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平安時代室内照明に油が用いられたのは、いつ頃からですか。油のない前は何を用いていたのですか。
また、庶民が油の照明を用いたのは貴族社会より遅かったのでしょうが、どうなのでしょう。
平安前期、中期、後期といった分け方でおねがいします。小説を書いているものですから、何卒よろしくお願いします。すみません。

A 回答 (3件)

この質問と、2つの回答、No.2の回答に対するお礼を読みました。

 その上で、No.1の回答と質問文を読んで、質問に対しては、「No.1の回答が良回答」と感じました。
質問文に、「庶民が油の照明を用いたのは貴族社会より遅かったのでしょうが、どうなのでしょう」とあるのが、妙です。お礼に「御年75歳の好奇心だけは旺盛な青年です」とあります。
「庶民が油の照明を用いたのは貴族社会よりも早かった」という思考や問題提起は、どうした認識によるものでしょうか。昔から照明用灯火に油脂が使用されていたのであれば、庶民と貴族では前後がないのでしょう。仏教文化として入ってきたのなら寺院から貴族という順でしょう。輸入品・到来物・その代用国産ということなら、「庶民が油の照明を用いたのは貴族社会よりも早かった」という思考や問題提起は起きないでしょう。
質問文に、「小説を書いているものですから、何卒よろしくお願いします」とありますが、平安時代の庶民と貴族の食糧や調理、住居、衣服、冬季の対処、夜間の生活、寝具、照明などの生活、あるいは社会生活上の朝から夜までの習慣や労働の仕方、役目役割分担、幼少期から死亡までをそこそこにイメージしないと、小説は書けないでしょう。 「分からないことばかりの迷い人」なら、こういうところで質問してなんとかしようとするのは、ちょっと信じがたいことです。
"こういう資料は自分で探しています。その中から自分の気に入った部分を更に詳細に調べて、小説に反映させています。少なくとも、自分の調べた範囲は間違いないと自分は信じられます。こういうところで、嘘か本当か判断できないような判断力で答えを求めてそれがなにの役に立つんでしょうね?油の無い時は木片しかないですね。" 
炭(燃え残り・炭化したもの)とか、油(油脂成分が多いもの)の利用は、農耕民、狩人、木こり、漁労民でも、非常に昔からあったでしょう。ただ、通常、よほど特殊な状況がない限り、昼間に労働し生活し、暗くなっている夜間は、特に照明などせずに暮らしたでしょう。 灯明を神事などで使うとしても、数ルクスあれば十分に用は足せたと考えるのが自然です。

ここは質問サイトですから、直接の回答も並記します。
このサイトのPDFをご覧ください。
https://www.city.hasuda.saitama.jp/bunkazai/kyoi …
東京都街路照明基準  地域別街路の平均照度を次のように定める。 0.3ルクス以上
http://www.aist.go.jp/science_town/standard/stan …
◆0.2ルクスあれば転ばない程度に歩ける。
◆2ルクス以上あれば場所を認知するのに不自由しない。
夜中に印刷活字を読むのでなければ、ゆっくり行動するのが普通の内部や物のだいたいの位置を知っている室内でもほとんど明かりはいらない。 コントラストが重要だが、生活上では夜間の自分が住む室内では照明そのものを使わずに済む。
http://siboono.web.fc2.com/candela.htm

江戸や明治期の農山村、漁村で、屋内に照明具があったとても、その照明器具の設置場所は限られていて、ほとんど無照明でも、歩行や寝起きはできていた。

書こうとしている小説が、平安期を取り上げるのであれば、どんな生活をベースにしているのか考えることですね。 貴族だって、寝室などに灯りはともさないでしょう。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000052/files/5021_ …
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この回答へのお礼

お忙しい中、懇切丁寧な長文のご回答に感謝します。ありがとうございます。

お礼日時:2016/02/22 14:07

平安時代にもなれば、油は最初からありました。

ごま油など、植物性のもの(9世紀以降は、主にエゴマの油)を使っていたようです。
植物油を使った照明が庶民に普及したのは、菜種油がつくられ始めた江戸時代です。それまでは、囲炉裏の火が煮炊きや暖房とともに、照明を兼ねていたのでしょう。
http://www2.pref.iwate.jp/~hp2088/park/kikaku/51 …
http://lib.ruralnet.or.jp/syokunou/lib/fudoki/20 …

ただし庶民も中世から、灯火用の油を買っていたという話もあります。
http://japanese.hix05.com/Folklore/Food/food06.o …

くわしくは、以下のような本を参照してください。
宮本馨太郎『灯火――その種類と変遷』朝文社
http://www.honyaclub.com/shop/g/g11004348/
小林卓二『あかりのはなし』さ・え・ら書房
http://www.saela.co.jp/isbn/ISBN978-4-378-03707- …
深光富士男『くらしを変えてきたあかりの大研究』PHP研究所
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784569780 …
深津正『燈用植物』法政大学出版局
http://www.amazon.co.jp/%E7%87%88%E7%94%A8%E6%A4 …
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この回答へのお礼

666protectさんへ。
ありがとうございます! 最初の回答者にはここはおふざけコーナーかと正直、落胆しましたが、やはりそうではないんですね。安心しました。
小生御年75歳の好奇心だけは旺盛な青年です。分からないことばかりの迷い人ですが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

お礼日時:2016/02/20 14:33

小説を書いている?嘘でしょ。


私の周囲の小説を書いている人はこういう資料は自分で探しています。
その中から自分の気に入った部分を更に詳細に調べて、小説に反映させています。
少なくとも、自分の調べた範囲は間違いないと自分は信じられます。
こういうところで、嘘か本当か判断できないような判断力で答えを求めてそれがなにの役に立つんでしょうね?
油の無い時は木片しかないですね。
庶民(庶民の定義も難しい)大多数だった農民のことを言うなら、江戸時代になってから。
商人のことを言うなら、室町時代の豪商は油を使っていました。
以上は嘘 or 本当 ドッチ?
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