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(1)日本は国を挙げて地震予知に取り組んでいます。
 ただ、今の方法で予知は可能と思いますか?

(2)地中海の方の国だったと思いますが、以前(今)
 地震予知を行ったということを聞いたことがありま す。どんな方法だったかは忘れました。どなたかご 存知ですか?

(3)その他、地震予知が可能ではないかという仮説をご 存知の方は教えてください。
 (例:植物にうそ発見器を取り付けて弱電流を測定  する)

A 回答 (3件)

(1)は、各観測点の水平、上下への移動を観測し、観測点間の収縮などの具合によって予測する方法だったでしょうか?


ある程度は可能だと思いますが、何分にも現状で蓄積されているデータが少ない点、観測精度や観測点の数、地中深くの観測点も設置する必要があるか?など、地震のメカニズムそのものも大雑把には分かっていても、まだまだ研究段階だと思いますから、厳しいように思います。

以下のような方法を組み合わせたりすると、予測精度も高くなる気もしますが、とこの連携に関して旗を振っている省庁も文部科学省、気象庁、国土交通省…などで違ったりしますから、なかなか。

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(2)に関しては、ギリシャで行われているらしい、地中の電位を測定する事で、地震前に異常な電流が流れると言う現象を元に予知を行う方法だと思います。
研究者3人の頭文字を取って、「VAN(ヴァン)法」と言うそうです。

参考記事:
徳島新聞 - 研究の担い手 早川正士教授(電通大)(下) 分野超え取り組みを
http://www.topics.or.jp/rensai2/jishin1/p12.html

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(3)に関しては、上記を調べている際、地震雲と呼ばれる雲の出現で予測する方法があるそうです。チョット怪しいページでしたが…。
あと、動物なんかが落ち着かなくなるとか。
ナマズの行動を真面目に監視している研究もあったような?

参考URL:http://www.topics.or.jp/rensai2/jishin1/p12.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
一番早い地震予知は「ギリシャに習え」ということですか。
日本のやり方だとまだ500年くらいかかりそうですね。
ギリシャ方式に変更すると怒り出す団体や老人、懐に金の入らない政治家とかが反対するのでしょうね。
結局は税金の無駄遣いに終わるといういつものパターンですかね。

お礼日時:2004/07/23 12:52

地震予知には長期予知と直前予知があります。


長期予知は活断層の活動履歴の調査である程度わかるようになってきました。
どこそこの断層が今後○年間に地震を起こす確率は、、、
というニュースを時折目にされているものと思います。
これはおおよそ数十年から100年単位の予測です。
これは何月何日に来るかはわかりませんが、
都市計画上重要なものです。
それは、明日突然地震が来るとわかっても病院や発電所といった
重要施設を急に丈夫にしたり移動させる事はできないからです。

関心をお持ちなのはもうひとつの直前予知だと思います。
これは理論上は可能だと思います。
地震も断層の摩擦現象なのですが、
摩擦理論では、物が動く時には全体がいっぺんに
動くのではなく、ある一部分から動き始めることがわかっています。

断層では震源核と呼ばれています。
そこから破壊が徐々にスタートしてあるレベルに達すると
一気に全体が破壊して地震に発達するだろうと考えられています。
あらゆる直前予知研究は、この理屈を前提として
どんな手段でもよいから震源核の動きを捉えたいと願っているのです。

皆さんが指摘されている測地や電磁気観測も、
地下深部の震源核の信号を地表でキャッチしようというものです。
その他のアプローチとしましては
地下深部の断層までボーリングして直接センサーを
埋め込む事も計画されています。
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地震の予兆現象とされる「宏観現象」と地震の関連性を調べるというのが大きな流れですね。


日本もギリシアもそうそうやってることはかわりありません。
日本が劣っているというのは誤っています。

地震雲や、ラジオのノイズ、動物の異常行動が地中で岩石に大きな圧力変化が起こったときに
電気異常をもたらすために起こる現象であると考えて観察を続けるチームがありますね。

参考URL:http://catfish.ess.sci.osaka-u.ac.jp/index_t.html
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