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著作権に関する質問が4つあります。
初めは1番の質問だけだったのですが、
考えているうちに増えてしまいました。
ご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。

1)外国語の勉強のために、
外国語の歌詞を日本語に翻訳して載せているブログをちょくちょく見かけます。
歌詞の一部分ではなく全文載せているのですが、
これは著作権侵害にはならないのでしょうか?

2)翻訳家をしている人が、
第三者から歌詞の翻訳を頼まれて
お金を貰って翻訳したら、これは著作権侵害でしょうか。

3)上の2)が著作権侵害だった場合、その責任は依頼した第三者か、翻訳した翻訳家のどちらにありますか。

4)上の2)が著作権侵害だった場合、
どうしても外国語の歌詞や文章の意味が知りたい時はどうしたらいいでしょうか。(自分で地道に勉強する以外)


過去の質問なども見ましたが
私の知りたいことと一致する質問を見つけられませんでした。
著作権について詳しい方、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、翻訳することと、その結果をブログに載せることとは別の行為です。


例えば、翻訳した結果を紙に書いたり、プリントすると、許可(許諾と言います)なくやれば、翻訳・翻案権、複製権、著作者人格権、などの侵害になります。ただし、家庭内利用など私的な使用の範囲であれば認められています。
さらに、それをブログに許可無しに載せると、送信可能化権や複製権の侵害になる可能性があります。以上の諸権利は著作権者からの告訴があってはじめて侵害と認定されます。
細かくはまだあって、同一性保持権の侵害や氏名表示権の侵害もあり得ます。例えば、原作の著作権者の名前を勝手に変えたりすると、親告罪から離れ、親告されなくとも刑事罰の対象(懲役や罰金)になったりします。同一性保持権では、間違った翻訳や改変なども侵害です。翻訳にも原作者の著作権が及ぶ(残る)ので、勝手な使用もできません。

1) 許諾無しだと、全文であれ、一部分であっても、翻訳(翻案)もブログへのアプロードも侵害になります。
2) 翻訳家の翻訳作業は、お金のやりとりと無関係に侵害となります。
3) 翻訳したこと自体は翻訳家による侵害となりますが、依頼した方もほう助の可能性があります。
4) 公に出版されている(著作権処理が終わっている)ものを探すことです。例えば、CDなどでは翻訳が付属していることがあります。翻訳できる人から、口頭で教えてもらうことは自由です(ただし、紙に書いて配布したりすると複製権に関わります)。やはり、本来は、外国語の歌を知りたいなら自分で意味を調べるのが王道です。外国人が日本のアニメの会話などの意味を知りたいために日本語を学ぶ例は多く、よく知られています。人によっては、わざわざ日本に旅行してきます。

さらにご質問があればどうぞ。
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この回答へのお礼

解決しました

とても詳しい回答をありがとうございます!
翻訳するだけでも色々なことを侵しているんですね、想像以上で怖くなりました。
ベストアンサーにさせていただきました、本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/11/30 00:41

これは○○の歌詞の日本語訳と載せればOK

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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。
そうなんですか!?それだけでいいなら簡単ですね^^;

お礼日時:2015/11/30 00:42

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