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3歳の娘がいます。産後半年ほどで、IUD[避妊リング]を装着しました。
今月9日に生理が来て、予定では24日前後が排卵日でした。その前後で性行為をして中に出したのですが、主人と話し合って避妊具を外すことにしました。今日が26日なのですが、排卵→受精→IUD除去→着床はありえる話なのでしょうか?妊娠は可能でしょうか。もちろん、来月妊娠でもいいのですが、気になったので質問させていただきました。

A 回答 (1件)

>今日が26日なのですが、排卵→受精→IUD除去→着床はありえる話なのでしょうか?



あり得ないでしょうね!
IDUの避妊作用は子宮内膜を厚くさせず、受精卵を着床させないようにすることが主目的です。

セックス後にIDUを取り外し、仮に正常に排卵が行われ、低い確立ですが受精卵が出来たとしても、それがちゃんと着床できる子宮内膜がありません。
女性が妊娠する上でのハードルは、受精卵が出来ることより、その受精卵が着床することの方が高いのです。

不妊治療の発展で、排卵時期にセックスすれば70%以上の確率で精子と卵子は受精することが判っています。
しかし、その受精卵が無事に子宮へ着床できるのは半分以下に落ちてしまいます。
多くは精子や卵子の染色体異常などが原因により自然流産します。
更に、健康で元気な受精卵が出来たとしても、子宮の中に到着するタイミングがズレてしまうと着床できません。
受精卵と子宮内膜は酵素やたんぱく質を出し合って、綿密な連携を採ります。
これを着床窓と言います。

女性は黄体機能不全などが原因で不妊になりますが、これは子宮内膜を十分に厚く維持できないからです。
子宮内膜は排卵時期になると、子宮の裏側全体に厚さ1cmほども出来上がります。
しかし、厚さが6mm以下だと受精卵は着床出来ず、妊娠出来ない事が判っています。

身に覚えがあると思いますが、IDUを装着していると子宮内膜が少ししか作られませんので月経が軽くなります。
月経血の成分は殆どが血液です。
子宮内膜の量が少ないのですから出血量が少なく、必然的に月経期間も短くなります。
これが月経が軽くなるメカニズムです。

子宮内膜を増やすには卵胞ホルモンの分泌が必要になります。
卵胞ホルモンは排卵時期に最も多く分泌されますが、子宮内膜の厚さを維持するために黄体期の中間ぐらいに2度目のピーク分泌をします。
理屈的には、セックス後にIUDを外せば多少なりとも子宮内膜は厚くなりますが、元からの厚みが無いのですから受精卵は着床できないでしょう。

妊娠を望むなら次周期以降に期待をすべきでしょうね!
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この回答へのお礼

ありがとう

大変詳しくありがとうございました!
着床を妨げるものだとは知っていたのですが、メカニズムなどは知識不足でした。来月以降で期待したいと思います(^^)

お礼日時:2016/01/26 22:43

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