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現在、DIY型の太陽光発電を行っています。
2kW分のパネルを家近くの駐車場の隙間に
設置しています。
将来、売電を計画しています。8kW分の
パネルを新たに購入するか、現在使用の
パネルに追加して、8kWにしようか、
試案中です。
また基本知識としては、一応、売電シス
テムを導入する場合は、電気工事士の
資格を有する方を通して、電力会社に、
その旨の申込書を提出したり、工事を
お願いしなければならないことは理解
しています。

こう言った状況で、今回参考のために
お聞きしたい事があります。二点あり
ます。

最初の質問をします。
8kWで発電して、売電を行う場合、
4kWに二つに別けて、二系統に別けて、
各々の系統をパワーコンディショナーに
つなぎ、交流に変換し、一つの電源荷ま
とめて、送電線に送るすのが一般的だと
聞きます。
これは本当でしょうか?
パワーコンディショナーにパネル側から
入ってくる電圧が小さくて済むからとも
聞きます。

二つ目の質問をします。
最初の質問に関連します。
二系統の電源を一つの電源に束ねる場合
、使用する機器の名称は、なんとも呼ば
れているのでしょう
か?

A 回答 (1件)

こんにちは。



太陽光発電を施工している業者です。
まず、1つ注意すべき点があります。
現在2kWパネルを置いているということですが、
すでに発電を開始しているのでしょうか?
もしそうでしたら、その当時の売電価格で動いていると思いますが、
今後パネルを増やした時には、その増やした部分は別の価格に変わります。
また、現在の太陽光発電の価格は10kWを境に大きく異なります。

基本的に10kW未満は余剰売電と言いまして発電したうち、最初自宅で消費したのちに余った分を売るという考え方です。
10kW以上ですと、すべて売電に振り向けられます。ただし10kW未満よりは売電の単価は下がります。

これらを踏まえて考えますと、仮に2kW動いていたら10kW未満に抑えるのが最も効率的と言えます。

参考までの現在の売電価格は
kWhあたり
10kW未満=35円もしくは33円(税込)
10kW以上=27円+消費税
となっています。

パワーコンディショナー(以後、パワコンという)を2つに分けたほうが効率的、ということですが
現在家庭用のパワコンの容量が3kW、4kW、5.5kWという感じのものしかなく、
それ以上だと10kWのものなので価格も高いことからコストの面でも良いということになると思います。
(ワット数が必ずしも価格に反映しているわけではなく、比較的3~4kWが安価なため)
また、電圧が小さくて済むかどうかはパワコンの性能の問題なので分ける分けないの問題とは別です。実際、少なすぎてパワコンが動かない場合もありますから、電圧が少なければよいというわけでもないです。
厳密にいうとパワコンで系統を分ける訳ではなく、パネルのつなぎ方によって系統が考えれられ、1つのパワコンあたり2~4系統くらいのものを入れます。これはパネルの容量(W)、1系統ごとに入れられる枚数などがあり、パワコンの性能が足りればなるべく多くのパネルをパワコンにつないだ方が効率は良くなります。
なお、パネルで発電したものの多くは100%パワコンで売電出来る量として変換されるわけではないので、置く場所にもよりますがパワコンより多めのパネルをつなげることによって、売電出来る量をパワコン容量により近づけることができます。
(パワコン容量以上の売電は出来ないため)

仮に2つのパワコンをつなげて電力側に流す場合、これをまとめる機器は一般的に集電盤もしくは連系盤などと呼びます。
各パワコンから来た電源をブレーカーを介して大元の開閉器を取り付け、そこからまとめて流すことになります。
多くの場合、この大元の開閉器の先に売電メーターを設置することになります。
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この回答へのお礼

ぴかっとさん、ありがとうございます。お礼のメールを書くのが
遅れてしまったようですね。
大変失礼しました。

お礼日時:2015/10/12 16:00

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