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太平洋戦争中、アメリカ軍が、ナバホ族の言語を暗号として使っていたそうですが、日本軍もアイヌの言語を暗号使っていたら、アメリカ軍に解読されなかったのでしょうか?

A 回答 (5件)

ナバホ族の起用はアメリカの機械式暗号が解読されてしまった事による苦肉の策ですが、ヨーロッパでは研究者がいた為、対日本だけに使用されました。



英文を暗号化してナバホ語で通信するという内容らしいです。

アイヌ語はアイヌと日本人との同化が進み人口も少なくなり、且つ素朴な言語で単語が少なく実用は無理だったでしょう。

明治35年の陳述書の中で『日露戦争時には、63人のアイヌが出征しました』と言うほどに少ないです。
出展 http://www.jacar.go.jp/seikatsu-bunka/p05.html

薩摩弁は研究者も存在せず効果は高かったのですが、アメリカには薩摩からの移民もいたので最終的には解読されてしまいます。

日本は暗号技術に関しては甘いですね。

ナチスのエニグマは当時解読不可能と言われていましたが、アメリカは資本の投入で大型の解読器、チューリングボンベを開発しました。
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この回答へのお礼

大変興味深い話をありがとうございます。

お礼日時:2014/01/06 20:38

外務省の暗号は解読されていたけれど海軍の暗号は


解読されていなかったとききました。

アイヌ語でなくとも解読できない暗号は可能では?
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この回答へのお礼

アイヌ語でなくとも可能でしょうか?

お礼日時:2014/01/06 22:03

お互いの通信機の担当者が鹿児島出身者だったので、とっさに薩摩弁でやりとりしたら米軍側はサッパリ意味が分からなかったというエピソードはありますね。


ただ、そういうのはあくまで「とっさ」の緊急時です。いくら相手に分からないようにといっても、味方同士でも分かる人じゃないと分からないのでは困りますからね。

ちなみに聞くところによると、アイヌ語というのはかなり単純な言葉で、単語があまりないそうです。例えば、「国」という言葉がありません。アイヌ民族には国がないものね。長を現す言葉は「族長」くらいしかないそうです。
江戸時代にロシアの船が松前藩の役人と今の網走だか根室だかの辺りで出会って会談したことがあったそうです。ロシア側は「日本政府と交渉したい」と申し出て、松前藩側は「自分たちは地方領主なのでこちらでは回答できない。幕府の窓口は長崎なのでそちらに行ってほしい」と返したわけですが、当然ロシア側は日本語が分からないし、日本側はロシア語が分からない。だからアイヌ語を介して通訳したわけですが、やはりでっかいどう北海道。道東のアイヌ語と道南のアイヌ語はちょっと違う。だからアイヌ語の間にも通訳が入る伝言ゲームになったそうです。
が、「俺たち、マツマエという大きい村にいる。でももっともっと遠いエドというもっともっと大きい村にいる族長の族長に聞かなければならない」みたいな会話しかできないため、意思の疎通にはかなり苦労があったそうですよ。「日本政府と交渉したい」「窓口は、長崎です。そこに担当の役人がいます」というやりとりが三日がかりだったとか。

いつだったか、教育テレビだったか池上さんの番組だったかで聞いたのですが、外国では大学の授業を現地の言葉ではなく英語で行っている国もしばしばあるんですね。ところが、それは別に気取っていたり国際的人材育成のためとかではなくて、その国の現地の言葉は語彙が少なくて学術的な話が現地語ではできなかったりするケースが多いのだそうですよ。
その点、日本語は翻訳が可能なだけの語彙をもった言語だったといえるでしょうね。

「側面に迂回し、火力支援を行え」なんてのは、ナバホ語でもアイヌ語でも伝えられなかったと思いますよ。「火力」に相当する言葉がないでしょうからね。
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この回答へのお礼

伝えられないこともあるんですね。

お礼日時:2014/01/06 20:05

アメリカにとっては日本語もアイヌ語も大差ありません。

早晩解読されるでしょう。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/06 20:04

鹿児島弁を暗号にしてました

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この回答へのお礼

薩摩の言葉ですね。

お礼日時:2014/01/06 19:31

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