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日銀が黒田総裁の下、果敢に金融緩和しています。しかしマネタリーベース激増にもかかわらず、真似^ストックはほとんど増えていません。よく貨幣を増やせば需要と供給の論理で価値が下がるといいますが、そもそもマネーストックとしてほとんど増えていないということは市中に出回っていないということで、なのにどうしてだぶついて価値が下がったなどと言う人が居るのかよくわかりません。

金融緩和でどうやって円安になったのか教えてください。

A 回答 (4件)

(Q)もちろん通過発行量以外に為替変動要因がないと言い切る気もありませんが、今回の動きを見ていると通貨発行量なんて実は何の影響もないのではないかと思えてしまいます。


(A)為替は生き物と言われますが、
その意味はお分かりでしょうか?

生き物ではないとしたら、それは「機械」とも言えます。
例えば、コンピューターは、Aと入力したら、Bと出力するように
プログラムされています。
何回やっても、誰がやっても、結果は同じです。

しかし、生き物と言われるのは、
Aと入力したとき、どうなるか、
誰にも予想できないからです。

アベノミクスで、円安に誘導するための施策が取られ、
それによって、100円程まではスムーズに上がりました。
しかし、どうして90円ではなかったのか?
どうして、110円ではなかったのか?
その答えは、誰にもわからないのですよ。
要するに、為替に携わっている人々の思惑が、
たまたま100円に集約されただけのことです。

だから、キーパーソンが何かを言っただけで、為替は動くのです。
例えば、黒田総裁が円安容認の発言をしただけで、
相場は動きます。
実際に、お金を動かしたわけでも、利率を上げ下げしたわけでも、
統計の数値に変動があったわけでもないのに、
相場は動きます。

例えば、失業率は、為替に影響のある数字ですが、
前回が6.0%で、今回の予想が6.2%で、結果が6.1%
すると、経済的には、予想よりも下回ったけれど、
前回より良かったから、通貨高に動いてもよさそうですが、
現実には、予想よりも下回ったということで、通貨安に
動く場合があります。

なので、マネタリーベース、マネーストックの金額が
いくらだから、どの程度の影響がある……
ということにはならないのですよ、
関係者の「感情」にどの程度、響いたのか、
ということが、為替相場に重大な影響があるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。つまりマネタリーベースやマネーストックなんて為替にはほとんど影響ないのですね。

お礼日時:2014/09/23 09:54

(Q)金融緩和でどうやって円安になったのか教えてください。


(A)No.1、2の方の回答を参考にしていただくとして、
円安は、円だけの問題ではありません。
相手通貨の問題もあります。

マネタリーベース、マネーストックの増加だけで、
すべてが決まるわけではありません。
その「方向性」を出すだけで、逆方向の力が強ければ、
増加しても、円高になる可能性だってあります。

対米ドルで言えば、米国の景気回復があるから、
米ドル円で、米ドル高、円安の傾向が強く現れています。
米国が本格的に金利上昇に転じれば、
これ以上の金融緩和をしなくても、円安は一層進むと思います。

最近の為替を見ていると、世界の通貨で一番弱いのは、
円ではないかと思えるほどです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。最近で言えば最弱はユーロだと思いますが、円もまだまだ緩和余地を残していますのでわかりません。

相手のある話というのは百も承知ですが、今回の日銀の超緩和によって円安になったといわれるのは’12年後半の80円弱から’13年5月の103円までの30%程度の為替変動です。’13年5月にバーナンキショックでアメリカが緩和縮小をいいだすまでは日銀の金融緩和によるドル高円安でした。

もちろん通過発行量以外に為替変動要因がないと言い切る気もありませんが、今回の動きを見ていると通貨発行量なんて実は何の影響もないのではないかと思えてしまいます。

お礼日時:2014/09/16 10:40

>1円でも増えれば増えたといって間違いありませんが、M2が31兆円増えたくらいで25%も円安になるのであればこれまでもいくらでも円安になったはずです。

これは関係ないと思いますが。

マネタリーベース69兆円増やしている。マネーストックは31兆円ということですから、一円増えた、どころではまったくありませんよ。

また、私は、為替相場が、マネタリーベース増加(量的金融緩和実施)に対してよく反応すると言っているのであり、マネーストックによく反応するとは言っていません。実際、黒田さんはマネタリーベース増加(量的金融緩和実施)は、今後も続くと明言しています。そして、特に最近、為替相場はさらに円安傾向になっています。全体的に、当然の結末と言えるでしょう。

また、黒田日銀は、量的金融緩和実施で為替相場に介入する、とはわざと言っていません。どこの国でも、量的金融緩和実施で為替相場がある程度変化する(=結果的な介入)のは明らかですが、公然の秘密(慣習)になってきていると思います。特にアメリカ、欧州。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

これまでも31兆円程度の増加はあったと思いますが、30%もの円安になった覚えはありません。よく貨幣を増やせば需要と供給の論理で価値が下がるといいますが、そんなのは間違いということなのでしょうか?

お礼日時:2014/09/16 10:58

マネーストックは、マネタリーベース増加に対して反応は悪いものの、増えています。



>日銀は金融機関が持っている国債を買うことで13年1月から14年2月までに、資金供給量(マネタリーベース)を69兆円増やしている。ところがマネーストックは31兆円しか増えていない。http://blog.livedoor.jp/tkhacchi/archives/376863 …

>金融緩和でどうやって円安になったのか教えてください。

為替相場が、マネタリーベース増加(量的金融緩和実施)に対してよく反応するからだと思います。白川日銀が、量的金融緩和に消極的だった反動がかなり大きいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>反応は悪いものの、増えています。

1円でも増えれば増えたといって間違いありませんが、M2が31兆円増えたくらいで25%も円安になるのであればこれまでもいくらでも円安になったはずです。これは関係ないと思いますが。

お礼日時:2014/09/15 23:21

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