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宇宙が誕生してから、およそ138億年経ったとされています。

自分の小中学生並みの知識では、地球から観測できる最も遠い天体が約138億光年彼方にあるからという理由だと解釈しています。

そうだとすると・・・、観測した逆方向の138億光年彼方にも同じ様な天体があるとするならば、単純に考えると、138×2=276億年にはならないのでしょうか?

A 回答 (9件)

見える範囲、


見えた物の実際の現在の位置、
実際の宇宙の広さ、
宇宙の年齢
これらには直接的な関係はありませんよ。

宇宙の年齢は一番簡単な(研究者にとってはおそまつすぎる方法)で説明すると、
宇宙は膨張してて、ある程度その速度も測れてるから、
昔は一点に集まってたとしたら、それはいつなの? そしてそれはどんな状態なの?
これが最も単純化したビックバン理論です。
最も簡単な理解で良いなら、単に膨張の逆算で138億年と言うのが一番正しいです。

遠くを見たり近くを見たりする必要があるのは、
膨張の加速度が一定ではなくて、様々な年代の膨張速度を出さなくてはならないからです。
一定であるならば、別に遠くを見たり近くをみたりする必要はありません。



以下は余談だし、多少難しいので読まなくてもけっこうです。

現実上、実際に見える範囲は、宇宙の晴れ上がりと言うものに起因します。
宇宙が膨張してて光が届かなくなってるから、と思ってる人もいますが、
現在の宇宙はそこまで古くはなくて、宇宙の晴れ上がりまで観測できます。
そして膨張と光速の関係の理論上では、
晴れ上がりの1億光年程度向こうまで見れますが、そこはまだ晴れ上がっていない場所なので実際には見れません。

実際に見えたものの位置が違うのは、
光にも進む速度があって、その間も宇宙が膨張してるからです。
膨張だけの単純計算で言うと、
初期の宇宙で4000光年程度の距離だったのが、
宇宙が膨張してるので最初は4000光年だったのに届くのに120億年かかりました。
なので、私たちにはあたかも120億光年向こうにあるように見えます。

その時届く光は、昔の4000光年だった時の光なので、当時の景色と言うか、光が見えます。

で、宇宙の膨張によりその間お互いの本当の距離は変わり続けてるので、
現在での「実際のお互いの距離」は450億光年程度になっています。
その光はまだ届いていないので見れません。
まだと言うか、現在の膨張がずっと続くなら離れる距離のほうが大きくなるので届くことはありません。


本当の宇宙の広さはと言うと、
その当時でも光が届かないほど離れていた場所があるわけで、
実際に観測はできなくて、
実際に見えた範囲、実際に見えたものから想像出来る範囲、よりもずっと広いです。

ちょっと話が少し関係ない所にいきましたが、
見えているものの距離と年齢は関係なくて、
関係あるのは膨張の具合で、どのぐらい昔になれば全員集合状態になったのか、と言うことです。
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位相幾何学の基礎を理解しないと宇宙の年齢は理解できないので


漫画に出てくる”平面ガエル”には地球の地平線さえも見えないという事から理解できないかと思います。
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質問者さんは単純に宇宙は、地球から138億年の半径の球形だから、


直径はその倍の276億年だよね、と理解しているのだと思います。

宇宙を空間の広がりとして捉えると、そうなってしまいます。
しかし、宇宙は球形なのかどうかさえまだ解明されておりません。

夜空を見上げて、そこに輝く星々は時間の広がりと捉えましょう。
空間の広がりを見ているのではなく、時間の広がりを目前にしているのだと。

宇宙はそうゆうところです。
こう考えましょう、われわれ人類にとって現在はこの地球。
地球を離れたらそこはもう過去。

物理学は個々の現在では通用するが、過去が入り混じる全宇宙を論じることは、
できないのです。

宇宙はなぜ真空なのでしょう?
時間って、なに?

その辺に宇宙をとくカギがありそうです。
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誤解を招きやすい箇所があるので、NO5にチョット付けたし。



物質、星や銀河、そして、人は、風船の表面に存在します。
風船の中や外は「???」です。

地球の表面に人や物がへばり付いているというイメージですかね。
そして、
この表面から離れることはできません。


宇宙の膨張は、風船の膨張で考えると、一番わかりやすいと思いますよ。
風船の表面に絵を描くと、風船が膨張するにつれて、その絵は大きくなる、広がるんで。
なぜ、遠くにある星や銀河が遠ざかってゆくのか、直感的に理解できます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^

はい、確かに風船表面の絵柄は大きくなるに連れ互いに離れて行きます。
そして、その風船内部にも絵柄存在してると仮定します。

それぞれの絵柄が互いに常に離れていく事も理解出来ます。

しかし、いつかアンドロメダ銀河と衝突する事が、風船理論だと理解できないのです。
あちらは、また違った慣性というか、方向性というか、で動いているのか? こちらが妙な動きをしてるかどうかは知りませんが・・・


つまりその。。。 138億光年彼方の銀河が遠ざかってるから宇宙は膨張しているという仮説と、
お隣の銀河のどちらかが近寄っているということが理解できないのです。

お礼日時:2014/05/25 02:38

☆そうだとすると・・・、観測した逆方向の138億光年彼方にも同じ様な天体があるとするならば、単純に考えると、138×2=276億年にはならないのでしょうか?


◇もし、宇宙が風船のようなものだとしたら、どうなりますか。
宇宙は風船のように膨らんでいるとしたら。
この風船を完全な球形だとすると、ある点から一番遠いところは?

分かりにくかったら、地球で考えてください。
日本の裏側は、ワールドカップが開催される所の・・・。
これ以上、遠いところはない。

対蹠点
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E8%B9%A0% …


距離は、風船表面上での距離だとしたら・・・。
光は、この風船の表面を走っているとしたら・・・。

あくまで、風船はたとえですよ。
この宇宙風船は、2次元(風船表面は3次元ではなく2次元!!)ではないので、
そこのことろの違いはヨロシクです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^

日本の中心は東京。フランスの中心はパリ。等々。
各国には中心がありますが、世界の中心となると・・・???? 
地球自体には核という中心がありますが、地球表面の中心は、北極点?南極点?どちらとも言えませんよね。

風船はあくまでも例え。という例え説明はよく聞きますが、それが理解できないのです。
我々は、宇宙風船の表面に居る訳ではありませんよね。
空間のゆがみとかそういう事は、私には理解でしませんし、感じていません。
風船に例えるなら、風船の中にいると思っているというか、感じしています。

お礼日時:2014/05/25 02:15

138億光年かなたに見えるのは、138億年前の姿=ビッグバン


当初の一点なのです。
つまり、観察者を中心とした半径138億光年の球面は“点”
なのです。
それは理論上の話ではなく、実際にビッグバン当初の強烈
な輻射が(しかし光速に近い膨張速度によるドップラー効果
によって絶対温度3度にまで間延びして)観察されています。
当然、点の向こうはありません(その「点」には、膨張当初と
して「ここ」も含まれているので、「ここ」の向こうはないし)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。^^

議論をするつもりもありませんし、そんな学もございません。
揚げ足をとるつもりも、毛頭ございませんが、「半径138億光年」となると、
直径は???という疑問が残ってしまうのです。 スミマセン。

点の向こうはないとうのも、私には理解できないのです。

私は近眼です。
視力2.0の人が見える点は、私には見えません。
宇宙望遠鏡で見える点の向こうは、きっとあると思っています。

バカですみません。。

お礼日時:2014/05/25 01:53

>138×2=276億年にはならないのでしょうか?



なりません。

「生まれた瞬間、ある方向に向かって、一定の速度で一直線に進む虫」を考えます。

この虫が、同時に2匹生まれて、それぞれが「正反対の方向に進み出した」とします。

1秒後には、2匹は「生まれた場所から1秒分の距離」に居ますが「2匹の距離」は「2秒分の距離」です。

同じように「宇宙にも生まれた場所がある」と考えれば、どっちの方向の天体も「宇宙が生まれた場所(ビックバンが起きた場所)から138光年の距離にある」って考える事が出来ます。

なお、今の時代は「ビックバン論は否定されつつある」ので「宇宙の年齢」ってのも「かなり怪しい」です。

130億光年以上離れた場所に「たった数億年で出来たとは思えない成熟した銀河」が発見されていますので、すでに「138億歳では辻褄が合わない」って状態になってます。

いずれ「赤方偏移は宇宙の膨張が原因ではない」っていう「ビックバン否定論」が出て来るでしょう。

詳細は以下の記事で。
http://oka-jp.seesaa.net/article/170746970.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^

宇宙には中心がない(分かっていない)とされていますよね。
ビッグバンがあったとするならば、そこが中心なのでしょう。きっと。
でも、どこで起きたかわかっていない。そもそも起きたかどうかも、STAP細胞と同じ位あやしいですよね(笑)

中心がないなら、我々から見れば地球が宇宙の中心と考えるのは、必然的な事だと思います。
でも、確実に地球が宇宙の中心ではないことは、みんな知っています。

ん~~。。
虫に例えると、野球場の真ん中にアリの巣ができたとして、アリ達が餌を求めて放射状に散ってる状態で、その先頭にいるアリ達が宇宙の大きさということなんでしょうかね。。。

でも、その先頭のアリ達は、まだ、ピッチャーマウンドをうろうろしていんでしょうね。

お礼日時:2014/05/25 01:43

まず・・・「そう説明された」のではなく「解釈した」のですね



だとすると「地球から観測できる最も遠い天体同士の距離の半分」との説明を勘違いされているかと思われます。
1点から広がっているので両端の中心が0になるからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^

今私は、両手を斜60度に広げて仮想の扇型を作って、天井を仰いでみました。
仰いだ先には電球が輝いています。

その電球までの距離と両手の指先が同じ距離だと仮定した場合、
各辺が138÷2=69と考えればよいのでしょうか?

バカでスミマセン(笑)

お礼日時:2014/05/25 01:17

【宇宙ヤバイ】宇宙の年齢 138億年どころか実は10000億年の可能性浮上



http://fesoku.net/archives/6633814.html

http://www.asahi.com/tech_science/update/0702/OS …

よくわからなくなってきたようですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。^^

張っていただいた記事は、凄く参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/25 00:48

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