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素人の質問が出ます。

科学の方法の基本は、「証明された事項の積み重ねで理論を組み上げてゆく。
そこに、証明されていない事項を含めてはならない。」
ということのようですが、このやり方では、宇宙とは何か、生命とは何か、物
質とは何か、という究極の本質は絶対解明されないだろうと常々思っています。
このことについてどのように思われますか?

また、科学には他の方法は存在しないのでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

「宇宙」というものはない。


宇宙は天体によって成り、天体は分子の集合であり、分子は
原子、原子は素粒子、素粒子はクォーク、クォークは超弦
(量子定常波)によって成る。
こうした還元的な方法が科学の本質であり、それゆえ生物学は
その発展上に分子生物学を生み、科学は量子化学を生んだのです。
そして確かに、そうした還元主義の果て(全ての存在を量子
(プランク定数)1つから導く)の超弦理論は、宇宙全体の
構造に関わっています。
結論を出すのは、ちゃんと勉強してからにしましょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

昔、飲んだ時に「ひも理論」のことをよく話す人がいたことを
思い出します。
還元主義、おもしろそうですね。
本格的な勉強の時間はないけれど、ポイントだけでも押さえて
おきたいです。

psytexさんは、いずれ科学が全てを解明するであろうというご
意見ですね?

お礼日時:2016/05/15 19:16

このことについてどのように思われますか?


   ↑
その通りだと思います。


科学には他の方法は存在しないのでしょうか?
   ↑
あります。
仮説を立て、その仮説で事象を説明できるか
という方法です。

仮説で総ての事象が説明出来れば、それは
正しいだろう、ということになります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど。
難しそうですが、私の話に説得力をもたせるために
参考にします。

お礼日時:2016/05/16 07:51

確か,「科学(動詞)」は「予測する」と同義だったと聞いたことがあります。

ということは,科学的アプローチである事実を説明するということは,その時点でわかっている事実とその有様に基づいて何らかのモデル(tanzou2 さんが書いた仮説に相当するもの)に対して,数学的・化学的・物理学的に間違いの無い方法でその事実が示すであろう結論を予測するということです。したがって,そのモデルが事実の裏にある真実(人が多分決して見出すことができないかもしれないこと)に近ければ,精度のいい予測ができますが,そうでなければはずれ。物理学のある先生の随筆に,「例えば理論物理学のある問題に対して100個の論文(つまりは科学的な予測)があったとしても,少なくとも99個は間違い」と書いてあるように,なかなか難しいのが科学なんでしょうね。そして,科学は物理学等の自然科学だけではなく,社会科学や人文科学も同様の予測手法によって将来を予測して,真理なり事実なりを解釈しようとする方法なんだと思われます。日銀が考えている未来が当たらないように・・・難しいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

100のうち99ですか。
ips細胞の山中伸弥さんの苦労話を以前テレビで見ましたが、自分の代で
発見できるとは思っていなかったということです。いくつかの幸運が重
なって発見に至ったということでした。

私にとっては他人事なので勝手なことを言ってますが、「頑張ってくだ
さい」と、エールを送りましょうか。

お礼日時:2016/05/16 15:17

非常に、根源的な質問なので、それ自体の回答は難しいですが、いわゆる科学(特に自然科学)に関しては、証明されていない、大前提を元に構成されています。


それは、以下のとおりです。
・対象は必ず「存在」し、その「存在」そのものの「実在性」は問わない。
・対象となる現象は、再現可能である。
補助事項として、「真値」は測定・観測値の一定誤差内に存在する。(「真値」は統計学的に推定される)
したがって、科学の扱う領域は、上記の限界の中に入っています。
また、科学はその研究対象を現象においているので、研究対象の意味などを対象にはしないでしょう。
いくら、宇宙の構造や、宇宙空間での物理法則を解明したとしても、宇宙が存在する意味はわからないのは確かです。
生命、物資についても同様ですね。
科学は、その性質上、実験・観測などにより、その理論の再現性を充分に検証して、証明とします。
ただし、「証明」しなければいけないから、本質を解明できないわけではないです。
科学の取り扱う領域に、本質や意味を解明する事が含まれていないだけなんです。
「宇宙」、「生命」、「物質」の本質を解明する事は、哲学の「自然学」としてはじまり、「自然哲学」となり、「神学」、「物理学」、「化学」、「生物学」、「社会科学」その他諸科学として分離していきました。
したがって、「宇宙」、「生命」、「物質」の本質を追求する事は、依然として「哲学」の中に残されていると考えて良いでしょう。
どうも、「証明」を特別視されているようですが、どのような学問であっても、他者を納得させる為には、なんらかの「証明」が必要になるんじゃないですか?
「宇宙」、「生命」、「物質」の本質と言っても、何に対しての本質かが明確になっていません。
解明するにしても、本質を見極める「視点(もしくは、論点)」が必要でしょう。
「神学」であれば、単純にそれらは、「神」により創造され、「信仰」によりそれを知ることが出来ると回答できるわけです。(「神」が何故、それらを創造したかの理由は、明確では無いですが、「聖霊」により、信仰者はそれを知ることが出来るのでしょう)
現代哲学においては、それらは主要な論点では無いわけですが、それらを解明したいのであれば、自ら「哲学」するしか無いとは言えるでしょう。
新たな方法論が生まれれば、それは「本質学」として、他の科学と同様、「哲学」から分離するかもしれませんね。
ただ、その内容は、あまりにも大きく、深い事は確かでしょう。
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この回答へのお礼

素人の質問に丁寧に回答いただき感謝しています。

科学ってそういうものだったんですね。

「証明」が必要であることは納得しているんですが、これは感情でしょ
うね、「なんで証明しなくちゃいかんのだ」というのが私の中にありそ
うです。
それよりも根深いものがあって、こんなことを言うとどこかの先住民族
みたいですが、科学というものに敵対心がありました。

しかし、この回答を読んで、それが「お門違い」だったことに気が付き
ました。科学そのものが悪いわけではない、と。

何故このような質問をしたかといいますと、仏教の生命論が、哲学等の
人文科学で証明されることは可能なのかどうかということを、私なりに
探っていたからです。

お礼日時:2016/05/16 16:40

>究極の本質は絶対解明されないだろうと常々思っています。



科学における解明は玉葱の皮を剥くようなもので、段階的プロセスであって、しかも終わることのない永遠に継続するプロセスなのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

現在の科学というものはそのようですね。

お礼日時:2016/05/16 16:47

科学でデータを積み重ねて最先端の客観を掘り下げ


それを土台にさらなる問題を詰める思索の過程(哲学)を経ながら
仮説を立てることの繰り返しで
認識されていることの山のすそ野の閾値のラインを下げていく。
というのが王道のような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

何にしても「王道」というものは地道なものですよね。

お礼日時:2016/05/16 21:43

むしろ、宇宙とは何か、生命とは何か、物質とは何か、という事柄は、科学によって説明され定義されてゆくと思います。



究極の本質と言われていることが何を指しているのか分かりませんが、昔、宇宙が太陽系を指していた時代から、それが銀河系を指す時代になり、また銀河団、それより大きな汎宇宙を指す時代に変遷していったように、生命の成り立ちや物質の成り立ちも科学によって変遷しつつ説明されてゆくと思います。

しかし、人生の意味とかいったようなことは、科学の範疇には無いでしょう。科学者にとって科学は仕事であり、人生において大きな範囲を占めるでしょうが、それをひろく一般に適用することは出来ないでしょう。
人文的な思索の重要性が、科学の威光に隠れてしまうことの無い様にすべきだと私は思います。

ところで、昨日、人工知能を題材にした番組を見たのですが、人工知能が社会運営を大きく合理化出来る技術であるとされていました。この人工知能が人生の意味などを考えられるようになるのか分かりませんが、人工知能は人間が見出すことの出来なかった諸問題の解決の道筋を導けるようには成るでしょう。もしかしたら、戦争回避なども人工知能がやってくれるかもしれません。開発者でさえその進化の先を予測することが出来ない人工知能は、一種の生命風を帯びているように思えました。
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この回答へのお礼

あほなさん、こんばんは。

私は一信仰人として仏法の生命観を信じています。しかし、信じてそれで
終わりという訳にはゆかず、「理」を求めるわけです。どんな人でもそれは
同じだと思います。

仏法の生命観というか宇宙観は、宇宙が生命そのものだということです。
そして、個々の存在は物質も含めてやはり生命であり、いわゆる「梵我一如」
の関係である。時間的に永遠であり、空間的に無限である。
簡単に言えばこういうことになろうかと思いますが、これは私の「理」の部分
では「仮説」にすぎないんです。

ですから、要は納得したいし、説得力も持ちたいんです。しかし、無限とか永
遠は少なくとも「自然科学」では無理だとしか思えなかったのです。

lupanさんがいうように、新しいものが生まれない限り無理だと思います。それ
が何かなど、私には見当もつきませんが。


人工知能については、私も興味があります。コンピュータの特徴は速さと正確さ
であって、これは人間は歯が立ちません。入力するデータにより、プログラミン
グの工夫により、物凄い能力を発揮し、人間の知的労働を奪うことは簡単にでき
ると思います。
さまざまな重要なシステムと連動させると、映画のようなことが起きるかも。生
命ではないから、怖いですよね。

お礼日時:2016/05/16 21:41

ゲーデルの不完全性定理を学びましょう。


その公理系内で証明されない公理の介入に
よらなければ、公理系はAと非Aを同時に
導いてしまう(無矛盾ではあり得ない)。
「絶対解明されない」というより、存在とは、
階層現象性の表面的定性化による、絶対的
無の相対有化に由来し、「絶対=無(不確定性
原理)」に還元される。
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この回答へのお礼

「不完全性定理」そして、かの有名な「不確定性原理」!

こういう難しいのに挑戦してみますか。分かるかな?

お礼日時:2016/05/16 22:02

でも、そのやり方で無いと、貴方の言う、


究極の本質が正解(正しい事が証明される)かどうか
たどり着けないんですが…

まぁ、宇宙とか、生命とか、おっきな事いってますが
答えは自分の中にある的な安っぽい解答でいいなら
適当でいいと思いますけどね

しょせん、私(人間)の体全てを宇宙に見立て
一粒の大腸菌を太陽系や地球に見たて
私の心を神と仮定したとき

私(神)は、たった一粒の大腸菌の事なんて
1ミリも考えないし、大腸菌が私に感謝されても伝わらない、

彼らは、自分が善玉菌か悪玉菌かすら判らない、
自分から見える世界が腸内だけ、で、
腸内だけで 私の全体像を知ろうなんて
どんな方法を使っても無理ですよ

我々人間が、宇宙の本質を解明させるとか、
おこがましい
とは思いませんか?
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この回答へのお礼

自分の目の前の10cmしか見えてない人が多い反面、
素粒子から宇宙の果てまで意識がいっている人がいる。

人間は自由で、本能による規制を一切受けない唯一の
存在といえますよね?

すでに地球を破壊するだけの力を持ってしまった。そ
の力を目の前10cmしか見えない人が使わないとも限
らない。核のことだけじゃないですよ。

だから、我々はもっと知らないといけないと思う。
「宇宙の本質」なんていうと大仰だけれど、地球って
どうなっているの、とか、人間ってなんだとかくらい
は考えていかないといけないということです。

お礼日時:2016/05/17 08:46

>すでに地球を破壊するだけの力を持ってしまった。


>の力を目の前10cmしか見えない人が使わないとも限
>らない。核のことだけじゃないですよ。

先程、地球を1粒の大腸菌に例えましたが、宇宙にしてみれば、
1粒の大腸菌が消滅しようが、繁殖しようが1ミリも影響を感じ
ません。
つまり、地球が、地球だけが破壊されても宇宙からしてみれば全然
問題にすらなりません

つまり、地球が破壊されて困るのから、という理由は宇宙から見れば
どうでもいい事でそこに住んでいる生物だけが困るという話になります

となれば、実は
>素粒子から宇宙の果てまで意識がいっている人がいる。
は、自分の目の前、12cm 位先を見ているだけなのかもしれません

そもそも、
>人間は自由で、本能による規制を一切受けない唯一の
>存在といえますよね?
その人間が誕生したせいで、地球の寿命は縮んでいるのではありま
せんか?
実は人間が誕生した理由は、地球が悪玉菌でその地球を破壊させる為、、、
とか結論づいたら?

>自分の目の前の10cmしか見えてない人が多い
多いと言うのであれば、実は地球を破壊する事が本能の可能性も
ありますよね

まぁ、有り得ないでしょうけど
それは誰にも証明は出来ません。
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この回答へのお礼

それで?

お礼日時:2016/05/17 16:54

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