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私の頭に浮かんだ疑問です。

 1 ゾンビ殺しは、殺人か?
 2 その理由は?
 3 ゾンビ映画に登場するようなゾンビではなく、そのゾンビが人間のごとき知性を有していた場合はどうなのか?


少なくとも現時点においてゾンビは存在しないのでナンセンスなのでしょうが、
科学や医学の急速な発達によって、いわゆる死(呼吸停止、心臓停止、瞳孔拡大)から24時間後の死者を蘇生させることが可能になるかもしれません。
 ───死後、機能が失われないような保存処置は必要でしょう。例えば、臓器などの細胞を壊さないような極低温技術による急速冷凍。少なくとも24時間は呼吸停止、心臓停止、瞳孔拡大の死の三兆候の状態は維持されている・・・───

さて、この時、蘇生させられたモノは、ヒトor人(間)なのか?


皆さんのお考えを教えてください。

A 回答 (6件)

法的観点から回答します。





殺人罪が成立するには「人」を「殺す」
ことが必要です。

1,「人」とは

 人は自然人に限ります。つまり法人は含みません。

 また、胎児も含みません。
 母体から一部が露出した時点で、初めて「人」に
 なります。
 だから胎児を百万殺しても、殺人罪にはならないし
 死刑にもできません。

 更に、死人は「人」ではありません。
 何をもって死とするかは諸説ありますが、我が国では
 心臓停止説が通説になっています。
 従ってゾンビは人ではありません。

 故に、ゾンビを殺しても、殺人罪は成立しません。



2,「殺す」とは
 殺す、というのは自然の死期を縮めることを意味します。
 従って、死人に対する殺害行為は殺す行為とは言えません。

 ただ、死人に対する殺害行為が絶対に殺人にならないかに
 ついては判例があります。
 広島高裁ですが、日本刀で斬りつけたが、その寸前に
 すでに銃で殺されていた、という事例で、殺人の未遂を認めた
 判例があります。
 これは学説によってもおおむね支持されています。

 従って、成り立てゾンビに対する殺害行為は殺人未遂に
 なる可能性があります。


”さて、この時、蘇生させられたモノは、ヒトor人(間)なのか?”
     ↑
 蘇生したゾンビの心臓が機能していればそれは
 「人」です。
 心臓が機能していなければ、人ではありません。
 
 以上が原則ですが、例外があるのは前述した通りです。
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この回答へのお礼

こんばんは。


☆母体から一部が露出した時点で、初めて「人」になります。
◇日本の法律では、この時点で「生きていたら」でしたよね。

嘘か本当かは分かりませんが、
いわゆる中絶手術の時、たまに生きた状態で体外に取り出されることがあるようで、
この時、医師や看護師が殺しちゃうのが通例だそうですね。

元産婦人科の看護師さんの告発手記を読んで衝撃を受けたことがあります。


☆更に、死人は「人」ではありません。
◇死体は「物」扱いでしたよね。



☆故に、ゾンビを殺しても、殺人罪は成立しません。
◇死体損壊罪にはなるのでしょうかね。
そして、「殺す」ではなく、「壊す・毀す」になるのでしょうか。



☆蘇生したゾンビの心臓が機能していればそれは「人」です。
心臓が機能していなければ、人ではありません。
◇日本の法律では、ゾンビの心臓が心臓として機能していれば───と言うよりは、心臓が動いていたらですか───人であり、
一般人がゾンビを殺した場合、正当防衛などを除けば、殺人になると。
ゾンビに、いわゆる知性や人格のごときものの存在があるかどうかは、無関係であると。



わかりやすい回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/29 19:47

ナンセンスなのでしょうがと言いそれを語るものはある部類からすると馬鹿と写る。


世間では少々賢いと思われる。

下手な考え休むに似たりという言葉は知ってもそれを行うことは出来ない。
ある部類からすると馬鹿と写る。

くだらないことで脳を使うと疲弊する。認知症を招く。
馬鹿は脳を使っているのにそれが分からない。

馬鹿は考えられたら賢いと思う。これを覆させられる馬鹿は居ない。
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この回答へのお礼

御忠告、ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/04 01:04

NemurinekoNya様、こんばんは。




「法は、社会の最後尾に位置する」
・・・ので、
「科学や医学の急速な発達」には、参るかもしれません。


過渡的には、「どうなんだろう?」があるかもしれないと思うものですが、
実際に、「蘇生」が成った後は、それを「差別」は出来ないと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、なるほど。


☆過渡的には、「どうなんだろう?」があるかもしれないと思うものですが、
実際に、「蘇生」が成った後は、それを「差別」は出来ないと思います。
◇H.P.ラヴクラフトの『ハーバート・ウェスト:命を与える者(Herbert West:Re-animator)」という作品では、
ウェスト医師によって死者が薬物で蘇生され、逃げ出したゾンビ(?)が人を何人も殺し、食べたりする。
ですが、
警察に捕まった一体は、精神病院に隔離される。
人間らしい心性は有していないけれど、警察や精神病院の人たちからは人間と見なされている。人権を有するモノとして扱われる。

これらの人々は、そのゾンビが死者から蘇生されたモノであるという事情を知らないということもあるのですが。
ちなみに、このゾンビに噛みつかれたりしても、噛みつかれた人はゾンビ化しません。

事情を知らなければ、あるいは、知っていたとしても、人々はおそらくゾンビをこのように扱うのであろう・・・。

H.P.ラヴクラフトのRe-animatorは、『死霊のしたたり』という映画になっています。
内容は、原作とかなり異なっていますがね。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/worst/zombie …


回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/30 16:32

人なのかどうかの判断が先に必要であって



人とされない物体を殺す(破壊・損壊)した場合には、器物損壊にしかならない

蘇生というのが、あくまでも蘇生であるのなら
ソレは人の死とは言えないのでは?
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この回答へのお礼

こんばんは。


☆人なのかどうかの判断が先に必要であって
◇ですから、本質問で
「蘇生させられたモノは、ヒトor人(間)なのか?」
と問うています。

「蘇生」という言葉の使用は適切でなかったのかもしれませんが、
「人工的な生を与えられた」でも構いません。
 ───ここでいう「人工的」という言葉は、自然な生ではないという意味で、物理、化学、生化学などの自然法則には則っている・・・───
24時間という数字をあげたのは、「この人は確実に死んだ」という法律上のお墨付きをいただくためであり、蘇生作業は1年後、2年後であろうが構いません。
この時、死ぬ前と同じように完全な形で臓器や脳などが機能する必要もありません。
(大)脳の機能の大部分が失われていても構わない。
他者からは、いわゆる人間らしさはまったく感じられず、ハチやアリ程度の知能しか有していない思えないでもいいんですよ。刺激と反応だけの、本能によって支配される存在であってもいい。

で、「さぁ、これはヒトですか、人間と呼べますか?」と問うています。

一度死んでおり、法律的に言えば物になっていますし。



☆ソレは人の死とは言えないのでは?
◇死の定義自体がきわめて曖昧で恣意的なものである、と思っています。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/29 21:32

訂正。



テロリストの例を出しましたが、テロリストは「治安出動」の方が適当ですね。

つまり、知性を持ったゾンビも、ゲリラやテロリストと同じように、「治安出動」になるかもしれません。(「防衛出動」ではないと言う事。ちなみに知的生命体による侵略は、「防衛出動」です。)

そうなると、自然災害も、「災害出動」と「治安出動」両方併用される場合があります。(これは、災害時の治安悪化を防ぐために必要な措置。場合によっては鎮圧が必要であるから。)

つまり、ゾンビが知性を持っていようとなかろうと、破壊行為を行なう限り法的な対処は同じかもしれません。
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この回答へのお礼

「治安出動」ですか。
なるほど、なるほど。


回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/29 19:30

1 ゾンビ殺しは、殺人か?



ゾンビに人権が認められた場合、通常の法と同じ裁きを受けます。
一般人がそれを行なった場合は、正当防衛が認められないと殺人罪に問われる可能性があります。

ゾンビにたとえ人権があったとしても、これも通常の法制度で対処可能です。
許可の得た組織が行なった場合、法に従って対処している限り、殺人罪には問われません。
具体的な法の対処は恐らく、「災害出動」か「防衛出動」で対処されると思います。







2 その理由は?

「ゾンビに知性がない場合」

ウイルス被害と言う「自然災害」ですので、「災害出動」で対処されると思います。
場合によってはそれプラス、「治安出動」も入ってきます。


ちなみに「もしゴジラが攻めて来たら」。
この場合も「災害出動」です。

その場合の、ゾンビの駆除。
許可を得た組織が駆除しているのですから、勿論、殺人にはなりません。




3 「そのゾンビが人間のごとき知性を有していた場合」

まず、知性があり、感染拡大を防ぐための隔離措置に従う場合は、エボラ・ウイルス感染拡大防止などと同じような対処をするでしょう。その隔離措置には従わず、感染者は何故か破壊行為を繰り返す。そして知性はある。

この場合は、「防衛出動」で対処されます。

相手がゾンビだろうと、宇宙人だろうと意思がある者のそれら破壊行為は、明確な「侵略行為」です。
よって、某国の軍隊によるの侵略行為や、テロリストによるテロ行為と同じ対処をします。

「防衛出動」の場合、許可を得た組織であるなら、人間であるテロリストを射殺しても殺人ではありません。勿論、知性のあるゾンビも同様です。






ちなみに、ゲームや映画の世界のゾンビには「人権」がありません。

それを明確にしているのは『デッドライジング2』のステイシーというキャラクターの「「CURE」というゾンビの人権を訴える活動を行うグループに属する女性」と言うプロフィールから、ゾンビに人権がないという事が伺えます(そんな事言うまでもないが)。

多くのゾンビ作品も、ゾンビの「人権」は認められていない社会背景として描かれています。「人権」のないゾンビなので「法の適応外」です。殺害しても何をしても、罪にはなりません。

例外的には、『ゾンビーノ』などがあるかと思います。



例え「人権」が認められたとしても、ゾンビによる破壊行為は、「災害出動」か「防衛出動」で対処可能です。
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この回答へのお礼

こんばんは。

法律的な観点からの回答、ありがとうございます。

ですが、
ゾンビは、かならず人を殺したり、人を食べたりなどの悪事をする、という前提でのお話ですよね。
意外に哲学的な存在で、《心の哲学》などで言われる《哲学的ゾンビ》かもしれないですよ。


哲学的ゾンビ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%B2%E5%AD%A6% …


そこまで立派でなくても、
「この術はヴードゥーの司祭の一つであるボコにより行われる。ボコの生業は依頼を受けて人を貶める事である。ボコは死体が腐り始める前に墓から掘り出し、幾度も死体の名前を呼び続ける。やがて死体が墓から起き上がったところを、両手を縛り、使用人として農園に売り出す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%B3% …
と意外に平和的なゾンビもいるかもしれません。



☆ゾンビに人権が認められた場合、通常の法と同じ裁きを受けます。
一般人がそれを行なった場合は、正当防衛が認められないと殺人罪に問われる可能性があります。
◇車に乗っている人が、差し迫った心身の危険がないのに、故意に歩道を歩いていた無関係なゾンビを轢き殺せば殺人罪になる・・・。

人権がなくても、そのゾンビに所有者がいたならば、ペットのイヌやネコを殺すのと同じように器物損壊罪が適用され、民事的な責任を負っちゃうのかもしれないですね。



☆ちなみに「もしゴジラが攻めて来たら」。
この場合も「災害出動」です。
◇ゴジラは(自然)災害に分類されるのですね。
そういえば、こういう話をどこかで読んだか、聞いたかした記憶があります。



☆その場合の、ゾンビの駆除。
◇害獣や害虫扱いで駆除できると。
なるほど、なるほど。



回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/11/29 19:28

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