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夫は30歳。IT系の一部上場企業のSEで、年収は600万弱です。
(私は20代後半のパート主婦で年収は100万弱。子どもはまだいません。)

夫は仕事が趣味のような人で、仕事にやりがいもあり楽しく働いているようです。
職場の人間関係等も問題なく、土日祝日休みで有給も自由に消化でき、残業は1日2時間程度で残業代もきっちり付きます。

夫自身今の会社に大きな不満はないと言っていますし、有難いことに、上司も夫のことを評価して下さっているようです。

ただ、夫の話では、今の会社ではなかなか役職には付けず、つけたとしてもマネージャーや、せいぜい部長止まり。また、IT系のSEは転職して経験を積むべきとされており、一つの会社に平社員として居続けるよりは、転職したほうがいいのでは…とも思っているようです。


そんな中、夫がIT系のベンチャー企業から引き抜きの話をもらいました。

その会社は今年設立した会社で、社員はまだ二人だけ。
しかし、すでに月額黒字にはなっており、1500万の融資も受けられるようで、今後の伸びも期待できると夫は話しています。

その会社から、年俸600万、ストックオプション5%、CTO?という役職で来ないかと言われています。
夫はまだ迷っていはいるものの、どちらかというと行きたい気持ちが強いようです。

夫が言うには、もしも新しい会社がダメになっても、今の会社に戻れる可能性が高い(会社が「出戻り歓迎」と公言していて、実際に転職後戻ってくる人も多い、夫も上司から転職がダメなら戻ってくればいいと言われた)。
もしも今の会社に戻れなくても、一部上場で働いた経験と、ベンチャーでCTOを務めた経験があれば、すぐに転職できる。むしろ、一つの会社に長く務めるよりも、(例えベンチャーが潰れても)ベンチャーでの経験があった方が、転職には有利だとのことです。


しかし、私としては、正直、今の会社に強い不満があるわけではなく、年収が上がるわけでもないのに、一部上場企業から社員二人のベンチャーへ行くのはもったいない気がします。

ですが、今の会社に戻れる可能性が高いというのは私にとっても安心感が強いですし、夫の人生ですので、夫の決断を応援したいとは思っています。

ただ、ベンチャーで今より労働時間が長くなる可能性が高いのに、年棒制で残業代等もつかないなら、せめてもう少し年収を上げてくれればと思います。

ですから、年収が上がるよう交渉してみたらいいと思うのですが、夫は「ベンチャーに行くのに年収が下がらないだけまだいい」と言っていて、年収交渉には積極的ではありません。

皆さんは、どうしたらいいと思いますか?
とりあえず年収交渉をしてみるのはやめた方がいいのでしょうか?もしも年収の交渉をするなら、いくらぐらいから話をはじめて、いくらを最終目標にしたらいいでしょうか?

その他、引き抜き先にどのようなことを確認した方がいいとか、気をつけたほうがいい、など何かありましたら教えてください。

重大な決断になると思うので、色々な方のご意見を伺えたらと思っています。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

現場を離れるマネージャー(課長)や部長という肩書きを求める傾向のために、



新会社での CTO (最高技術責任者;会社の技術部門の長、CEO,COO,CFOなどと同様)という、おそらく肩書きとしてはこれ以上のものには就けないであろう最高のものを経験したい、

という面が強いのではないか、というのが心配です。

今の上司の方は、「社内でもプロジェクトのために一定期間出向などして、そこで成果を上げれば昇格して戻る」というイメージで評価することも考えておられるのだと思います。

だからこそ、CTO として実績を挙げてこなければ、おそらく戻れたとしても、現在と同じ職位で初年度の賃金からの再スタートでの再採用だと思って、その覚悟で出られることだけは言い聞かす必要があるかと思います。

新会社で成功して、株式上場(証券取引場で一般人でも株を売り買いできる)まで行くと、ストックオプションでもらっていた株を現金化できますので、その意味でも新会社での実績を生むことがキャリアとしても金銭的余裕としても最低限の使命だと認識させてあげてください。
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この回答へのお礼

転職は、CTOという肩書を経験したいというのもあると思います。もちろん、ベンチャーでしかできない経験を積むことや、ベンチャーに掛けてみたいという気持ちもあると思いますが。

失敗して今の会社に戻った場合はどうなるかは、経験者の方などに詳しく聞いてもらうことにします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/25 19:12

そうですね。

大企業では役職に就くのはかなり難しいし、最近は役職者自体を外部から引き抜く会社も多いと思います。つまり中でぐずってる社員より外で切磋琢磨してきた人間が管理職にふさわしいという絵が最近の大手の動向です。
大手のSEはプログラムは書きませんし、設計書でさえ外部任せ、プロジェクト監理を主な仕事としエンタプライズなアーキテクトを身に着けることを目的とし鍛えられますが、実際は営業に回され少しは客の動向やコミュニュケーションスキルを身につけろってことになります。
しかし実態は営業ですから、ITとは別の部分ばかりで、やがてITから離れていく。そういう人間が多いですね。まあそれでもいいんですが、経営とITとどちらも中途半端になりかねないという人もいます。
最終的には経営者的な思考回路が必要とされている中で、ベンチャーは実はいい機会だと思います。ビジネス的に見ればですが。このベンチャーの質にもよります。ITベンチャーというと聞こえがいいですが、実は親会社の下請けだけをやっていたり、つまらないIT製品を売り歩くという偽物が多いのが実情です。
ベンチャーとは最新の技術やビジネスモデルを実験的に開発し、売り物にしていくのが目的であり、通常は大手の資本がバックアップしているものです。単なる下請け業者の立ち上げはラーメン屋を始めました程度のものと思ってください。
本当のベンチャーなら価値はあるし、将来も大手に転職や戻ることも可能だと思います。なぜなら会社の歯車では得られない経営のスキルが身についているわけですから。
その辺を鑑みて今のご主人なら将来成功しそうかどうかを見極めてください。もしご主人に光るものが無いなら今の会社に居た方がよいと思います。そもそも今の会社で出世出来そうも無いと考えている時点で、独立してもダメだと思います。経営者とは人とは違う雰囲気を持っているもので、どこに居ても目立つ人ですから。
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この回答へのお礼

本当のベンチャーなら行く価値はあるんですね。
でも、確かにベンチャーと一言で言っても、ベンチャーの質によって、どうしたらいいか判断は分かれるところですよね。

私はITビジネスなどに無知なのでその判断は全くできませんが、夫は話を聞いて、それなりに成功する可能性はあると踏んでいるようです。

夫に光るものがあるかは私にはわかりませんが、新卒で入ったSEの中では一番実力があるとは言われているようです。ただ、途中入社が多い会社なのもあって、なかなか上に行くのは難しそうと言っています。

ご回答参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/25 19:28

今は一部上場企業でも10年後はどうなっているかわかりません。

大手は昇進は簡単ではないし、年齢がある程度いった段階である程度のポジションにいなければ、閑職に押しやられるなんてこともよくある話なので、30くらいで冒険をするのはいいことだと思います。スタートアップの将来は数年もすれば大体わかります。その時点で、34,35歳でしょうから、その会社に将来がないと思えばそこで再度の転職を考えても遅すぎるということはありません。
正直、同じ仕事をするのであれば小さい会社のほうがおもしろいと思うし、CTOというポジションも魅力的です。

私は以前日本の最大手企業で働いていましたが、30代半ばの時にアメリカで転職しました。私の場合はSEではなく開発のほうですが、日本企業とアメリカ企業でいろいろ違うことはあるにしても、共通するのは同じ仕事をするのであれば小さい会社のほうがおもしろいということです。

スタートアップに行くのに、現年収から減らないのであれば、年収アップの交渉をするのはあまり意味がないと思います。まず上場企業と違ってまだビジネスが完全に軌道に乗っていないので、現金を使うことにはかなり消極的なのが普通です。また、現在600万円の年収がかりに700万円になったとしても、その100万円の差のうちいくらが税引き後に残りますか?そんなはした金にこだわるよりも、交渉するならストックオプションの割合をわずかでも増やすような交渉をしたほうが長い目で見れば得策だと思います。会社が成長をし、上場して、たとえばMarketCapが50億になったとすると、その5%は2億5千万です。これが5.5%だとすると2億7千5百万です。実質年数十万の年収アップをねらうより、こちらの可能性のほうが魅力的だとは思いませんか。もちろん、会社がうまくいかなければ、オプションはすべてパーになるわけですが、ある意味ギャンブルのようなものですから、可能性に賭けるのです。また仮に会社がうまくいかなかった場合(うまくいっている場合でも)、他社による買収でオプションを現金化できる場合もあります(いくらになるかは買い手からのオファー次第なので何とも言えませんが)。

現在2人の設立一年未満の会社で、すでに黒字になっているということはスタートアップとしては相当いい状況です。

考えるべきことは、その会社が成長したとしてどのくらいの規模までいけるのか?これによって成長した時のストックオプションからのリターンが決まるので、ここはよく考える必要があります。たとえば、頑張ってもせいぜい10億くらいのMarket capしか期待できないのであれば、5%のオプションはあまり魅力がありません。どの程度の市場規模があって、どの程度のシェアをとれるかは、あなたの旦那さんならだいたいお分かりだと思います。
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この回答へのお礼

夫も、年齢的にも転職するにはベストのタイミングだし、設立1年未満で黒字になっているのはすごいことだと言っていました。

やはりそういう意味でも、この引き抜きに掛けてみるのもいいのかもしれませんね。
確かに、大きい会社より小さい会社のほうがおもしろいというのもあるでしょうし。

どの程度の市場規模があって、どの程度のシェアを取れるかは、私にはさっぱりわかりませんが、夫によく検討するよう話しておきます。

年収よりストックオプションを重視したいというのは、夫も言っていました。
ただ、会社が上場するなんて、(一般的には)1%にも満たない可能性ですよね?そのとき手にするお金が数千万上がるよりも、私には必ずもらえる数十万の方がずっと魅力的です。

回答者様にとっても夫にとっても、100万にも満たないお金なんてはした金なのでしょうが、私は1年間働いてもそれぐらいのお給料ですし、いつも十円でも安い物を求めてスーパーを何軒もはしごしたり、寒い中水で食器を洗ったりして節約しています。
(パートは好きでしていますし、そんなに節約しなくても余裕のある生活はできますが、将来のために少しでも多く貯金したいと考えています。)

また、もしも上場すれば5%のストックオプションでもかなりのお金になるでしょうから、そのお金で家さえ買えればあとはそれほどほしいものもないので、現実的な数十万の方が大事だと思ってしまいます。

しかし、確かに設立したての会社でこれ以上の年収は厳しいでしょうし、ストックオプションが多いというのはやりがいにもつながるでしょうから、ストック・オプションを増やしてもらうのもいいかもしれませんね。

夫と同じようなご意見の方のお話を伺えて、とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/25 19:59

CTOで600万とか馬鹿にされてますよ。


肩書き付けとけば来るだろ?みたいな。

共倒れを覚悟してのことなら、ご主人の自由にさせてもいいかと。
社員2名のベンチャー企業に何を確認しても無駄です。
しょせん口約束ですし、できなくなったの一言で終わり。

一緒に仕事をしていく人とご主人との信頼関係しだいですが、
非常にリスキーだと思いますね。


>一部上場で働いた経験と、ベンチャーでCTOを務めた経験があれば、すぐに転職できる。むしろ、一つの会社に長く務めるよりも、(例えベンチャーが潰れても)ベンチャーでの経験があった方が、転職には有利だとのことです。

これは大きな勘違い。
失敗してつぶれた3名の会社のCTOの肩書なんぞ、無能と言ってるようなものです。
それと、現会社への出戻り。
本当にそうですか?そんな会社があったら見てみたい。
足元見られて処遇は下げられ、出世コースからも外されてコキ使われて終了です。

そもそも、そんなリスキーなベンチャーへ転職するなら、ダメだったら戻るとか、
甘い覚悟で成功するはずがありません。
すべてを投げ捨て、仕事に打ち込む覚悟がないと無理です。
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この回答へのお礼

>CTOで600万とか馬鹿にされてますよ。
なるほど、そういう見方もあるんですね。

ベンチャーで何を確認しても無駄というのは、私もそうではないかと思います。
また、会社が潰れてしまったらいくらCTOの肩書があったと言っても意味がないとも思います。

ただ、今の会社に戻れるというのは、実際にそういう人も多く本当のようです。その後の処遇については、実際に戻った人などに詳しく確認してもらうようにしたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/25 20:09

 そんな都合の良い渡りに船みたいな話に乗っては絶対にダメです。

「年俸600万、ストックオプション5%、CTO?という役職…」「上司から転職がダメなら戻ってくればいい」なんて、口先だけの話で、そうなる確かなものはありません。ベンチャー企業のたいていは、潰れます。
 断りなさい。そんな話に乗ると、転職を繰り返すハメになり、社会の底辺層にまで落ちぶれていきますよ。
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この回答へのお礼

私もうまい話すぎると思います。
また、ベンチャーが成功するかもしれない数%の可能性に掛けるよりも、大きな不満もない今の会社で頑張った方がいいのではないかと思います。

ただ、私だったらきっと断りますが、夫のことなので、できるだけ夫の決断を応援したいと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/25 20:15

>設立1年未満で黒字になっているのはすごいことだと言っていました。



#3ですが、ちょっと追加します。設立すぐで黒字になっているというのは状況としてはかなりいいと言いましたが、もしかしたらそうとも言えないかもしれません。
社員二人なら人件費はわずかですから、一件仕事があれば黒字になることは十分考えられます。したがって今の段階で黒字だから可能性があるというのは、ちょっと勇み足だったかもしれません。黒字と言ってもどの程度の黒字なのか。たとえばOperational cost2000万にたいして、2100万の売り上げなのか、5000万の売り上げなのかではずいぶん評価が分かれると思います。このあたりをもうすこし確認したほうがいいでしょうね。
あともう一点は、設立1年で利益がでているということは、仕事の内容としては比較的簡単にできる(ITサービスのようなもの?)のように見えます。時間をかけて他社がまねできないものを提供するというタイプの仕事ではないようなので、同じような仕事をしている会社はほかにたくさんあるのではないかと推測します。そうなると、仕事内容が上場を期待できるようなものなのかというところに少々疑問が出てきます。その会社独自のものがないと他社との差別化ができないので、競合相手とのつぶしあいになるし、そんな環境で大きく成長できるのかという点が不安要素です。そういう業務内容では、上場は難しいかもしれないので、そのあたりも考慮したほうがいいと思います。

私は、スタートアップというのは上場してこそが成功だと思っています。低空飛行で細く長くいくのもありだとは思いますが、それならあえてリスクを冒して転職するほどのものでもありません。上場できる可能性があるのかないのか。私ならそれで判断します。
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この回答へのお礼

二度のご回答ありがとうございます。

仕事内容は、ITサービスで、同じようなサービスをしているところもありますが、その会社にしかないサービスもあるようです。ただ、他社が真似できないかというとそんなことはないと思いますから、上場は難しいかもしれませんね。

どれぐらい売上があって、どう黒字になっているのかは、きちんと確認するように伝えたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/30 20:37

私はITベンチャーの経験もありますし、その業界人ですからお答えしておきます。



ベンチャーと言う言葉が、IT業界では誤解して使われていることが多いです。
自分を買ってくれるお客を引っ張って独立する、なんていうのはベンチャーではありません。
それは一種ののれんわけです。単なる独立です。

ベンチャーというのは文字通り冒険ですからバクチです。
うまくいかない可能性は半分はあるわけです。
いままで存在していないものを開発して販売したりするなら間違いなくベンチャーです。
存在はしていたけど、そのような使い方はなかったという新しい活用方法で人をもうけさせるようなものを作ったらベンチャーです。

私、コンサルをしていて自称ベンチャーという企業が「システムで困っている会社があったら紹介してほしい」などと言われることがある。
こんなもん、ベンチャーでもなんでもありません。便利屋ソフト会社です。

大資本が新規事業を起こすとき、自社でやらずに新会社を作って社員を役員にしてやらせるというパタンがあります。
これでうまく行ったら子会社ではなくグループ会社として発信力をつけさせる。
うまく行かなかったら解散廃業させればいいのです。
損は投資損であって、自分の商売の損でなければ資本側は痛くもかゆくもありません。
このとき、役員やっていた連中を自社に引き取り、前と同じ条件で雇用する、それが出戻り復帰です。

三井物産なんかではこの手はたくさん事例があります。
うまくいかなかったベンチャー例で覚えているのは、CDだとかのメモリ媒体の会社を外に作った時でしたね。
ニーズは確保できていますが安価格競争が走って、ペイラインの計算なんかが無理になりました。
製造原価はきっちりありますので、段々首がしまります。

失敗パタンのひとつになりました。

ITでベンチャーといったとき、明確な判断基準があります。

ベンチャー商品があるかどうか、です。
ないというのはどういうことかというと、「これから日本のインターネットを担っていく」だとか「他社にないサービスを展開する」というような能書きだけの場合です。理想が価値だと勘違いしているパタンです。
あるというのは「ショットインスタンスシステムOSを開発し、メモリ独立のソリューションとして訴求する」みたいなものの場合です。明確に方向性を示しています。
いままでに存在しないものを作り、それを市場に出すならベンチャーです。
アイディアがあってそれを実現するために設立した企業がベンチャー企業です。

ベンチャー商品のアイディアもなく、自分らは優秀だとか独自の責任感でやるとかいっていたら、下請会社にしかなりません。
提案しないでいわれたとおり働きますというなら、事業は頼めない、作業しか依頼できないということになりますからね。

その意味で実ベンチャーでないところへの転職はお勧めできません。

実ベンチャーだったら生活が大丈夫だとは言っていませんよ、念のため。
努力と運がついていたら、花が咲くことがあるのです。そのために苦労してかまわないから「冒険企業」という船に乗るわけです。
冒険の船は沈没する危険が常にあります。

そういう船に乗るためには相当な管理能力運営能力というスキルが必要です。
船室で船長やら機関長と怒鳴りあって議論できる実力が要求されます。
櫂だとか櫓を操作する能力ではありません。
スキル向上の経験のためにベンチャーに行くというのは本末転倒です。
自分でベンチャーだといっているところは、普通勉強したいと思う人間は雇いません。

年収600万というのはずいぶん低い収入だと思いますが、失礼だけど末端SEではないのでしょうか。
品質計画だとか運用設計だとか要件定義をするような人間にそんな給料のはずはありません。
プログラマーのリーダーレベルではないのですか。
月50万いきませんよね。

その低い収入の人に対して同額で来てくれないか、というのは、またまた失礼だけど人材としての魅力がそれほどないからではないでしょうか。

普通引き抜きというのは、何割か増しの条件を提示してどうだと訊くのが筋です。
そういう費用を負担しても来てほしいと思うのが当然なのです。
なんとなく、単なる兵隊として考えているように見えますね。

CTOだというのは、言うだけはタダですから言うのです。発言権なんてまずないようなものです。
安い報酬をごまかすために貼ったオフダだと見えます。

とはいえ私はそのベンチャーなるものを否定はしませんよ。実態がわかりませんし恨みもないし。

ただ、一部上場の会社で600万で働いている人間が昇給でどれだけいけるかというと、あまり期待しないほうがいいでしょう。
一部上場会社は、表彰だとかいろいろ優遇に見える行事がありますけど、臨時ボーナスなんかが出たときは所属しているグループ全員の参加する飲み会にその全額が消えるというのが普通です。
それでスーツを新調しようとかカバンを買おうなんて思ってはいけない。
成功をシェアしようという美表現のことばで打ち消されるのです。
苦労して働いた人間が、だらだらしている人間の飲み代を払うんですから割にあいません。
働いたらいい生活ができるというのは夢想であって、皆同じような状況になるのがこの種の企業の体質です。

もちろん昇格して、どんどん生え抜きをしていけばその限りではありません。
現場からを考えながらやる必要があります。

その考え方でいうなら、一時にせよ外に出て出戻るというのは、すごろくでふたたび振出しに戻ることですから、良いことではありません。

むしろ転勤を主体的にやって、技師長、工場長、支社長、と上がるように考えたほうが出世になります。
生え抜きを許す環境の会社なのであれば、です。

話を別の方向にしてから終わります。

生涯兵隊でいいという考え方もあります。
ITでときどきあるのは、生涯COBOL屋人生で終わる、とかプロジェクトマネージャなんか引き受けたくないと自分で言う人間がいるのです。
管理職自体がいやだから、主任すら断りたい、などと。その代り自分がやるとコンパイラエラーは発生しない、ということを自慢げに言う。
ゴンペルツ曲線の分析をするよりも、プログラムのバグの議論のほうが嬉しいという。

これは体質です。外からそれはいかがなものか、と言っても意味ありません。

その場合はご主人の思われる通りに行動してもらえばいいと思います。
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この回答へのお礼

ベンチャーの経験がある方からのご意見、大変参考になりました。

確かに、ベンチャーと言っても色々ありますね。
今夫が転職を考えている会社は、全く新しいサービスを考えたわけではないので、本当の意味でのベンチャーではないのかもしれません。

今とほぼ同額の年収600万での引き抜きは、やはり人材としての魅力があまりないということなのですかね。

私も引き抜きというからには、年収はもっと上がるものと思っていたのですが、夫が言うにはそれは外資系の話で、日本のIT業界でベンチャーに行くなら年収が下がらないだけいい方だと言っていましたが…。

ちなみに、夫は今の会社では平社員ですが、私は30歳で年収600万なら十分に感じていたのですが、そんなに少ない方なのでしょうか?
確かに夫もSEならもっと優遇される会社もあるとは話していましたが、今のように残業も少なく休日も十分あって、この年収なら私は満足なのですが…。
臨時ボーナスも、飲み会だけに消えることはなく、ほぼ毎年20~30万は出ますし。

ただ、年功序列の会社ではないので、今後昇給でどこまでいけるかはわかりませんが…。

もう少し考えたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/30 21:05

社員二人ならどんな役職名が付こうがあなたの旦那が一番下っ端じゃないですかね。

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この回答へのお礼

そうです。ただ、これから必要に応じて人を雇っていくつもりはあるようです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/30 20:38

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