女性のオタクの歴史

『おたくのビデオ』や『七人のおたく』1980～90年代のオタクを取り上げた作品を見ていたのですが、そのなかで、女性のオタクのキャラが少ないながら登場していました。今23歳なので、電車男以前のオタク、ましてや女性に関してはほとんどわかりません。そこでなのですが、女性のオタクはいつごろから誕生し、いつごろから増えていったのでしょうか?また、彼女たちはオタクの中でどれくらいの勢力だったのでしょうか?

No.1 回答者： tier 回答日時： 2016/01/04 08:16

…うーん？あまりはっきりとは言えないですけど、一番始めのブームは確か鉄人28号だったかな。

主人公の少年が女性ファンにウケて、それ以来小学生男子キャラにハマる女性ファンのことを、その主人公の名前から(主人公の名前は正太郎)ショタコンと呼ばれるようになりました。
次のブームは六神合体ゴッドマーズ。主人公のタケル(本名はマーズ)と兄のマーグがイケメンだったのと、その２人の運命的な確執と対立が女性ファンの人気を呼び、マーグが死亡した時お葬式をやったとかやらないとか？
キャプテン翼は男性にもサッカー人気を確立した人気作品ですが、女性にもすごい人気でした。
聖闘士星矢もイケメン揃いの上、ギリシャ神話を題材にした壮大なストーリーが女性ファンの心を掴みました。
忘れてはならないのが、鎧伝サムライトルーパー。
同じく鎧をまとったイケメン達の活躍を描いたお話ですが、聖闘士星矢の聖矢達のように身体的にも精神的にも強い男の子ではなく、基本的に普通の男の子の心情を描いたのが女性ファンの心を掴み、キャラCD やライブなど、今のアイドル声優を確立した作品になりました。
その後、天空戦記シュラトはタツノコプロですが、魔神英雄伝ワタルや魔動王グランゾート、サイバーフォーミュラなど、主にサンライズ作品に人気が集まりました。これが80～90年代でこの頃がピークかな。
その後はゲームなどのジャンルに人気が細分化したのと、男性ファンの萌系ジャンルに押されて市場的には目立たなくなりましたが、80年代以前に比べれば比較にならないほど「オタク」と呼ばれる人達が増えているのは確か。
特にジャンプ系は年代問わず今も強い人気があります。まあこれはご存知だとは思いますが。