スマホ同士の電波が干渉して聞こえなくならないのはなぜですか？

電波は空気を伝わる波だといいます。つまり電波という物質はなく空気分子が振動してぶつかり合いが波となって伝わると私は理解します。スマホは何十億台もあるのになんで電波同士干渉しあって不通にならないのですか？音波も波です。なんで飛行機の音波のせいでTVが不通にならないのですか？
水に石を二つ投げると互いに波が干渉して波形が変わるではありませんか。ちなみにミサイルやレーダーを撹乱する妨害電波というものは昔からあります。

No.7 回答者： puyo3155 回答日時： 2015/09/24 13:19

電波は空気を伝わる波だといいます。

つまり電波という物質はなく空気分子が振動してぶつかり合いが波となって伝わると私は理解します。
＞　ここがまず違います。電波は、正確には電磁波といって、空気のような媒体がない真空中でも、光速で伝搬します。音波は、空気の密度が伝搬します。海の並も、水があってこその波です。電波はは、何もなくても伝搬する、そこが違います。

＞スマホは何十億台もあるのになんで電波同士干渉しあって不通にならないのですか？
まず、周波数が違う電波は干渉しません。ラジオやTVの電波は、関東一円に送信されているのに、チャネルや、周波数を合わせることで別の番組を見たり、聞いたりできますね。基本的にはそれと同じことです。

携帯電話には、各社に割り当てられた周波数があるため、その周波数を使って通信します。ただし、周波数は無限ではないので、同じ周波数帯の電波を使って、より多くの人が、干渉せずに利用できるようにするための技術があります。４Gと言われる最新の携帯電話では、OFDMという方法で、３GのときはCDMAという方式で多重化を実現します。実際の携帯電話は、基地局と通信するときに、この多重化された電波（チャネル）を、適時使い分けて、他のスマホと干渉しないようにしています。

また、携帯電話の無線通信は、都市部では数百メートルごと、田舎でも数キロごとに設置される基地局との間です。各基地局は、ライトで道を照らすように、電波で一定のエリアと通信できるようにアンテナを設置しており、隣のエリアとは通信出来ないように工夫がされています。

＞音波も波です。なんで飛行機の音波のせいでTVが不通にならないのですか？
電波と音波は無関係だからです

＞水に石を二つ投げると互いに波が干渉して波形が変わるではありませんか。ちなみにミサイルやレーダーを撹乱する妨害電波というものは昔からあります。
妨害は可能です。同じ周波数の電波を、大容量で被せれば、通信はできなくなります。

No.6 回答者： isoworld 回答日時： 2015/09/24 08:17

幾つか回答が出ていますが、素人向けに分かりやすく例えを使って説明します。

その前に「電波は空気を伝わる波」「電波…空気分子が振動してぶつかり合いが波となって伝わる」との理解は完全に間違っています。これを前提として理解を進めようとすると、とん挫します。空気が振動して伝わるのは音波です。電波は空気の振動と関係りません。真空の宇宙でも電波は伝わります。両方はまったく違うものなので「飛行機の音波のせいでTVが不通に」なることはありません。

先に音波の話をしておくと…多くの人が同時に話をしたり騒音や雑音が入ってくると、私たちの耳にはそれらが干渉し合って聴きたい話が聴きづらくなりますよね。これは私たちの耳がどの音も受け入れるからです。犬笛ってご存知でしょうか。犬笛を吹くと、私たちの耳には聞こえなくても犬には聞こえます。コウモリは眼がほとんど見えません。それなのに複雑な地形の処をぶつかりもせずに飛べるのは、自分が超音波を出してその反射音がどう聞こえるかによって目の前の物体を見分けています。コウモリが出す音も人間の耳には聞こえません。むかしのリモコンは超音波を使っているのが多くありました。これも人間の耳には聞こえません。

これから分かるように、聞こえる音（音色、言い換えると周波数）の範囲に制限があると、それ以外の音が飛び交っていても妨害されず、自分が聞こえる音だけを取り込むことができます。人間も歳を取ると高音が聞こえなくなってきます。年寄りに聞かれたくない話を年寄りがいる場でするときは、思いっきり高音でしゃべるといいかも知れません（半分冗談ですが）。

電波もこの点では同じで、受信可能な電波に制限をかけると、幾ら多くの電波が飛び交っていても自分が受信したい電波だけを取り込むことが出来ます。ＡＭ／ＦＭラジオってありますよね。車にはまだついていると思います。ＡＭ／ＦＭラジオにはチューニングつまみがあり、あれを回すと自分が受信したい電波だけを選べます。チューニングつまみを回すということは、受信可能な電波に制限をかけ、選んでいるということです。なので、多くの電波が飛び交っていても自分に必要な放送だけが聞こえるんです。

でも受信可能な範囲に同じ周波数の電波があると、干渉し、混信します。ＡＭラジオのチューニングつまみを慎重に回すと、日本語の放送の中に中国語や韓国語が混じって聞こえる場合があります。あれは電波同士が干渉しあっているのです。ラジオ・ＴＶや携帯電話の電波も含めて、使ってもよい電波には規制があって、干渉・混信がないようにされています。妨害電波は意図的に同じ周波数の電波を出して干渉・混信させ、妨害させるものです。

それでも使える電波には数に限りがあって無数にあるわけではありません。でも音波と同じように電波も無限遠に届くわけではないので、遠く離れていれば同じ周波数の電波を使っても干渉・混信は出ません。

No.5 回答者： tknakamuri 回答日時： 2015/09/23 12:51

電波を共用するための様々な技術があるのです。

FDMA(周波数分割)、TDMA(時分割)はきほんとして
OFDMAとかCDMAとか、スペクトラム拡散とかの技術で
少ない帯域を共用してます。

あと、スマホの電波は遠くには届きませんし、最寄の数km以内の
基地局と繋がるので、基地局が相手にするスマホの台数は
限られています。
何十億台ものスマホ同士の干渉を考える必要は有りません。

要するに、混ざってしまっても、必要な部分を後で
取り出せるのですよ。ラジオでTBSと日本放送が混じって
聞こえないように。

音波と電波は容易に分けて受信できます。
というか混ぜて受信する方法がないですね(^^;
お互いに汗歩もしないです。うるさくとも目が見えるのと同じ。

この回答へのお礼

なるほどスマホの電波は遠くへ届かないのですか、なるほどなー、とりあえず分かったのはそこまで。そのFDMAとか、調べる必要が出て来たな。文系の俺が何で……これは分かるのに一ヶ月かかりそう。ああ人生の無駄。これだから人付き合いはダメなんだ。村人と面会謝絶してユックリネットにハマろうと思ったらそのせいでまた人付き合いか。質問しないで他人のブログ盗み見した方がよかったか。回答が沢山来て全部熟読してません。丸一日パソコン見てた一日。全部読んで一応理解して返答すんのに何日かかるやら。なるほど、みんなネットでこんな事やってたのか。この発見は収穫だ。便利だなこれ、こんなに沢山の人が真面目に答えてくれるのかー。松本人志って女の罠にかかって結婚したのかな。あいつの事だ、一生やり逃げしようと思ってたのかな。気になる。

お礼日時：2015/09/23 21:00

No.4 回答者： bathbadya 回答日時： 2015/09/22 22:29

アナログＴＶだと、アンテナに直接入る電波と、飛行機に反射して入ってくる電波が干渉することはありましたよ。

デジタルになって、同じ情報量を短時間に授受できるようになってますので、ノイズなどを補正するデーターも一緒に送っています。
また、周波数を分けているのは既出ですが、常時接続説に短時間だけ、順番に接続する手法もあります。

妨害電波は発信源が特定されるので、敵に攻撃されない超航空からピンポイントの相手を狙ったりします。

水に石を二つ投げると…　確かにその通りですが、地下のプールと２階のプールの波は干渉しないし
同じプールの中でも連続して波が来なければ、干渉せずにどっちの波かを判断することができます。
暗号解読キーワードがデータに含まれているので、他人の波はスルーになります

No.3 回答者： 銀鱗 回答日時： 2015/09/22 21:57

同じ周波数帯の電波を使えば干渉はする。

しかし周波数帯が異なるので干渉することはない。
周波数は干渉しないよう目的ごとに割り当てられているためそのような心配はない。

無線LANやBluetooth通信をしているときに横で電子レンジを使うと、それらの通信に障害が出ることもある。
これは無線LANとBluetooth通信、電子レンジのマイクロ波の周波数が近いために起こる現象。
スマホや携帯電話の周波数に近い電波は制限されているため干渉は起きないということだ。

＞水に石を二つ投げると互いに波が干渉して波形が変わるではありませんか。
よく見てないのかな。
波の形は石が投入された点を中心に同心円状に広がるだけで、二つの波が重なったところは単に波が高くなるか低くなるかの違いがあるだけで、
それぞれの波の形（周期）は変わらないのだよ。

妨害電波と呼ばれるECMは「使用されているレンジをカバーする周波数をより強く」返して元の波形が分からなくなるようにしているだけだ。
スマホや携帯電話でも同じ周波数帯の強力な電波を発信すれば干渉するよ？
ただし電波法などでそれらの行為を禁じている。（出力が高いため違法局・不法局として取り締まり対象になる）
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/re/info/yoku …

No.2 回答者： check-svc 回答日時： 2015/09/22 21:53

干渉というのは、同じ周波数同士の場合に両者が重なって弱まったり強まったりすることを言います（周波数が違えば干渉しない）。

スマホに限らずフィーチャーフォンにせよ、電話機能は周波数バンドがいっぱいあって、しかも一つの周波数に複数の信号を重畳させる技術があります。
実際には非常に複雑な方式なのですが、分かりやすい例で言えば、AB間の通話とCD間の通話をパルス信号に変換して、両者のパルスを交互にして同じ周波数に乗せるのです。
これで同一周波数に2通話を乗せることができます（交互信号ですので重なりません）。

インターネットの方はご承知の通りパケット交換ですので、同じ搬送波の上でも授受する相手の情報も一緒に送る方式で、たとえればベルトコンベア上を宛先を探しながら送っていくようなものです。

＞音波も波です。なんで飛行機の音波のせいでTVが不通にならないのですか？
●音波は電波ではありませんので、TVに影響することはありません。

＞ミサイルやレーダーを撹乱する妨害電波というものは昔からあります。
●妨害電波というのは相手が使用している周波数を把握した後、それと同じ周波数の電波を発して干渉させることです。
ただし、周波数が違ってもあまりにも強力な電波の場合は干渉ではなく受信機を狂わせます。

No.1 回答者： doctorelevens 回答日時： 2015/09/22 19:43

＞電波は空気を伝わる波だといいます

違うよ。
電波は真空でも伝わる。
基礎から勉強すべき。