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近々海外旅行に行くため、飛行機でのルートや値段を探していたところ
【伊丹→羽田→現地】の値段と、【羽田→現地】の値段が一緒だということに気づきました。
伊丹から羽田の分、距離はかなり変わってくるはずなのに何故値段が変わらないのでしょうか?

当初は伊丹から羽田までLCCで移動し、その後羽田から現地へ国際便を使おうと考えていたのですが、最初から伊丹→羽田→現地でチケットを取った方が安いのではと…

旅行慣れしていないために初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご回答お願い致します。

A 回答 (8件)

国際航空運送協定では、国際線輸送は当該国間の輸送が成立すれば完了してもよいという規定があります。

パリ発成田行きの便が成田に悪天候で着陸不能の場合には羽田、名古屋、仙台など最寄りの国際航空で待機します。(この場合、お客さんのリクエストがあっても機内待機で乗客はおろさない)定期便であり、成田発パリ行きのお客さんもいることから、待機した空港から天候の回復を待って成田に戻り、成田で運送契約満了とするのが普通ですが、航空会社の権利としては、羽田や名古屋や仙台で運送契約満了としても構わないのです。当該する国に到着したということで運送契約は成立したというのが国際的な解釈になっています。では、このような場合、羽田、名古屋、仙台から成田までの交通手段はどうなるのか?運送契約成立だから航空会社は負担義務がありません。負担してくれる航空会社もありますが
あくまでも航空会社の善意です。
国際航空運賃は、都市と都市の料金ではなく、国と国との料金で当該国通しで航空協定に基づいて取り決めをします。
それらは飛行距離と関係しています。
東アジア諸国なら都市間通しで航空運賃を決めますがアメリカなどは
東海岸、西海岸、ハワイ、グァム、その他と何本かだて決めます。
ヨーロッパはイギリスもフランスもドイツもオランダも日本発運賃は共通です。
そして、それらの都市に対して
直行か、あるいは経由しても料金が変わらない。あるいは延伸しても
料金が変わらないかは別途ルールをもうけて決定しています。
従って、地域間輸送においては
羽田、成田、大阪あるいは名古屋、福岡も同一出発点と考えて航空運賃を決定することができます。
また目的地についても同様でパリ、ロンドンは同じ目的地と認識され
ルール上の経由地であれば追加料金は加算されないわけです。
回答者の発言も
ありますが、ワシントンに行くのにニューヨークを経由地に加えても
ニューヨークまでの料金でまかなえたりするわけです。
このような国際航空運賃規定のもと羽田⇔現地と
大阪⇔羽田⇔現地が同一価格になるのですが
どのような場合に同一価格になるかというのには
規定があって
原則はIATAという国際航空運送連盟に所属している航空会社が適用しているのでLCCはその連盟に非加盟なので自由な運賃体系を取れるのであって今回の場合に適用範囲には収まらないと思います。また、じゃあ神戸からでればと言っても今度は神戸が国際空港ではないのでルール上の指定された空港にノミネートされていないので無理でしょう。結局、質問者さんの大阪⇔羽田の無料化については、日本航空か全日空を選択しないとならないと思います。
適用ルールがありますので日本と言っても全ての空港が適用でもなければ相手先の空港もそうですし
地域により様々なルールが適用されているので
目的地をはっきり明示されない限りは詳しくはお答えかねます。
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基本的には航空会社の営業施策(同額にした方がメリットがあると考えた)によるものですが、想像できる理由はいくつかあります。


・日本~海外のコストや売上に比べれば、東京~大阪でかかるコストや売上が小さい(それなら、大阪から東京までタダにしても、東京~海外の路線の売上を増やした方が得と考えた)
・大阪~海外(目的地A)だけの利用客数では利益を出せないが、東京~Aの利用者だけでは満席にするほどでもない(ならば、大阪からの利用者も集めて満席にした方がよい)
・もともと大阪~Aという路線を飛ばしていたが、運休するときに既存の利用者をつなぎとめるためあえて追加料金が出にくいような運賃にしている
・競合他社が大阪~Aで運行しており、自社が大阪~東京で別料金を取ったのでは価格上不利になる

なお、ほかの方が書かれているように通しの運賃が設定されているのであれば多少高くてもその方が旅慣れない方には確実です。「大阪~東京~A」という運賃の場合、航空会社は大阪からAまでお客を届ける義務を負います(ただし、時間までは指定していないので遅延することはあります)。お客の都合ではない何らかの理由で大阪~東京の便が遅れたり欠航した場合でも、航空会社側でAまで送り届けるサポートをする義務が生じるので、極端な場合(航空会社都合での欠航など)は大阪から別の会社の便に振り替えてAまで行けることもありますが、東京で航空券を分けた場合、この保証がありません(東京~Aの区間の航空会社は、「チェックイン締切までに来なかったお客が条件を満たしていないのだから、Aまで運ぶ約束はナシです」と言えてしまう)。

また、JRの「東京都区内」等の市内駅制度は集客目的というよりは運賃計算が複雑になるのを避けることが目的なので、上記のような理由とは少し違います。JRの乗車券は原則実際に乗る経路の通りに距離を計算しなくてはいけないため、コンピューターが今ほど高度化していなかった時代に各駅ごとに運賃を設定するのでは面倒なので、「東京23区内の駅からの長距離切符は、全部東京駅から計算しよう」といった具合に決めてしまったのです。実際、本当の乗車駅の位置によっては得することも損することもあります(23区内から関西方面に行く場合、東京駅から計算されてしまうので東側の駅からは距離が短縮されて得でも、西側の駅だと距離が延びて損になることもある)。
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この話を聞いて、1970年 HND - JFK で NY に赴任になりましたが、チケットはワシントンDCまでの分が付いており、後日 DC まで観光旅行に行ったことを思い出しました。



その当時アメリカまでは PanAm が主体で、機材もダグラスの DC-8 で日本から直行はできず、アラスカのフェアバンクスで給油のため降りました。勿論、国際空港は羽田だけだったと思います。

私事ですいません。
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需要の関係です。



たとえば新幹線の切符は「東京都区内」となっています。これは新幹線に乗る人をなるべく多く集めるための割引になります。

そもそも、長距離列車や飛行機というのは、日常的に使うものではありませんから「需要」と言う面からみれば客を集めてくるのが大変です。ですから割引をしてでも「乗る人を集める」ということになっていきます。

航空機でいえば、国際線が出発できる空港は日本に数箇所しかありません。しかし、逆に大韓航空などは日本海側の日本の空港にダイレクトに乗り入れて、韓国の国際線出発空港である仁川空港に誘導する施策を取っています。長崎や山口などは、成田よりも仁川のほうが近いぐらいです。

そして、仁川や成田・羽田などから大きな飛行機で大量に国際線の長距離路線に客を乗せるのです。
これをスポーク&ハブ戦略といいます。

こういう「客の取り合い」競争があるので、日本の航空会社もルートや乗る時期によっては、国内線分を割引にしたりするのです。

また別の理由からも「伊丹→羽田→現地」と1回の予約で安く取れるなら、そちらをお勧めします。
別々に取ると、遅延時などの乗り継ぎ保障がまったくありませんが、1回で取る場合には保障があり、たとえば機材トラブルなど航空会社の責任による遅延の場合は、確実に無料で乗り継ぎ便を手配してくれるからです。

飛行機は値段が安いだけではかえって損をすることもありますので、よく注意して選んでください。
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正確に言えば同じの場合も有るという事で全てでは有りません。


一般的には、関空発の方が高い事が多いです。
格安でなく普通運賃の場合、基本的には同じが一般的ですが。

理由の一つとして、関空発の便が少ないので需要供給の関係です。
また飛行距離は余り関係ありません。
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あとそれとは別に指定経由地というシステムがあります。


例えば、沖縄にいく場合に
羽田⇔沖縄も
羽田⇔大阪⇔沖縄も羽田⇔福岡⇔沖縄も羽田⇔鹿児島⇔沖縄も大阪と福岡と鹿児島が指定経由地扱いなので料金は羽田⇔沖縄の料金でカバーされます。
その日のうちに乗り継がなくても
構わないので
例えば、羽田から福岡の実家で過ごした後に沖縄にバカンスということが可能なんです。
ビジネス客には
このアローワンスをうまく利用して成田⇔パリのビジネスなのに
大阪⇔成田⇔パリとチケットを発券してもらい
大阪⇔成田を実質無料で帰省に使う人もいますよ。
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例えば、


成田⇔パリと
成田⇔パリ⇔ロンドンは
同じ料金だったりします。
そして旅行会社はパリ滞在の旅行者にロンドン日帰り旅行をオプショナルツアーで販売します。
あらかじめ、成田⇔パリ⇔ロンドンでチケット発券してあるので航空運賃は無料なのですが、これを航空運賃が加算されたものとみなして旅行者から料金を徴収するので
このオプショナルツアーは非常に
儲かります。

同じことがフランス人やイギリス人にも言えます。
ロンドン⇔成田やパリ⇔成田でなくあらかじめ
ロンドン⇔成田⇔大阪やパリ⇔成田⇔大阪にしておいて東京滞在中のオプショナルツアーに京都旅行を販売したら、航空運賃分がまるまる儲けになります。

なぜ、そうなるのか?航空機は毎日、使う燃料が違います。荒天もなく着陸の待機もなく遅延もなければ
航空燃料は少なくてすみますが
その逆だと非常に燃料負担がかかります。そこで、航空会社は航空運賃を航空燃料が必要とされる最大値で計算するのです。本来は平均値で
よいわけなので
その分が儲かるのでアローワンスと言って、その当該都市との平均値との差額でまかなえる距離の国際空港までの乗り継ぎを負担しても構いませんよとして
需要喚起を図っているのです。
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>距離はかなり変わってくるはずなのに何故値段が変わらないのでしょうか?



答えになっているかわかりませんが、「そういう運賃設定だから」です。
日系正規割引運賃の場合、国際線と通し発券すると、国内線区間は無料もしくはわずかな追加料金で乗れることが多いです。
(JRで言えば、天王寺発でも新大阪発でも東京都区内までの運賃が変わらない(=どちらも大阪市内→東京都区内)のと同じ理屈、ともいえます。)

>最初から伊丹→羽田→現地でチケットを取った方が安いのではと…
おそらくそうなります。
ただし国際線航空券の購入後は、後からの国内線区間追加や放棄はできませんのでご注意ください。
(ちなみに伊丹にはLCCどころかSKYなどのバジェットキャリアも来ていない気もしますが...)
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