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こんにちは。哲学も論理も学んでいない、だけど一度悩むと抜け出せなくなってしまう高校生が質問させて頂きます。(そもそもカテゴリーがこれで正しいかどうかも自信がありません)

ハンムラビ法典の、言わずと知れた諺、目には目を、歯には歯を、ってありますよね。
あれは天秤が釣り合うように、やられたことはやられた分しか仕返しをしてはいけないという意味ですが、では、例えば腕をもがれたならば、相手の腕をもぎかえしてもいい、ということになりますよね。でも、現代の人々はそう言えば、間違いなく批判されますよね。
わたしもそれを実行したひとがいれば、きっと非難とまではいかずとも、止めようとするのではないか思います。

だからといって、復讐が間違っているのかと聞かれれば、自信を持ってイエスともいえません。だって、殴られたからといってずっと殴られっぱなしなのは、明らかにおかしいですから。

つきつめて考えれば考えるほど、同害報復論が正しいのか誤りなのか、その判断を下す事すらできません。
そこで、みなさまのお答えと、その根拠を誰か教えて頂きたいです。

復讐は時間の無駄、などの意見も正しいとはわかっているのですが、そうではなく、白なら白、黒ならば黒と、はっきりどちらの立場をとってお答えいただければ嬉しいです。

A 回答 (6件)

Rururu333様、こんにちは。

お役に立てるかどうか。


>「ハンムラビ法典の、言わずと知れた諺、目には目を、歯には歯を、ってありますよね。
あれは天秤が釣り合うように、やられたことはやられた分しか仕返しをしてはいけないという意味ですが、では、例えば腕をもがれたならば、相手の腕をもぎかえしてもいい、ということになりますよね。でも、現代の人々はそう言えば、間違いなく批判されますよね。
わたしもそれを実行したひとがいれば、きっと非難とまではいかずとも、止めようとするのではないか思います。」

それは、近代刑法(民法)の原則というのがありまして、
1 自力救済の禁止・・・警察や裁判所(さらに刑務所)が必要、ということですね。
2 「教育刑」の考え方・・・仰る「復讐(報復刑)」に対置される、考え方です。
これによって、「それじゃあ、何故、被害者は加害者に「害」を加えることが許される?」
とか、(最近は「行き過ぎ」という批判もあるようですが)「加害者の人権への配慮」というのが、
あるわけです。


>「だからといって、復讐が間違っているのかと聞かれれば、自信を持ってイエスともいえません。だって、殴られたからといってずっと殴られっぱなしなのは、明らかにおかしいですから。」

そういうのは、小説やドラマでも、割と描かれる問題のようです。
まあ、しかし、近代法は既に「報復」というよりは、
「教育(刑)(すなわち、本人の更生を重視する)」のほうに、重点を置いている。
私は、そのように解釈しています。(さらには、そういう考え方が既に浸透しているので、
「「復讐」は、止めとけ」ということになるのだと思います。)
(実際、個別的問題としては、、、「相当に深刻なケース」についてはですね、
加害者に同情して、罪を情状酌量するのが妥当、みたいなこともあるんですね)


>「つきつめて考えれば考えるほど、同害報復論が正しいのか誤りなのか、その判断を下す事すらできません。
そこで、みなさまのお答えと、その根拠を誰か教えて頂きたいです。」

「(親にレイプされ続けて、してしまった(尊属)殺人)復讐」みたいのはともかく、
「同害報復」というのは、、、個人をあくまで個人と見るか、それとも社会的な存在であると見るか、
によっても、ですが、
既に、法制度的には、「教育刑」ということで、
「復讐だから、やりました」ということが、法的に認められることは無い、ようです。
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この回答へのお礼

なるほど…。
自分がどれだけ傷ついたのかなんて当人にしか知り得ないものなのに、それを裁判官に測られるのには些か納得がいきませんが、それでもいまの法律が完全無欠のベストではなくとも、過去の失敗など、わたしの考えも及ばないような経験から作られたベターなものであると思えば、いまの制度で正しいのでしょうね。
教育刑、ですか。昔、某国で目を同害報復で失明させる、といった内容の刑があったような覚えがあるのですが、それも世界ではおおいに非難され、わたし個人としては納得がいかなかった気がします。

社会的な存在、という言葉がしっくりきたので、ベストアンサーとさせていただきます。みなさんご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 03:12

人という存在その物を不十分なままに放っておく事に、


社会は疑問も関心も持てない状態なのだから、不十分な
法が多様にあるのは至極当然のような物で、

それをとやかくいってみても、考えてみても答えのない
突き詰めようのない方向性になるのでは?、、つまり行
き詰まったままの、、それが既に答えの明確かと思うけ
れど?

本質的な答えに触れずに他を求めるのなら、なにをどう
捏ねてみても、しっくりと嵌まる答えなどないのではと



でも?社会は、育みの床である事に嫌気がさす事はない
のではないかと思うので?、どこまでも大きな不毛を抱
えて行く事になるんじゃないかな?とは
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
答えが出ないのが答え、という考えはありませんでした。そもそも人という存在自体が不十分…そうですよね。
その不十分な人間が共生していくのを助けるためにあるはずのものが法律なんですよね。でもそれすら納得のいかない時がある。ううん、難しいです。

お礼日時:2014/08/15 03:05

グレーです。



私もぐるぐる考えて、訳が分からずいつまでも灰色マダラ


昔なんかで読んだのですが、天秤が釣りあうように…どっかの部族で、息子が殺されたなら、相手の息子を殺す なんてのがあったそうな。全部この調子。

うん、天秤が釣りあうに重きを置くと…これは 息子が殺されたから相手を殺す よりも、確かに天秤が釣りあってる気がする。でもなんか違う~と思ってしまったの。

その殺される息子の人権は?
同じぐらい大事な息子じゃないと釣りあわないし、多くの人を助けてるすんげーいい人だったら、その損害は公共的には釣りあわないような気がする…
そもそも息子がいなかったらどうなんだ?と疑問だらけ。

この場合、家父長制みたいなのがあって、一族の代表者が、一族の全てを所有してるって事に?とか、その社会の在り方も関係が~~~
となると社会形態が変わると変わってしまうのかな???

殺した相手が 一種の狂人的な方で、次々誰かの子どもを(自分は殺されないから可能だよね?)殺し続けたら?
まぁ、その社会に危険なので、これ処分せんと危険だけど、どうすんだ?

詳しく知ってるわけじゃないから想像からの疑問だらけ。

目には目を、歯には歯を で 天秤が釣りあうように、ってどこかで無理が出て来そう。


でも、気が済む気が済まないとかなら、被害者側になったら気が済まなそうだし…ぐるぐるです。

はい、と刃物や武器渡されて 自分の手でどうぞ とか言われたら 困りそうだし、知りたくなかった感覚などを知っちゃうのも怖すぎる
弱虫には代行者が欲しくなることもあると思うんですよね。
でもそうなると代行者の立場はどうなるの?

でもでも、気が済まない状態になってるとそんなもんはどうでもよくなってるのかも…と、いつまで経ってもぐるぐるぐるぐる…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
わたしもすごく共感します。死刑制度に賛成も反対もありますが、どちらの意見もあれ? ということになってしまうんですよね。
そもそも天秤にかけること自体が可能なのか、って突き詰めて考えるとそうなっちゃいます……orz

お礼日時:2014/08/15 02:57

心情的に報復したくなるのは、誰にでもありますよね。



復讐で得るものは、基本的には無いですよね。
故意と過失も同じ扱いでしょうか。


復讐する相手は、誰かの大切な人であったり
愛する人であったりしますよね。

傷を負うのは本人だけでなく、その人の周りも
大いに傷つけます。

心の傷の代価は、更なる復讐へと繋がります。
その規模が大きい場合、戦争と呼ばれます。

損失や代償が、あまりも大きいのが復讐です。

人間は傷つけてしまった方も、実は傷つきます。
心が痛むようにできています。
恨みで復讐しても、自身が傷つき悪夢に苛まれることもあるようです。


>殴られたからといってずっと殴られっぱなしなのは、明らかにおかしいですから。

確かにそうですよね。
みすみす殴られ続けるより、「受ける」「かわす」「逃げる」などの
別の選択肢を選ぶことも考えることができるかと思います。


深い話しをすれば相手を許した時、自分が許されて
恨みや憎しみから解放されるというのがあるのですが
日本人は許すことを、なくしたか忘れてしまったのかと思う時があります。

許すは、人間の課題の一つでもあるのかなと思います。
許せたら、結果とても楽なんですけどね。

この回答への補足

すみません。途中で送ってしまいました。
ご回答ありがとうございました。
許すことが一番の解決でもあるということは、常にわかっていないといけませんよね。

補足日時:2014/08/15 03:02
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この回答へのお礼

許す、ですか。よく使う言葉ですが、日々の些細な小競り合いですら、完全に許すのって難しいですよね。学校で喧嘩して謝られて、その場ではなんといおうと、心の奥底に悔恨が残っていることなんて日常茶飯事ですし。
わたしは、報復で得られるものはあると思っています。カルタシスというか、報復でもしない限り前進できないときってあると思うんです。

お礼日時:2014/08/15 03:01

あ、すいません。


記載に同意でしたのではしょっちゃいました^^;;

やられっぱなしで相手が刑罰受けたって納得なんかできません。
そもそも死刑以外の刑罰って厚生が大きな目的ですから。

親しい身内殺されたら、それの10倍は苦しむ方法で殺してやりたいと考えると思ってます。
関節単位でバラバラにしてやりたいとか思うはずですので。

この回答への補足

わたしも、遺族の立場だったら腹が立って仕方が無いと思います。
ただ、死刑になる時って特殊な場合ですよね。報復する事の最大の目的は、いってしまえば憂さ晴らしだと思うんです。だけど、死刑になるということは、相手は殺人犯というのが前提ですよね。その場合、もう既にやられた側はこの世を去っています。わたしが遺族だったら、死刑にしたいとは絶対に思いません。なぜなら、相手が痛い思いで死んだだけでは、わたしが親や兄弟を失う事によって受けた苦しみとは絶対に天秤のうえで釣り合いません。相手の大事な誰かを殺して、その後悔のなかで一生苦しめなければ割にあわないですよね。でも、そんなことできないですよね。わたしにとっての両親に釣り合うほど大切な者を相手が持っているとは限りませんし、例えいたとしてもその方に罪はありません。
そうなると、この場合の正しい『目』や『歯』の代わりになるものってなんなのでしょうか。

論点がずれちゃいましたね。ごめんなさい。
でも、やっぱりなにかがまだもやもやします。

補足日時:2014/08/14 15:50
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個人的意見と、感情論では白。

但し日本の法律では黒。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
白、ですか……。できれば、詳しい理由までお答えいただけると嬉しいです。

お礼日時:2014/08/14 15:29

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