天使と悪魔選手権

シーズン当初は高打率打者がいますが、最終的には三割以下で皆終わってしまいます。
陸上競技等のタイムを競う競技だと人間の能力(体力)に大きな大差が無いと思われるので、
近似値で徐々に良くなるのは解るのですが、
対人競技であり、個人の打撃能力以外にも失投や二線級投手等の巡り合わせで、三割を達成
している事を考えると、五割,六割等様々な率を残せる選手が普通に出てきても良いと思うのですが、そうならないのは何故でしょうか?
誰もが一律に六割超凡退してしまうのが不明です。

A 回答 (4件)

対人競技だからこそ、です。



陸上競技などの場合、最終的には身体機能的な限界は訪れるでしょうが、本人が能力を高めていけば相手は関係なく記録を伸ばすことが出来ます。
例えば、男子100M走の世界記録は、現在9秒58です。一方、30年前は9秒93でした。
タイムだけだとあまり変わらないように見えますが、両者を並べて走らせるとゴールの時点で3M近く差がつきます。
スポーツ科学などの発展などもあり、その意味では徐々に記録は伸びていきます。

一方、対人競技の場合はそうはいきません。

2線級投手とのめぐり合わせなどで3割を達成している選手がいる、とのことですが、この「2線級」というのは、プロというエリート中のエリートの中で、のものです。
現在、プロ野球に所属できる選手は1チームに70人まで。つまり、最大で840人です。
一方、高野連のデータによると、2015年に高校の硬式野球部に所属している選手は16万8000人ほどになります。つまり、1学年に付き5万5000人以上いるわけです。その中で、プロ野球入りできるのは、毎年、70人~80人程度。プロ野球選手になる選手、というのがいかに限られた、エリート中のエリートであるか、というのはわかると思います。
で、例えば、アマチュア野球時代に公式戦通算打率5割、とか、何十本もホームランを打ってきた、とかという選手がいます。しかし、この数字というのは、1学年5万人以上もいる中で、最底辺レベルの選手から打ちまくった、なんていう数字を加味してのものです。そのレベル差と、わずか800名しかなれないプロ野球選手の下位選手とのレベル差では、プロの方がはるかに差が小さいことは明白でしょう。

また、対人競技では、自分が伸びても、相手がそれ以上に伸びれば成績は下がります。
自分が伸びても、相手も同じだけ伸びれば変わりません。
スポーツ科学などの発展と言うのは、トップ選手をより伸ばす、と言う効果以上に底辺を押し上げる効果が強くなります。例えば、昔は、150キロの直球を投げる投手というのは珍しく、それがあるだけで大きな武器になったこともあります。しかし、現在であればバッティングマシーンなどでそのくらいの急速の球を再現し、打つ練習をすることが出来ます。すると、速球だけでは武器にならない、というような形になります。
反対に、かつて、投手の側も録画機器がなかった時代は、経験論などで相手打者はここが弱点などと調べるしかなかったわけですが、現在であれば全ての試合の映像などを見て、より詳細に「これが弱点」と捜すことが可能です。すると、仮に2線級の投手であっても、そこに投げさえすればそこそこには抑えられる、ということになります。

元々、プロに入る選手は、エリート中のエリートでその中でのレベル差は少ない。
しかも、スポーツ科学などの発達によって全体的な技術などが底上げされているため、相対的な差はより小さくなった。
結果、シーズン最高打率の更新などがなかなか起きない、ということになるのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

スポーツ科学の発達で投打の技術が底上された結果のMAXが何故三割なのかが不思議です。
回答有難う御座いました。

お礼日時:2015/09/21 14:52

打率にならないボールを投げる事ができますよね


一番判りやすいのが敬遠です

それで、打てなくなりますから打率は下がります
漫画のドカベンの岩木や殿間だったら敬遠の球でもホームランやヒットにすることができますが、そうじゃないので

どんな球でも打てる人なら5割6割でも可能です
    • good
    • 0
この回答へのお礼

一割打者,二割打者もいれば、三割打者もいるので、普通に四割,五割打者がいてもおかしくない気がするのですが
回答有難う御座いました。

お礼日時:2015/09/21 14:42

プロ野球の話だと思います。


イチローが日本で活躍していた頃を思い出します。
シーズン前半は4割を売っていました。しかし、相手もプロです。イチローが三振した玉。凡打になった玉等を徹底的に調べて、パリーグの全てのチームがイチロー攻略法を考えます。同じチームの全てのピッチャーもその攻略方法を話し合います。ココに投げれば良いとか、この玉を投げればいいのか?全ての試合で取り組みます。自分が試合したチームだけでなく。全ての試合のビデオがありますのでそれを徹底的に分析します。そうやってもイチローはそのシーズンに200安打を達成しました。打率は3割5分ぐらいだったと思います。全く、イチローとはすごいバッターだと思います。
 結論はピッチャーにとっては、いつまでも苦手ではプロの投手として商売になりません。公式記録は、勝率、平均失点などですが、チームのデーターには対イチローのデータも評価されるのです。そうやって一人のスターがいることで野球はどんどん発展するのだと思います。最近は,日本で活躍した選手はすぐに大リーグに行くので寂しいというのが野球ファンの本音でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

おっしゃる通りイチローは天才的な打者でした。
出がらしの状態になってしまう大リーグ帰り選手が多い中で、イチローは帰らずに終えて欲しいです。
回答有難う御座いました。

お礼日時:2015/09/20 22:35

たとえば、フォアボールや、エラーなどの出塁は、打率に換算しないから、です。


ですから、出塁率だと4割や5割になりますが、打率はヒットと凡退だけの率なので、3割がやっとなんです。
また、ホームランを捨てて、ヒットだけを狙えば、高い打率になりますが、そうだとチームの勝利に貢献できないから、です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早々回答有難う御座います。
三割がやっとの人,二割がやっとの人,がいれば、五割がやっとの人,六割がやっとの人もいて良いとおもうのですが・・・・
不思議です。

お礼日時:2015/09/20 19:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!