アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

中国の野望、闘わずして日米を制覇する魔の手に、協力するあほではなかったと評価したい。
間違ってますか?

A 回答 (11件中1~10件)

>間違ってますか?



回答:間違っていないと思います。(理由は後述)

ここは知らない人の質問に、知っている(と思っている)人が答えるサイトであり、
専門家でもない方が財務大臣兼副総理を「ごとき」と呼べる自由な場でもあります。
それ故、回答を装って嘘を騙る人も多いようです。(それを目的とした質問者もいるようです)


>中国の野望、闘わずして日米を制覇する魔の手に、協力するあほではなかったと評価したい。

私もそう思います。

AIIBにおける中国の目的は、アジア地域全体でインフラ投資ブームを起こし、↓の目的を達成し自国の問題を解決する為です。

A1:中国内で供給過剰となっている、(劣悪な)建設資材や自称自国開発の高速鉄道の輸出。
A2:アジアの港湾や鉄道整備の事業によって、中国の軍事戦略を進める。(原潜や空母の寄港地)
A3:融資国の工事を落札し自国民労働者を派遣する。
(現在の中国では人件費が上がった為に、もう「世界の工場」はできない)
A4:A3により、融資国に中国系移民を増やす→併合(ヒント:ウクライナ)
A5:周辺国との紛争で孤立しかけている立場の回復と、それらの国とアメリカを分離。

そして最終的な目的は↓による「アジアの覇権」です。

A6:中国経済の破綻をAIIBの資金で回避。
A7:人民元の基軸通貨化。

A3とA4により、中国主導の経済圏が拡大→人民元経済圏を構築。
他国の経済が人民元に依存する→中国の影響力が強化される。

中国は↑の資金をAIIB名義の国際金融市場から調達するつもりです。



AIIBは資金面での健全性も疑問視されているようです。

中国の外貨準備高は、近年の外国企業の撤退が激化したことによって減少し続けています。
中国はそれを補う為に外国から借り入れをしており、債務が増加し続けています。
(そのような「中国政府の保証」を評価している意見もあるようですが)



意思決定のシステムや設立の時期についても疑問が出ているようです。

B1:融資条件や金利の策定方法や審査方法が白紙の状態。
B2:本店ビル(北京)の完成が、最速でも2017年度以降。
B3:未だに資本金の振り込みがされていない→開業は早くても2016年(中国の外貨準備は、大丈夫なのか?)
B4:投資金額がGDP比例。
これに拠れば、中国が○億ドル出資したと宣言→他国も強制的に出資。
中国が本当に出資したかは出資国には分からない。(調査権限がない)
B5:中国は「アジア開発銀行(ADB)」の一番の債務者(全体の25%)。

B6:融資の決定権は総裁(中国人)のみにあり、理事会にはない。
(ヒント:出資国の権利 しかし運用責任は発生するらしい)
B7:金利の自由化すらしていない中国の「国際金融業務の能力」への不安

↑で一番問題視されているのがB6のいわゆる「中国の拒否権」とそれによる5です。

通常の国際金融機関では、融資案件は理事会で決定されますが、AIIBにはそれがありません。
そして「中国人の総裁」=「中国政府(習近平)の傀儡」なのは明らかです。
中国の政治判断で採算性を無視した融資が行われ破綻した場合、その結果は他の出資国も被る事になります。



私は以上の理由から、ADBに参加している日本がAIIBに参加する理由はないと思います。
日本の国民の多くも、そう考えていると思います。
(北朝鮮への融資を中国が勝手に決めるという事態もありえますし。)
しかし、何故か日本のメディアは「日本国内でAIIBへの参加を求める意見が多い」と報道しているようです。


他にも参加国が多い事を強調しているようですが、彼らは自分の都合(国益)で動いているだけです。そして日本の不参加も同じ理由(国益)の筈なのに、避難する理由が理解できません。、
(台湾の参加については、国内で問題になっているようですが。)

【馬英九総統が勝手にAIIBに参加表明、立法院で議決なし→台湾人ら怒りの抗議!】
http://hosyusokuhou.jp/archives/43447338.html
「日本はアジアインフラ投資銀(AIIB)に」の回答画像11
    • good
    • 1
この回答へのお礼

野猿でも分かる懇切丁寧なるご回答有難うございました。
政治家をしょってる野党の参加しろで失政と非難しもし政権代わったら、
あの将来の展望なき民主党政権の国威失墜に逆戻り。
中国の奴隷にならないようそれだけは避けたい。
この論破をよく読んで国会議員も勉強しなさいと諫言したい。

お礼日時:2015/04/06 09:46

物事の基本を知らなければならない。

まあ、知らないから質問するわけで、かく言う私も知らないことだらけだ。偉そうなことは言えない。気軽に質問して、知ったかぶりがそれに答えるというのが、このサイトの仕組みと思われる。

さて、AIIBは銀行であるから、銀行の基本的な仕組みはどんなものかと言うと……。銀行にはたくさんお金があるが、自己資本と他人資本からなっている。今、ニュースで「AIIBに多数の国が出資を申し出ている」というのは、自己資本のことだ。
そして、自己資本よりも他人資本の方が、はるかに多いのは言うまでもない。銀行とは、自己のお金を他人に貸すというより、他人のお金を別の他人に貸して鞘(さや)を取る、又貸し業である。鞘とは、調達金利と貸出金利の差である。
その他人資本であるが、銀行の他人資本とは、預金者から預かった預金や、債券を発行して市場から集めたお金である。AIIBは普通の銀行と異なり預金者がいないから、「AIIB債」を大量に発行することになる。

まだAIIBは発足してないので、AIIBの先輩のようなADB(アジア開発銀行)の仕組みについて見ておこう。ADBも預金者はおらず、ADB債を発行している。証券会社などがそれを売りさばいてくれる。私たち一般人も、証券会社でADB債を買える。
とは言っても、大量に買うのは機関投資家である。機関投資家は「格付け」を非常に気にする。格付けが高い債券は、利回りが低くても大量に買う。格付けが低ければ、利回りが高くないと買わない(ハイリスク・ハイリターン)。ムーディーズやS&Pなどが、格付け会社として有名である。

結局、ADBの商売の肝(きも)は、「格付け会社に高く格付けされる」ことにあるだろう。そうなれば、ADB債がローリターンであっても売りさばけるから、調達金利を下げられる。ADBは貸出金利が低いので(低くなかったら存在意義がない。「民間銀行に任せとけばいい」という話になる)、調達金利も低く抑えないと、商売が成り立たないのである。
ADBといえば、自己資本は出資国政府が払い込んで、貸出先はソブリン融資(相手国中央政府が保証人)がほとんどである。いわば「親方日の丸」商法だが、それでも肝心かなめの他人資本については、「市場」の洗礼を受けるわけだ。「ADBの運営状態は良好」と、市場から評価してもらえなかったら、調達金利が上がってしまい、ADB債の売れ行きも悪くなる。
ADBはこの洗礼に耐えて、最高の格付けであるトリプルAを獲得している。

以上の話は、AIIBにも当てはまるだろう。仮に中国が専横な振る舞いに走れば、「事業運営の透明性が低く、信用できない」と市場から判断され、格付けが下がってしまう。この仕組みを知らないほど、中国の当局者は無知ではない。
つまり、ニュースで日本政府当局者が「透明性が低いから参加を見送る」と語るのは、遁辞(とんじ)に過ぎないのである。透明性を見極めるのは、市場だ。AIIBは、麻生ごときに判定されるのではなく、まもなく市場の洗礼を受ける。
まあ未来のことは誰にもわからないけど、AIIBはトリプルAを獲得できるだろうか。

回答文が長くなってしまうが、もう少し書く。銀行が高い格付けを獲得するための方法としては、「自己資本比率を高くする」、「焦げ付きをなくす」などがある。
中国は何しろ金満なので、巨額の資本を払い込んでAIIBの自己資本比率を高めるはずだ。
また、AIIBの融資先は中国(のプロジェクト)が多くなりそうだ。中国はそれに政府保証を付けるだろう(プロジェクトの企業体が潰れても、政府のお金で弁済する)。
それに対し、他のアジア途上国は「うちにも融資してくれ」と言うに違いないが、中国は「貴国も政府保証を付けて」と要求するのではないだろうか。ソブリン融資なら貸し倒れはない(その国がデフォルトしない限り)。実際、ADBのソブリン融資にここ数年貸し倒れは皆無だったそうだ。AIIBはADBよりはノンソブリン融資の割合が多くなりそうだが、なるべくソブリンを要求するのではあるまいか。
こうして、自己資本比率が高くなり、かつ、貸し倒れが少なかったら、格付けは高くなるだろう。あとは透明性の問題であるが、ヨーロッパの先進国が多数参加したことは、透明性の向上に非常に役立つ。
というわけで、結論としてご質問者は間違っているように思われる。
    • good
    • 0

独り子政策でソドムとゴモラに進んでいた事に気付かず社会を荒らし殺し合いの世界許容量オバーで今にも崩壊寸前、金に走り直るはずも無く金を食って生きる積もりなのかと思います。

戦後70年金を求め生産力を付けない結果ですね。
    • good
    • 0

そのうちアメリカも参加し それにシッポを振って 日本も参加すると思う。


アメリカ資本が アジアの膨大なインフラ整備事業の魅力を 指を咥えて見逃すなんてありえないぜ。
そうでなけりゃあ イギリスやフランス ドイツなんか参加しないよ
    • good
    • 2

最近、老朽化したビルの看板落下事故その報道も頻繁ですが、数十キロ以上ものモノが30メートルも落下し通行人直撃の危険があるらしい。


インフラ整備に限らず社会全般、重力との知恵比べの感もする。重力との知恵比べとするならば、人々に破産倒産搾取を連想させる○○銀行/銀行/悪しき遺物/銀行を出すまでもなく国際ネットでの知恵協力で充分ではないでしょうか。
インフラがインフラ足り得るのも重力に潰れないだけの知恵が継続維持されるか否かのような。
    • good
    • 0

間違ってません


いまの日本はそんないろいろなことに手を伸ばせる余力や勢いのある国じゃないです
    • good
    • 2

評価します。


中国の言うことなど鵜呑みにして参加するには反対です。

昔、VISAが銀聯立上を支援した際にも、契約は守られず、今では海外でも銀聯でクレジット決済が出来るようになっています。

中国は政治、ビジネス、あらゆる面で約束を守ることはありません。
中国人にも良い人は沢山いるのに、とても残念です。。
    • good
    • 2

いずれ参加する形なのでは?その時期が、どうなるかはわかりませんがね。

例えば、参加各国からのラブコールがあれば参加する流れになるのでは。ただ、現時点ではその様ラブコールがあっても、参加するメリットはあるのかどうか。ところでAIIBへの評論家の説明・解説があまり聞こえてこない。と言うことは、誰も、詳しい内容が把握できていないのかな・・・。
    • good
    • 0

鳩山政権だったら加盟してたかもね。

    • good
    • 0

正しい 選択だと思う

    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!