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a~eのなかで、表現の仕方のうえで1つだけほかと異なる性格のものがある。1つ選べ。

aその小さな茂みはまだ硬い小さな莟をいっぱいにつけながら、何か私に訴えでもしたいような眼つきで私を見上げた。
b湿った空気のために何時までもそのこんがらかった枝にからみついて消えずにいるその香りは、まるでその小さな茂みそのものから発せられているかのように思われた。
c私は再び霧の中の道を、神々しいような薄光りに包まれながら、
dいくら歩いてもちっとも自分の体が進まないようなもどかしさを感じながら、あてもなく歩き続けていた。
eそれを知っているだけ残らず大きな声で怒鳴り散らしたいような衝動にまで、私を駆り立てるのであった。

という問題で、解説には比喩表現の違いでaのみが擬人法であると書いてあったんですが、dとかeは比喩表現なんでしょうか?単なる婉曲だと思うんですが。どうも納得がいかないので教えてください。

A 回答 (4件)

aは「擬人法」であるということで確かに他の4つと違います。



dとeは比喩表現といえると思います。

d:「ちっとも自分の体が進まないようなもどかしさ」は、実際には体は進んでいる。もどかしさを、「進んでいない」ようだとたとえているので、比喩。

e:「大きな声で怒鳴り散らしたいような衝動」は、実際には怒鳴り散らしてはいない。その衝動のことを、たとえとして「怒鳴り散らしたい」ような、と言っている。つまり比喩。

このような解釈でいかがでしょうか。

この回答への補足

d,eも婉曲ととるより比喩ととったほうが適切なのでしょうか。
そもそも婉曲ではないのでしょうか?

補足日時:2004/07/03 23:45
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「ようだ」というのは、比況の助動詞で、「比況」というのは、文字そのものからもわかるように、状況を比べるという意味です。



品詞はそれぞれ、役割(意味)や接続の仕方が決まってしまっています。
よって、 a ~ e までは、すべて「比況」、比喩表現であるわけです。

質問は、比喩の方法の違いを見分けなさいということになります。

さて、比喩には、「直喩」「隠喩」「諷喩」「擬人法」の4種類の修辞法があります。

直喩・・・他のものを「ようだ」などの語を用いて、直接的にたとえを表現する方法。「花のように美しい人だ。」

隠喩・・・「ようだ」などを語を用いずに、「~は~だ。」という形でたとえる表現法。「あの場所は私にとっての楽園だ。」

諷喩・・・言いたいことを直接言わず、たとえを示すことで相手にさとらせる方法。「花より団子。」
「婉曲」と混同しやすい、と思われます。
ちなみに、「婉曲」をいうのは、そのものずばりを言わず、遠まわしに表現することです。

擬人法・・・無生物や人間でない生き物を、人間にみたてて表現する方法。「猫がじっと遠くを見つめているのを見て、彼には彼の悩みがあるのだろうと思った。」

したがって、「ようだ」を必ず用いるのは「直喩」のみ、となります。(残りの比喩表現は、「ようだ」を用いない、もしくは用いる必要がない用法ですから。)
このような問題が出たときは、「直喩」さえ見分けられれば、あとは消去法で対処できると思います。
直喩の見分けは、他の3種類を知っておけば、見当がつくでしょう。

とどのつまり、問題文で用いられている「ようだ」の用法についてだけ言及すれば、すべて「直喩」であるわけですから、それぞれの文全体で直喩か擬人法か、見分けなければならないわけですな。
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比喩とかの問題じゃない気がしますね。


それぞれ、ものによっては比喩の補助句的な感じはしますが。。

僕は、a) は他者の状態への推量的なニュアンスが
強かったので、a)かなぁとは思いました。

この回答への補足

他者の状態への推量的なニュアンスって何ですか?
もう少し詳しく教えてください。

補足日時:2004/07/03 23:33
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確かにbからeは直喩表現になりそうですね。

婉曲ではありませんね。
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