性風俗の西洋の倫理って高い低い？

昔の理想が自由恋愛で理想的に西洋的なものがいいとされましたと思います。

現在、性の西洋化していると思いますが、未婚や離婚や性をめぐる犯罪などいろいろ乱れていると言えばそのようにも思えます。

佐久間象山の「東洋の道徳、西洋の芸術（技術）」ではないですが、はたして性倫理で西洋って高い地域なんでしょうか。はたしてそれが進んでいると言えるのでしょうか。

確かに東洋の男尊女卑の地域は疑問がありますが、現在の乱れた自由恋愛って快楽的だと思いますが倫理的にはどうなのでしょうか。

No.6 ベストアンサー 回答者： simonmagus 回答日時： 2014/04/26 15:45

あなたは大きな西洋と東洋の性倫理に対して大きな誤解を

されています。　
おそらく日本のマスメディアに氾濫する米西海岸的フリーセックス
観と北欧フリーセックス観の奨励＝フェミニズム賛美、対して日本
（アジア）の家族制度＝封建的、因習的で卑下という間違った
常識を刷り込まれたものだと思われます。

2011年にアメリカの調査機関ギャラップの調査では、92パーセント
のアメリカ人が神を信じていると回答したほどキリスト教国である
米国の一面だけで判断してはいけません。

キリスト教ではセックスを罪としてとらえる見方が強く禁欲を重視する
のが一般的で、東部エスタブリッシュメント（エリート層）は結婚前の
性交渉を認めません。
共和党の支持母体になっている保守的なキリスト教徒、福音派や
原理主義と呼ばれる人たちも、妊娠中絶手術を施す医師を絞首刑
にせよと言うほど過激な集団です。

1999年にデビューしたシンガーソングライターのジェシカ・シンプソン
が「結婚するまで純潔を守る」発言で話題になり、その後を追うように
「純潔宣言」して、アメリカ国内で空前の純潔運動がありました。
大半のアメリカ人は、セックスに対して保守的ですが、その抑圧が
あるが故に猟奇連続殺人など恐ろしい性犯罪を生みだすとも言われ
ています。
アメリカのほうがセックスに対して解放的というイメージが日本人の
なかにあるかもしれないが、それは、キリスト教の信仰が弱く人種の
雑多な西海岸や一時のヒッピー文化の影響に過ぎない。

>現在、性の西洋化していると思いますが、未婚や離婚や性をめぐる
>犯罪などいろいろ乱れていると言えばそのようにも思えます。

では犯罪は増加したとお考えですか？　乱れているとはいつと比べて
など比較対象の時期がおありです。マスコミの印象操作に騙されては
いけません。　確かに昨今ストーカー殺人や通り魔、JKおルフレなど
ニュースを見ていますと、そのように思うかも知れませんが、終戦直後
の混乱期を最大に凶悪犯罪は戦後一貫して減少傾向であり、近年に
犯罪により微増したものも、ありますがそれでも他国に比べれば圧倒的
に少ないのです、

ニュースとなるのは滅多に無い出来事だからニュース性があるのです。
交通事故や火事、自殺などよほど多数の犠牲者でもない限り、ニュース
にさえなりません。

日本は元々性に対してはおおらかな考えの地域なんです。
日本の仏教は「在家仏教」の傾向が強く、世俗の社会に生活するなかで
仏道を実践することを評価するため僧侶が妻帯者でも問題はなく、神道でも
、性に対する戒めはない。
神主が祭を行う際には精進潔斎が求められるが、神主も基本的に俗人で
あり、普段の生活では禁欲を求められない。

江戸の町民文化では陰間（ゲイの娼婦）もあり、村では夜這いなどの風習も
あったのですが、明治維新そして戦後民主主義により壊滅しちゃいましたね。

明治から戦前までの近代化を推し進めた時期だけ西洋から野蛮と言われる
ような文化を次々と削ぎ落とした時代です。
そして一般家庭にまで武家式の道徳観念や貞操観念を押し付け普及しました。
戦後は民主主義による個人の権利の拡大が道徳教育を端へ押しやりました。

>確かに東洋の男尊女卑の地域は疑問がありますが、現在の乱れた自由恋愛
>って快楽的だと思いますが倫理的にはどうなのでしょうか。

自由恋愛主義（じゆうれんあいしゅぎ）またはフリー・ラブは結婚を社会的・経済
的束縛とみなし、拒否する社会運動である。
自由恋愛運動の当初の目的は、結婚や避妊、姦通といった性に関する問題へ
の国家の介入を排除することであった。

自由恋愛主義者は、これらの問題は当事者の私的な問題であると主張した。
主にアナキズムから派生したもので、恋愛に関する国家や教会からの自由を求める
リバタリアニズムを反映している。
成人のフリー・ユニオンは第三者から尊重されるべき正当な関係である。
ヴィクトリア朝の自由恋愛運動では、当時としては過激な思想であったが、
男女には性的快楽を得る権利が同等にあるという主張も見られた。

国家や権威を望まない社会主義的なアナキズムと、市場原理主義のリバタリ
アニズムが融合って何だか最悪の組み合わせのような気が…。

マスコミが喜ぶだわ。倫理は時代や社会背景により影響を受けるもの。

戦後の個人の権利の拡大は見合い結婚よりも恋愛結婚の絶対的肯定を生み
、それは経済格差とともに恋愛格差を生みだします。
思春期になると恋愛相手がいないということが負担や不安を生み、焦りから
つまらぬ相手との性愛を高尚なものと錯覚させるこもあります。

そして女性の権利拡大がますます自由恋愛主義を推し進めた究極の
状態が現代の日本と言えるでしょう。
しかし、それで男性も女性も昔に比べて幸せそうに見えないのは何故でしょう。

マスコミの情報を鵜呑みにせず、流行に疑問を感じて立ち止まる勇気を
持ちたいものです。

No.7 回答者： japaneseenglish 回答日時： 2014/04/27 08:40

なにか少し勘違いされていると思います。

日本人が受ける西洋文化は、すべてがマスコミや、日本人が書いた書籍などに影響されたものです。

現実は、百聞は一見に如かず、自分で体験しないと本当のことはわかりません。

たとえば、わたしの妻は、西洋人ですが、日本にきて驚いたのが、女子生徒の制服です。
短いスカートなどをはいていますし、男の子も真冬でも短パンです。
むこうでは、女子はズボンだといっていました。
理由は、若い女の子が、そういう短いスカートを制服として身に着けるなどは倫理的によくないとのことです。(ちなみに、妻の国にも制服はあります)

西洋の女性は、映画でみるように性が解放されているわけではないです。
むしろ、わたしは日本のほうがそういう性道徳に関して、無関心のような気がします。

日本では、わいせつな雑誌がどこでも買えますが、西洋では厳しく規制されています。
マンガでも、暴力的な内容や、わいせつな内容を含むものは、西洋では一般には販売できません。
日本から輸出されるゲーム類なども、そういうものを含むものは、法律により規制を受けるので、日本側でかなり修正しないと輸出できないはずです。

また、男尊女卑は、西洋にもあります。　レディーファーストなどは、立場の弱い人を助ける優先する意味からやっていることであり、決して、男女同権で礼儀正しいからしていることではないです。　たとえば、エレベータなどから降りるにしても、体力的に弱い順から優先されておりていきます。

No.5 回答者： eroero4649 回答日時： 2014/04/26 12:41

＞昔の理想が自由恋愛で理想的に西洋的なものがいいとされましたと思います。

すいません。日本語が前衛的すぎて意味がよくわかりませぬ。

西洋と一言で申しましても、オランダのように同性婚も大麻もアリアリのススんでる国もあれば、アイルランドのようについ最近になって離婚が認められた超保守的な国もございますから、なんともいえんですよ。
一般的にいえばカトリックはそのあたりに非常にうるさい建前にはなっています。だけど、カトリックは腐敗していることでもこれまた有名です。というか、プロテスタントはそのカトリックのあまりの腐敗ぶりに嫌気がさして分派した人たちですからね。
近年も、アメリカでカトリックの神父が少年（！）少女を性的に食い物にしまくったという事件があってアメリカ社会を震撼させました。アメリカ社会どころか、バチカンも震撼したんですけどね。この顛末は映画「フロムイーブル」で描かれています。日本はキリスト教そのものがマイナーなので全くといっていいほど話題になりませんでしたけれども。

ほんで、自由恋愛に関していえば、日本古来のほうがよっぽど自由奔放です。少なくとも戦国時代は、血筋が大切な上級武士を除けば子種の出処を気にしない時代でした。お父ちゃんが合戦に行ってる間にお母ちゃんのお腹が大きくなっても「あるある、あるよねー。ていうか子供が増えたんだから良かったじゃん」で済ませたのです。日本にやってきたキリスト教宣教師は、「日本人に『処女を大切にしようね』といってもみんな笑ってとりあってくれない」と嘆く手紙を残しています。
江戸時代も、未亡人が突然妊娠したら菩薩様のお恵みの一言で済ませていました。「好色一代男」という源氏物語のパロディ小説が大ヒットしましたが、内容は大店の息子が「とにかくヤッてヤッてヤリまくるぜ」と思ってヤリまくった話しなんですが、別に社会的なお咎めは受けていません。というか、世界最古の小説である源氏物語そのものが「ヤリチン（しかもロリコン）一代記」に他なりません。
やじきた道中記で知られる「東海道中膝栗毛」は、主人公のやじさんときたさんが仲がいいのは「おホモだちだから」と明言されています。んで読者も「そうかあ、そういう関係なら男同士で旅を続けても仲がいいわけだよな」と納得したわけです。
ちなみに、前述の「好色一代男」の主人公世之介がヤッたのは、女が3742人、男が725人です・笑。そう、彼は性の道を究めるわけですから相手が女ばかりとは限らないのだ。というか、ホモ横行の江戸時代ですな。まあ家光公のように本当は男が好きで好きでしょうがなかったのに、部下に「アンタは世継ぎを残すのが大事な仕事のひとつだ」といわれて渋々女とヤッてた将軍様までいたわけです。てか、そういう資料が残ってるんですよね。残ってるということは、そこまで隠すことではなかったということです。
なお、「好色一代男」のヒットを受けて、「好色一代女」ってのも書かれました。結構なんでもアリアリな江戸時代です。元々歌舞伎もレズビアンショーでしたからね。レズビアンショーが禁止されたら少年ホモショーに変わって・笑、それもまかりならんとなって現在の野郎歌舞伎になったのです。

No.4 回答者： key00001 回答日時： 2014/04/26 12:01

買春が存在しない国は無いと言われる様に、基本は「同じ人間」と感じますが・・。

ただ、西洋が「分離/区別」に対し、アジアは「アングラ化」と言う傾向ではないですかね？

西洋では、オランダ辺りの「飾り窓」に代表されますが、性風俗産業とかポルノショップも、堂々と看板を上げつつ、出店地域などを制限し、隔離しますからね。

日本の様に、コンビニにヌードグラビアが掲載された週刊誌が置かれる様なコトもありません。
アジアの場合、そのヌードグラビアを例にすれば、「袋とじ」みたいな、脱法的とかアングラ化しちゃうワケです。

西洋の「区別」などが、水平的，物理的とすれば、アジアの「アングラ化」などは、上下的，精神的なイメージかな？

言い換えれば、上下的なアジアの方が、性的なモノは「汚らわしい」などと、即ち、下位に位置付けているとも言えるかも知れません。
そう解釈すれば、性倫理を並列的に考える西洋において、性に関してもオープンな考え方であり、自由恋愛的であっても、不思議では無いとは思います。

とは言え「郷に入っては郷に従え」的に、アジア人が欧州などへ行けば、西洋風の性風俗に行くし、欧米人もアジアで遊んでますけどね・・。
その実態からは、冒頭の結論に帰結します。

尚、「東洋の道徳」も一概には言えず、儒教的な男尊女卑観が強い韓国では、世界でもトップクラスに、性犯罪が多いことで知られます。

あるいは日本でも、性犯罪被害にあった女性に対し、「犬に噛まれたと思って・・」などと慰める言葉がありますが、現代人の感覚では、実際にはそんな軽い話しでは無いでしょ？

なぜ、そう言う言葉が存在するか？と言えば、かつては強姦なども多く、また大和撫子などと言う言葉からは、想像はしにくいのですが、女性の貞操観念なども、実際はさほど高く無かったのですよ。
むしろ、それゆえ大和撫子を理想としたり、「貞操」「操」など、女性に貞操観念を植え付けるための言葉も多いと考えられます。

ＡＳＥＡＮ諸国の多くでは、未だに「犬に噛まれたと思って」が通用しますし。
一部のＡＳＥＡＮ諸国では、奥さんが強姦されたら、亭主は「仕方が無い・・」と言う感覚らしいです。

No.3 回答者： at9_am 回答日時： 2014/04/26 07:55

例えば結婚するまでは処女、という基準が世界的に多いとは思うけれども、結婚するまで処女＝誰も相手にしないブス、という基準の地域もある。

浮気をしないというのが基準の地域は世界的に多いとは思うけれども、良い男性がいれば胤を貰うべき、という地域もある。

ということで、倫理なんて地域ごとに違うんだから、高い低いというのは意味がない。



> 現在の乱れた自由恋愛って快楽的だと思いますが倫理的にはどうなのでしょうか。

修道女が父親の分からない子供を産む、なんていうのがニュースになっていましたが、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルという医学雑誌に「２００人に１人の割合で処女懐妊を経験していると主張した」という論文が載っていたりします。
要するに、自分のやったことを神様のせいにしているわけで、そういう態度は倫理的には良くないことですね。

No.2 回答者： yama891 回答日時： 2014/04/26 01:12

”倫理　”良識・教養・知性等などは、時代の変遷と_共に、”その事自身_価値観が、変わります。

　”
”佐久間象山_様の、「東洋の道徳、西洋の芸術（技術）」ではないですが、はたして性倫理で西洋って高い地域なんでしょうか。はたしてそれが進んでいると、言えるのでしょうか。”？
⇒Ｙｅｓ_Berry_Good。
⇒WHY？・・・”男尊女卑”_　　”死語”でしょうか。？
⇒ボキャブラリー関係づけられる程の、または、_理論展開のできます方をお探し_お願致します。＊

No.1 回答者： ucok 回答日時： 2014/04/26 00:23

「西洋」という括りが大雑把過ぎです。

同じ国の中でも人や地域によって価値観は大きく異なりますし、ましてや、同じ「西洋」の中でも、国によって千差万別です。

ちなみに、「西洋人」の多くは、日本を含むアジアこそ、性に開放的だと勘違いしています。