名誉毀損と侮辱罪とプライバシーの侵害

先日、友だち（Kとおく）がTwitterにて、名前・学校名・クラス・学年・LINEの会話のスクショ、を晒されてしまいました。
さらに上記に加えて、Kのことを「体目的だから気をつけろ」、みたいなことを書いてたみたいなんです。
でもその子は全くそんな人ではありません。

話を聞くと。。。
前にLINEがバグったみたいなんです。
それをネットの友だち（Yとおく）に直してもらうためにIDとパスワードを教えたそうです。
そしたらそれを悪用してYはLINEの女友だち（Mとおく）にLINE送ったみたいです。
内容は、体の付き合いをしませんか？みたいな感じだったそうで。
ここでYに言えばよかったんですが、逃げられたみたいで。。。
それで、そのLINEの内容をみたMの彼氏が怒って、直接やっていないKのことを上に書いたようにTwitterでMのアカウントで晒したんです。

ここではMの彼氏がやったとはわかってませんでした。
そこでKはMの彼氏のことを疑って、友だちに聞いて回ったそうなんです。
その結果、その彼氏が一番疑わしいってことがわかったんです。
そこでKはその彼氏に説明したんですけど、信じてもらえず。。。
でも説明して少ししたらその問題の内容が消されてたんです。
おかしくないですか？

この件、市内でかなり回ってるみたいで。。。
このままではKがかわいそうです。



この場合、題名の罪になりませんか？
なる場合、慰謝料を請求できますか？

この後、どーしたらいいですか？

No.2 回答者： kapekun 回答日時： 2014/04/21 17:23

1　法律論とすれば、名誉棄損罪が成立し、慰謝料を請求できます。

　(1)　仮に事実であっても、社会的評価を害する内容を公表すれば、名誉棄損罪が成立します。
　　・　名誉棄損罪はMさんの彼氏に成立します。「勘違いした」というのは、罪を否定する理由になりません。
　　・　なお、１４歳未満であれば刑法の罪は成立しません。
　(2)　M君が受けた精神的苦痛について、損害の賠償を求めることができます。
　　・　損害賠償は、Y君とMさん彼氏に請求できます。
　(3)　名誉の回復措置も請求できます。
　　・　Mさん彼氏に対しては、「K君についての記載は誤りだった」をツイッターに再掲示するなどです。
　　・　Y君に対ししても、Mさんへの訂正を求めることができます。

2　しかし、K君が本当に求めることは何ですか?
　(1)　K君は、Mさん彼氏に刑事罰を与えたり、Y君やMさん彼氏からお金を取ることを望んでいるでしょうか。
　　・　刑事事件として立件しても、さほどの罰が加えられるとは思いません。
　　・　賠償金も、精神的慰謝料は一般にはさほどの額になりません。
　　・　名誉の回復措置も、実際の効果には疑問があります。
　(2)　あなた方友人が信じてあげるのが何よりです。
　　・　K君には気の毒でしたが、「信じてほしい人に信じてもらえる」彼にとってはそれが何より。まずはあなたが「信じてるよ」穏やかな態度で彼の平穏な心を取り戻してください。

3　問題の本質
　(1)　まず、ネットの危険性に対する心構えが足りないということです。事実があなたの言う通りとすれば――。
　　・　Y君は、ネットの匿名性(書き込んだ人が誰だか分からない特質)を利用し、K君になりすましています。
　　・　Mさんとその彼は、匿名性があることに不注意で、「K君が犯人」と思い込んでしまいました。
　　・　しかもMさん彼氏は、自分もMさんのアカウントを使っています。
　　・　信用したのが悪いとは言わないものの、K君においてもIDとパスワードを教える危険に対しうかつだったかもしれません。
　　・　M君彼氏は、ネット上の伝搬性(情報が無制限に伝わる特質)に不用心だったのか、あえてそれを利用したのか、「一度流れたら取り返しがつかない危険性」に鈍感でした。
　(2)　しかしあなたも。
　　・　質問の記載は、「確かではないが、その人と思う」推測が積み重なっています。一つひとつの過程を確かめずに結論を導いてしまうことがいかに危険か、まず気が付いてください。もしどこかで間違っていれば、「Kが犯人だ」勘違いしたMさんやその彼氏と同じになってしまいます。
　　・　もうひとつ。質問の記載は、読む人が読めば、「K・Y・M・Mの彼氏それぞれが誰か」特定できる内容です。もし特定されれば、今度は「Kの件は、YがIDとパスワードを盗み、なりすましのメッセージを送ったらしい」「Kの悪口を書いたのはMさん彼氏だ」が市内でかなり出回る危険を生じます。この場合、今度はあなたに名誉棄損や損害賠償の問題が生じ得ると。もし推測が間違っていたら、Y君とMさん彼氏の名誉は、K君同様に取り返しのつかないものになってしまいます。

4　これから先の人生には、限られた友人以外の様々な人とのかかわりがあります。それがまるでラインのように無限に広がったのが人間の社会です。今回の件は残念な事件でしたが、これを教訓に、あなたも社会における一人ひとりの在り方、社会全体の正義といったものを考えながら歩んでください。
　・　残念な事件とはいえ、あなたのまっすぐな気持ちは人とのかかわりにおいて根本をなす最も大切なものです。K君に等しく、私も嬉しく思います。それでOKと。K君によろしく。

　
　

No.1 回答者： n_kamyi 回答日時： 2014/04/21 07:19

あなた未成年でしょ？

未成年は法律行為はできないので、親に相談ください。