プロが教えるわが家の防犯対策術!

祖母が老人ホームに入所しています。

その関係で、よく介護情報的な話を耳にするようになりました。
馴染みのスタッフさんもできましたし。
その中で気になった話題が1つあります。

それは、施設で職員による過失によって入所者が亡くなられた場合、
施設ではなく、個人が訴えられて起訴までされてしまう時代だという事です。
祖母のいる施設ではないですが、極最近、職員が食事介助をしていた際に、
利用者が窒息事故で亡くなったそうです。
その結果、遺族が職員個人を訴え、起訴までされたと。



あくまでも話してくれた方個人の考え方だとは思うのですが、

「この事故(というより個人が起訴されたこと)のおかげで、ただでさえ人手不足なのに就職希望者が激減した。以前は管理不行き届きとして施設が訴えられるケースがほとんどだったけど、個人が訴えられることなんてなかった。『怖くて介護(の仕事)はできない、責任が取れない』と言っている人が多く、ハローワークも困惑している」

とのこと。
実際問題、どうなんでしょうか?
看護師などの業務上過失致死などでは、個人が起訴されたりって珍しいことではないのですが、介護の方は起訴されたケースって無いんですかね?
※送迎中の交通事故、転倒・転落事故での起訴は聞いたことがあります。

ただ、ちょっと調べたところ、介護職員でも国家資格を持つ人もいれば、ヘルパー二級(今は名称が違うのかな?)止まりの人もいるようで、祖母のいる施設では誰がどのような資格を持っているかはわかりませんが…。

話を聞きながら、正直、「大変だなぁ」と思いつつも「責任が持てないって何だよ?!」とも思いました。
立場によって違うとは思いますが、介護・医療従事者、介護を要する家族をお持ちの方々の幅広い回答をお待ちしています。もちろん、両者でなくとも構いません。

A 回答 (4件)

こんばんわ。


個人の過失って大きなテーマですね。

給与が一般企業と8万円以上差があるこの業界でそこまで
求められては割に合わないってのが正直な意見です。

大切な家族様をお預かりさせてもらっているのはわかりますが、
それほど強く職員を憎むのであれば、ご自宅で介護されることを望みます。

例えば、食事介助にしても、業務の時間等ありますので、
一人で10以上一時間以内に食事提供しなければならない時も珍しくありません。
こちらも最善を尽くしますが、最終嚥下を確認し、次の食事介助へ移ったあと、
吐き戻しで窒息など考えられますが、業務をしながら一時間の間、五分おきに確認なんてできると思いますか?
いつまで働けばいいのでしょか?
自分の施設は夜勤が16時間拘束なのですが、そういう介助をするばら20時間拘束以上
しないと業務が回りません。

あとは職員の補充になりますが、それほど事業所も余裕がありません。
国は施設に溜めてるお金があるでしょ、儲かっているでしょと言いますが、
何か壊れたときにお金がなかったら何もできません。
年中使っている、入浴機材、体重計、空調設備、送迎用の車、その他もろもろと
一つ一つがとても高額です、車椅子しかり、介護ベット、無圧マットといるものは数限りないです。
施設にこれ以上の負担を求めるは難しいと思います。

ただそれでは、納得されない方も多いと思うので、しっかりと日頃の介護記録や家族様への報告を
しっかりするのが施設側の責任でそれができていない介護士への指導も施設の責任ではないかと。
利用者様の状態を正しく理解しようとしない家族様はよく見かけますので、そこが更に難しい所なんですが。

なので、個人への起訴は怒りまかせすぎであまりに暴力的なものではないかと思います。
個人を起訴しても事業所の業務改善が行われるが疑問ですし、業務改善が行われなかったら
再発はあります。それで解決って思われるなら、それはお金がほしいだけなのでは?
って思ってしまいます。

資格の件ですが、介護士を福祉士の業務独占にしてしまうと単純に人手不足に陥るからでしょう。
人手不足解消の為、賃金値上げは国にとっても、施設にとっても嫌なので、この先解消
されることは難しいのでは。
サービスの質の向上は安易に期待されない方がいいと思いますよ。
福祉士が多いと、環境手当みたいなので、利用料金上がっちゃいますしね。
それでもいいならそういう所を探されてはいかかですか?

以上が自分の意見です。
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元介護職です。

結論からいうと個人の過失は問われる可能性があります。

しかし、多くは施設側の監督責任によって、施設が訴えられるケースがほとんでですが、近年はまれに個人も訴えられます。私は介護福祉士ですが、賠償金も払える責任保険に個人的に入っています。

介護福祉士やペルパー2級も要は専門職です(看護師さんと一緒です)。その責任は重大です。しかし、今回の場合はどうかわかりませんが、普通は施設が全面に立って交渉や職員を訴えるのではなく、施設を訴えてほしい等の処置がとれると思うのですが、それができないほどの事故なんでしょうか?

食事介助は現実は本当に戦場のようなもので1人のスタッフで3人の利用者とかやっているところもあります。はっきり言って家族様の方がスタッフより、ゆっくりしっかり食べさせることができている現実もあります(恥ずかしいですが・・)。

また最近は本当にネットで簡単にいろいろな知識が入ります。そこらへんの忙しいケアマネより知識がある家族さんは結構しますし、利用者の中にもスマホあやつる人がいると聞きます。そんなもんで、余計に個人が訴えられるリスクは高くなっていると思います。

そして本日介護報酬の引き下げがニュースになっていました。
責任は増す→給与は増えない→退職が増える→現場に残ったスタッフに負担がかかる→さらなる退職者の増加
ともう悪循環のサイクルにはいりつつあります。しかも今後介護保険の網にかかるのは権利意識の高く高度経済成長も知っている利用者です。なにが現場で起こるのかは容易に想像できます。さらにスタッフのストレスは増えるでしょう。となると・・ますます退職が・・

最近の介護の現場を支えるのはハロワで言われて仕方なくきた、40-50歳台の方が多いです。しかし、その方々も単価でみれば、東京オリンピックなどの建設ラッシュなどで今後、単価が高い建設の仕事に流れる可能性が十分あります。最近は新卒者の入職は少ないです。親が介護の仕事をよしとしていないことも多く、3K以上の職場であり、私でもおすすめしかねるところはあります。介護職も海外から積極的に受け入れないと現場は回らなくなると思います。
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責任を持って仕事をしろというなら、責任に見合う給料を払え、ということだと思います。


介護職の安い給料で、何かあったときに全部責任をとれでは、介護職を引き受ける人はいなくなるでしょう。
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下記を参照してください。


http://www.my-kaigo.com/pub/carers/risk/houritsu …
右側の「法律でひもとく介護事故」のテーマをクリックすれば、
色々なケースの例を見ることができます。

結論から言えば、
個人に過失があれば、個人の責任が追及されます。
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