プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。
全く異なる職種の彼(30才、私29)とお付き合いして半年ほどになります。私自身も専門職で、同業者としかお付き合いしたことがないため、彼の仕事に関して無知な所があります。。干渉はしないようにしていますが、彼のことをもっと知りたいので質問させていただきます。
⚫︎プロジェクトリーダーの仕事とはやはりプロジェクトの開始時期には忙しいものですか?
⚫︎キックオフがある、という話を彼から聞いたのですが、それはプロジェクトの開始を意味するものなのでしょうか?
⚫︎彼の仕事を見ていると、パソコンがあればミーティング以外は仕事場にいる必要がない雰囲気を感じるのですが、多忙期はやはり泊まり込みなどあるものでしょうか?

長文失礼しました。
同じ職種の方、よろしければご回答お願いします。

A 回答 (3件)

>プロジェクトリーダーの仕事とはやはりプロジェクトの開始時期には忙しいものですか?


一般的には開始時期にのんびりしていることが多いが、
要員を集め切れておらず、人がいないので、逆に最も忙しいこともある。

>キックオフがある、という話を彼から聞いたのですが、
>それはプロジェクトの開始を意味するものなのでしょうか?
キックオフ=プロジェクト開始
と思ってもらってもいいですが、プロジェクトを開始するための作業というのが、
それ以前から行われています。
費用見積もり、要員手配・・・。
キックオフは、プロジェクト参加者が集まって、こういうことをしますという意識すり合わせの場と
思ってもらったらいいです。
(その後、プロジェクトメンバー間の親睦を深めるため宴会やったりすることもあります。)
(まあ、プロジェクト途中で参加するメンバーもいるので「プロジェクト参加者全員」ということでも
 ないですが。)

>彼の仕事を見ていると、パソコンがあればミーティング以外は仕事場にいる必要がない雰囲気を
>感じるのですが、多忙期はやはり泊まり込みなどあるものでしょうか?
特にプロジェクト終盤は、泊り込みが多々あってもおかしくないです。
プロジェクトリーダーは、作業しないわけではないので。
仕事場以外のところから、ネットワーク経由でデータベースを参照できるとは限りません。
というか、セキュリティ上あまり参照させたくないです。
ということで、プロジェクト後半は、仕事場にいないとだめです。
プロジェクト前半は、設計等が多いはずなので、「ミーティング以外は仕事場にいる必要がない雰囲気」
ってあるかもしれません。
でも、そのミーティングと議事録作成・確認って多いんですよね。
あるいは、プロジェクトメンバーが作ったものを確認する作業とか。
(離れたところでやり取りすると微妙なニュアンスが伝わらなかったり、
 認識間違いがなかなか解けなかったり)

## とりあえず、聞かれた点だけ。
## 仕事の実態を説明するのは大変だし、
## プロジェクトものはケースバイケースで、
## どのプロジェクトでも同じものはないといっても過言ではないので。
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一口にプロジェクトリーダーと言っても、それぞれの職場で定義が違うところもあるのと、プロジェクトの規模や内容で実際の仕事も変わってくるのでなんとも言えない部分もあるのですが。



プロジェクトマネージャやリーダーの最も重要な仕事は、計画に影響をあたえる要因を出来る限り早く察知し、影響を限りなく少なくすること、そして最終的な品質・納期に影響を与えないように計画を変更することです。なので、計画通り進むプロジェクトなら、とっても楽な仕事なんですが、そんなことは現実にはほとんどあり得なくて。

□一般的にはプロジェクトの開始時期はもっとも忙しくない時期だと思います。プロジェクトマネージャだと、いろいろやることがありますが、一般的にはプロジェクトマネージャが主導して決めた枠組みの中で仕事を進めるのがプロジェクトリーダーなので。
そしてITのプロジェクトは最初の計画通り進むことは少ないので、計画を変更しながら品質を保ちつつ納期に間に合わせるために後半が忙しくなるのが普通(言い過ぎかも)です。

□キックオフもその職場毎に意味が違うかもしれないですね。私の職場ではキックオフというと、キックオフミーティングの短縮語の意味で使うことがほとんどです。プロジェクト開始の最初の会議で、顔合わせ、プロジェクトの目的や概要などの確認を行います。飲み会を兼ねてなんてこともありました。

□泊まり込みがあるかどうかも、プロジェクトによりますね。多忙期に泊まり込みで作業を進めるプロジェクトも普通にあります。ただ、そんな状況にならないようにするのがプロジェクトマネージャやプロジェクトリーダーの仕事なんですが。
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雰囲気が伝わるほうが良いですね。



少し長いですが、予備知識として読んでください。

システム開発などをする企業は、
プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーなどの用語を使って、開発体制を定義します。

少し前は課長クラスがやってました。PMですと部長クラスですね。
また、企業によってはこれらの定義が違うようです。

ここではプロジェクトマネージャーをプロジェクトリーダーの上司として仮に話を進めます。

いずれにしろ、あるミッションを持ったチームの責任者として配置されたと言うことです。

プロジェクトマネージャーをやると、開発受注をしたお金(売り上げ)と、開発費用(コスト)を
バランスさせて、最初の計画通りの利益を出さないといけません。

例えば、10人で1年開発するチームがあったとします。
この場合、大手企業の正社員ですと一人当たり、800万円ほどの費用を見積もらないといけません。
10人いるだけで8000万円です。もろもろ入れて考えると1億円/年は覚悟しないといけません。

ですので開発の途中で、誰かがやめたとか、病気になったとか、こうしたアクシデントがあると
大変なことになります。

複数のプロジェクトリーダーや、もっと大きい開発は複数のプロジェクトマネージャーがいます。

しかし、商品として出荷する製品は、これら全ての開発が完璧に終わらないといけません。

一箇所壊れていると、全体が欠陥品として扱われます。

だいたいは出荷時期に判明するので、これで開発が延びたりすると、その分赤字になります。

100人の体制ですと、一日あたり200万円くらい流出します。

もし一ヶ月ほど問題が解決しなかった場合は、これだけで6千万円です。

PM(プロジェクトマネージャー)の上司であるGMは、部下であるPMの能力をあてにして

何とか乗り切るしかありません。

また、PMも部下であるPL(プロジェクトリーダー)を頼りにするしかありません。

やってみるとわかりますが、時間や日数の無駄は、流血に近いくらいストレスが溜まります。

ところが、職場と言うのは、働きに来ている人はただの生活の一部。

時間内をつつがなく乗り切れれば問題ないと思っている人が多いでしょう。

そのため、職場の雰囲気がよくないので辞めたいとか、誰かと喧嘩をして辞めたいとか、

さきほど言っていたアクシデントに発展することが良くあるのです。

PMやPLもサラリーマンですから、仕方ない事故ならば、対策できなかったとして諦めます。

ですが、そこにいて人付き合いをしているのに、気付かないで見過ごしたと成れば悔しい限りです。

なぜならば、一声かけたり、仕事の量を減らしたり、分担を変えたりするだけで、

アクシデントに発展するのを防げたからです。

これらの気遣いは、現金を使用せず、無料ですむはずですよね。

こうして注意して人を観察しているだけで、金額で数千万円変わることがあるのですよ。

と言うか、実際問題、経験則でいいますと、PLがいて現場で指導をしていないと、

ほぼ確実にアクシデントを迎えます。

そして、

現場の指揮官の実力の平均ですが、かなり高いです。

通常の人がパニックを起すような事故に対しても一瞬で解決します。

漫画に出てくるような能力を持っている人が多数いて、これを職業上当たり前とされています。

さてこうした能力を誰もが元から持っているわけではありません。

やはり仕事と言うのはやり方を誰かに教えてもらって上達するものです。

結果として、スーパーマンと同じ力を出せればよい。

そこで、大概において進捗管理と言うのを行います。

PLは、予定に対しての遅れや、アクシデントの兆候、これらへの対策の効果などを測定し、

PMが主催するミーティングで発表します。

この発表の能力も相当高くないといけません。

PL以上が集まりますから、下手な報告をすると、一生の恥をかきます。

そこでパソコンを使って、必死にデータを集計して、これらの考察を考えて資料を作ります。

アクシデントがあれば、定例以外に緊急会議がありますし、経営者やクライアントに説明をします。

これら全てに対して資料が必要であり、さらにもっと重要なのは、どこまで話すかどう説明するか、

そして、いつ対象となる方のスケジュールを抑えるかなどです。

ここでは何を訴えれば、状況が伝わり、相手が納得するかを読みきらないといけません。

と言う事で、彼氏さんはPCを操作して、こういう事に取り組んでいます。

勿論、現場で働く一人一人の知識や経験を上回り、さらに彼らが子供に見えるくらいに人間として

大人でなければいけません。そうしないと、情報が集まらないのです。

現場に嫌われて情報が集まらないので、想像で話してしまうこともあるでしょう。

しかし、

これは更に上位のPMや同僚のPLにばれてしまいますから、大変恥ずかしいことです。

そこで、泥臭くとも、現場にはりついて状況を見て、経験豊富な上司に簡潔に伝える方法を考える。

常に頭が回転していて、緊張している状態が続きます。

だからこそ、そこで働く人は幻想の平和の中で退屈な日常を得られるのです。

一日で大変消耗しますが、これすらエリートならば短時間で回復する方法を編み出してないといけません。

肉体的、精神的にも常人の枠を超えている人じゃなければ、相手にしない。

上司や同僚はそういう人だけで構成されています。

彼らは既に一般で言う人のステージを越えていますが(官僚などもそう)、だからこそ気をつけている

法則があります。

それは、

「自分は大丈夫だが、他の人は多分駄目だろう」

そして、

「この人達が原因で多分事故が起きるだろう」

と鉄板で考えております。

また、

「他の人達が私たちと違うところは(劣っている良くないところ)は、
 自分で自分を追い込めないことだ」

と思っています。

キックオフとは、開始の合図を送る。

そうした儀式を作ることで、ダラケテしまう普通の人に気合を入れ、

未来に起こる事故が減らす。と言うノウハウです。

体制側の人は、さきほどの他者に対する感覚から、大変重要視しています。

また、これが無いと、始まった感じがしませんので、必ず気が緩んで事故が起きます。

そして、

「これから一心同体、何があっても逃げるんじゃないぞ」

と血判状に署名する儀式でもあります。

実際は、計画について説明し、意気込みを話し、質問すると言うミーティングです。

もっと大きいイベントですと、芸能人のライブに近いくらいのステージを用意します。

そこで経営者からのメッセージを現場の人に送り、気持ちを一つにします。

大企業であればあるほど、重要な儀式と思ってください。

キックオフと言う事場はそうした儀式一般を指し、

そのチームの責任者は、開催する義務(に近い)があり、そのチームに相応しい規模と雰囲気を

考えて、これから参画する人が”空気”を読み取れるように、イベントをデザインします。

PLとしては、PMが企画するキックオフにお客さんとして参加します。

PLも自分のチームのために別のキックオフを企画します。

私が知っている開発で大きなものは数千億円の規模でした。

人も死んだそうです。

しかしこうした事態は、規模が小さくても、おこり得ると思います。

なので、PLは働く人の命を守っています。

わたしも、若い時に部下の一人をウツ病にさせてしまいました。

ストレスに耐え切れなかったのを判っていたのですが、人がいなかった。

また、自分もつぶれたことがあります。未だに不調が続いています。

システム開発は、メンタル面での危険性が大変高いものです。

わたしは被爆すると表現したことがあり、これが同じ世界の人には大変わかりやかったらしく、

(つまりこうした表現も編み出さないと、状況が伝わらないわけです)

現場の状況が伝わったことがあります。

開発規模が1千万円を超える程度でも、エリートクラスの人のメンタルが潰れます。

ストレス耐性が弱い人は、関わらないほうが幸せな業界だと私は思います。



ご質問の話ですが、開始時期はPMのためと、自分のためで忙しく、

アクシデントがなければ、楽に成ります。

しかし、緊張して現場を観察していないと、万一の時に自分がパニックを起してしまい、

二度と社会復帰できないくらい衝撃を受けるはずです。

それが嫌なので、現場にはりつくでしょう。

これは大変消耗します。

また、アクシデントで泊り込むことは良くあります。

ただし、これを予測して、軽い一手で防ぐ人もいるわけです。

こうした神業を人知れず使っている人の現場は、無風ですね。

泊り込みもありません。

「何をしているかわからないけど、なぜか上手く行く」

そうした力を持っていないと、泥臭いやり方で対応する事になり、

最後は消耗して脱落すると言う感じです。

彼氏さんが優秀かどうかは、メンタル不調で脱落するか、そうならないかです。

家庭が原因で、余計なストレスをうけていると、早期に脱落します。

PMを職業としてやれている方は、家族が円満で、奥さんが優秀ですよ。

あなたも、彼氏の仕事を理解したいと言っています。

そうした女性ってどの位いるんでしょう?

つまりそうした女性を選ぶからこそ、トラブルが少ない。

だからこそ消耗しない。

これが、PLやPMになる人の力。普通の人と違うところです。

以上ご参考になれば。
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