じ状態で上空を飛んでいる時より揚力が大きくなる現象。
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「ハッピーフライト」という映画をご覧になると分かりやすいかも知れません。



まず大前提として、横風がひどいときやダウンバーストという上から下へ向かって風が吹くようなときは、飛行機は着陸しません。
後数十メーターで地上というときに、グラッと傾いたりストンと落ちたりすれば大事故になってしまうからです。

気流というのは地上から少しずつ変化し、数十メーターごとに違う方向への風が吹いているのが普通なのですが、少なくとも滑走路から数十メーター(一応ミニマムでゴーアラウンドできる200フィート約60m)から地表の風は安定していないと着陸許可がでません。これは管制塔でつねに監視し、着陸する飛行機1機づつ、確認しながらおろしています。

また横風が強いときは、このミニマム高度あたりで横風に対して機首を向ける操作をします。先ほどの映画かyoutubeで「横風着陸」という動画を見てみると、飛行機が滑走路に垂直ではなく、風の方向に機首を向けて、斜めに降りてくる様子が見れるとおもいます。

これを「クラブ(蟹歩き)」と呼ぶのですが、これを行うと横風に煽られることがなくなり、今まで揺れていたのがウソのように収まるのです。

もし、滑走路に接地する直前でグラッと揺れたら、翼端が地面について大惨事ですよ。そういう場合は、機内でも大きなゆれを感じるでしょうし、ゴーアラウンドするかもしれません。

ということで、着陸寸前のゆれが収まるのはクラブ操作が大きい要素で、地表の風も渦を巻いていない状態であるから(たとえ風速が強くても方向が一定で安定している)、ということです。
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出来るだけ、空港からの最新情報を得て、そういうタイミングを選んでいるからです。



横風が強いと接地した時にズドーン!と衝撃が走ることもありますよ。
客室内は悲鳴が響きます。

実は接地寸前が非常に不安定なのです。
着陸とは、地面すれすれで「失速」させる操作なので、船と同様、低速では舵が効かなくなります。ラダーを踏んでも向きが変わりにくくなります。
ここに横風が急に吹くと非常に危険です。
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雲が一定の高さ以上のところにできるのと同じようなものでは。


視界が晴れたら、揺れなくなるものです。
でも、下に高速道路があったりすると、ぐらっと来るときがありますし、
横風が強烈なときの着地ってガーンと横に振られませんか?
下から見ていても、すごい動きをしています。
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ある程度の高度で気流が乱れても、地表近くでは空気の流れも安定しています。


滑走路自体も、空気の流れが乱されることがないように平らな所に配置されています。
もちろん風の乱れが強いときや強い横風などでは安定させることができないので、初めから着陸を中止します。
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