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素人質問ですが、プリとメインの間にセレクターを計画しています。
疑問となるアースの配線ですが、アース回路は入力から出力まで
RとLそれぞれ別別に分離させて引く予定ですがいかがなものでしょうか。
(RとLのアースを結ぶとセパレーションへの影響が気になりますが)
又、セレクター回路内でシャーシーにアースを落とす必要はあるのでしょうか。
(メインに入って1点アースに落ちているとすると不要な気がしますが)
宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

はじめまして♪



RCA/ピンケーブルの場合であれば、L/Rのプラス側信号と、それを包み込むアース、シールドと考えておく方が良いでしょう。

スイッチやボリュームなどの配線部で、必ず部分的にプラス側の信号線をアース側が覆い隠せない、というポイントが出て来ます。

このため、シャシアース等の1点アースに接続するんです。

元々、左右共通信号であるアース部ですので、チャンネルセパレーションには直接影響しません。

常識的には、信号配線系を、L/Rともにプラス側とマイナス側独立配線とした場合、信号入力部か出力部、どちらか片方だけシャシに左右共通アースとして落とします。
これにより、ケースであるシャシが内部を覆うシールドとして機能します。

絶対に避けたいのが、アースのループを造る、という方向です。

シャシにアースを落とし、入力/出力ともにシャシ経由だけのアースなら、それはソレでオッケー。
しかし、スイッチ等の配線経路にもアース系を持たせ、入出力ケーブル側と、シャシ側で、回路的にはアースの系ロループが構成されてしまうと、電波等を受け取るアンテナの機能を持ってしまうので、避けるべき手法と言われます。

セレクターのボディー(シャシ)のアースは、必ず前後機器に繋がっていませんと、シールド効果は期待出来ませんが、あちこち、いろんな経路でループする繋がりが出来ると弊害もあるので、信号経路だけでは無い部分にも配慮されると良いでしょう。
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この回答へのお礼

分かりやすい御回答ありがとうございます。
アース系を含めた信号ループ形成にはご指摘のように
これまでも色んな場面で配慮してきましたので
今回の計画は邪道のようで見直す予定です。

お礼日時:2014/10/08 21:01

技術的なことについては、他の方が答えているので、過去の経験段を一つ。


アース回路とセパレーションについて、ですが、おそらく、スピーカーを使用して通常の音量で使用するなら問題ないのでしょう。しかし私は、比較的遅い時間に音楽を聞く機会が多く、しばしばヘッドホンを使います。その際、無音時にかすかに、聞こえるはずの無い音楽がなっていることに気がつきました。
セレクトしてないポジションの他チャンネルの音楽が、かすかに聞こえたのです。

その経験後、プリメインから、30万円を超すプリアンプに変更しました。こちらでは、他チャンネルの音は、ヘッドホンでボリュウムを最大にしても、一切聞こえません。おそらく、アースラインが共通では無いせいだと思います。一部の高級機でアース回路がRとL分離させているのは、そういうことだと思いました。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
セレクタ-での最大課題であるノイズについてのご意見を
いくつかいただいています。
過去には即興でシンプルなセレクタ-を作ったことがありますが
測定器も無く数値確認が採れませんでした。
今回計画ではアース「分離」あるいは「共通」の選択支ですが
ノイズ問題と共にRLセパ問題についてメイン単独の場合と
セレクターを介しての場合とで測定比較してみようと思います。
勿論ノイズ課題優先ですが…。

お礼日時:2014/10/08 21:57

わたしはそれは意味がないと考えます。


まともなアンプであれば内部のアースは非常に小さな抵抗値で全体がつながっています。
現実にアンプ内部でアースの電位差があるとは信じられません。
セパレーションが悪化するのはアースに若干の抵抗があってそこに左右共通の電流がながれるということでしょう。
でもそれはきちんと設計したものであれば問題になるようなことはありません。信号線に比べればアンプ内部のアースの断面積は10倍以上は太いものです。

それよりもアースを別にすると2本のアース線がループを作り、これがノイズを拾う要因になります。かえって音質に書く影響が出る恐れがあります。
あくまで恐れですが、余計なことをしてリスクを高めることもないし、それをする意味もあまりないということで、アースを別に配線するのは同かなと言う意見です。

>>セレクター回路内でシャーシーにアースを落とす必要はあるのでしょうか。
通常セレクターのマイナス端子はアースにつながっていてそれは左右にケースに接続されていると思います。オーディオコードを接続すればアースが勝手につながっています。
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。
他の方からもご指摘がありますがセレクタ-での課題は
やはりノイズの問題でアースラインの引き回しに起因する
もののようです。
セパレーションでの疑問はせっかくメインで確保した特性が
セレクターで阻害されないかと気になった次第です。

お礼日時:2014/10/08 21:30

こんにちは。



まず、本題に関係無いセパレーションのほうから。
セパレーション(チャンネルクロストーク)についてですが20dB以上もあれば人間には殆ど感知できません。
セパレーションには、人間の聴感覚のマスキングが支配しています。90dBsplの音が出ている時に何dBsplの別の音を聞き分けられるか。聞き分けられなければマスキング(マスク=覆い隠す)されたというわけです。耳には目の虹彩(カメラでは絞り)にあたる構造がありませんが、聞き取り可能な音量範囲全てを脳が処理する事はできませんので、仕組みは未解明ですが、その時点の最大音から20dB程度の範囲を大脳に送って処理しているものと考えられてます。(MP3などの非可逆圧縮ができるのもマスキングの賜物です)
最大音に対する相対的な値ですので、どの音量であっても20dBのセパレーションが得られるということですので、S/N比(≒ダイナミックレンジ)などのように固定的な数値の考え方を当てはめるのは間違いです。
20dBという点ではアンプの歪みについても同様です。
アンプでは、最大出力を歪み10%時の出力、と電子情報技術産業協会(JEITA)が定めています。
10%というのは、元信号に対して-20dBですね。
ただ、ひずみにしてもセパレーションにしても殆ど感知できないということは、僅かに感知できるかもしれないということでもありますし、耳の良い人なら「なんとなく違う」と判るかもしれません。もっとも、歪みの場合スピーカーというアンプより桁違いに歪みの大きなデバイスを介して聴くのですけれどね。
また、計測器は桁違いに高レベルで測定できますので、その事もセパレーション神話や低歪率神話を生み出す要因になっていると思います。
ネットで見かけるヘッドフォンのリケーブル記事では、40dBのセパレーションが100dBになったとかを音質と結びつけたりしているようですが、音質が変わるのは他の要因でしょう。
味覚の世界では、長い間欧米は5味だけで、日本文化の「旨み」を認めようとはしませんでした。
そのような未発見(未承認かも)の要因がまだ音の世界にはあると思いますよ。
セパレーションにある程度こだわるのは、品質向上の面で良い事とは思いますが、あまり深刻に考える必要は無いと思いますよ。

さて、本題のセレクターのほうですが、信号を3つに分けて考えてください。
HOT、COLD、GROUND(=EARTH)の3つです。
バランス(平衡)接続の考え方です。
音声信号はHOT、COLDで、シールドはノイズをキャッチしますので音声信号に混ぜずにGROUNDに落とすという事です。
アンバランスではCOLDとGROUNDを共通にしたものです。理想的なアンバランスではコールド(=アース)は常に0Vですが、音声電流はHOTと同じだけ逆位相で流れてます。つまり電流はバランスなのです。

セレクターのシャーシもノイズをキャッチしてますのでパワーアンプのGROUNDに落とす必要がありますね。

そこで、端子もXLRを使ったバランス切り替え器にする事をお奨めします。
XLRにはオスメスがあります。入出力にどちらを使うか勝手ですが業務の世界で淘汰された結果、入力はメス(例XLR3-31)、出力はオス(例XLR3-32)に落ち着いています。
1番ピンGROUND、2番ピンHOT、3番ピンCOLDが標準的です。

出力側は左右チャンネルのどちらかのGROUNDを未配線にします。仮に右ということにしましょうか。
そうすると左コネクタの近くにラグ端子を立てて、シャーシと入力のGROUNDを集め、左コネクタの1番ピンに接続します。心配ならトグルスイッチを介して右チャンネルの1番ピンに接続しても構いません。理由は「xlr グランドリフト」で検索すれば判るでしょう。
左チャンネルは一応優先的にパワーアンプに接続される必要があります。

入力側は、2 3番のHOT COLDはセレクタースイッチへ、1番ピンはラグ端子へ配線します。
ここで、入力側のケーブルですが、
http://okwave.jp/qa/q8726302.html
の図のように、RCA端子側でGROUNDとCOLDを分ける為にシールドをカットしておきます。
(出力側のXLR-RCA変換ケーブルではカットしませんのでご注意)
HOT COLDの芯線は、ツイスト(縒り・より)してあるものが望ましいです。

出来上がったセレクターは、完全にバランス仕様ですけど、XLR-RCA変換ケーブルによる「なんちゃってバランス」も、通常の同軸シールドケーブルより音質改善が見られた例を見ています。
プリアンプまでの同軸シールドやアンプシャーシで受けたノイズはCOLD伝いでパワーアンプに入力されるんですが、それでも違いが出ることはあります。個人的意見ですが、同軸シールドって今まで変わるものが無かっただけで、ほんとはオーディオに宜しくないんじゃないかとも思います。

では、頑張ってください。
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この回答へのお礼

詳細なご説明に感謝致します。
メイン完成後のチャンネルセパレーションでは電源チョークのRL分離や
OPTと入力ジャックのRL完全分離等でまずまずですが
セレクター回路での弊害を憂慮した所以です。指摘内容に感謝します。
XLR-RCA変換での音質改善は興味がありますので
端子もXLRを使ったバランス切替も考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/08 21:44

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