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飛行機が離陸、着陸するときに「すべての電子機器の電源をOFFをする」ように言われるが、どうしてですか?
電波を発する機器は飛行機の計器や通信機器に影響があるような気がします。電波を発する機器はどこまでダメなんでしょうか?電波時計も影響があるのかな。

電波を発する機器以外は理由が想像もできないです。

飛行機に備え付けのOA機器(テープなど)は離陸、着陸時は聞くことができますが、なぜ、大丈夫ですか。
よろしく、お願いします。

A 回答 (4件)

参考URL1番目の航空豆知識で


第11回の「離発着時に電子機器のスイッチを切るのはなぜか?」
をクリックしてください。解説が載っています。
解説をおおざっぱにまとめると、
電気が流れると磁気が必ず発生する→
発生した磁気のなかに電気を流す物質があるとそこに電気が流れる→
その電気が悪さをして計器を狂わす
といった感じです。
電気が流れると言っても、電子機器などによって生じる電流は人が全く感じない程度です。感電することなどありません。しかし、計測などの結果を伝えるのに用いる電気信号は、このような微少な電流のON/OFFを利用していることが多いので、ここに微少な電気が余分に加わると、ON/OFFの状態が乱れて正しくない結果を表示することが起こりえます。実際の値とは違う値を見て操縦の判断をすると、飛行機は操縦士が思っているのと違う動きをしてしまうため、危険なことにもなりかねません。
このような影響をできるだけ受けないように設計されている飛行機でも、絶対に影響されないという保証ができないので、電源を切るようにしています。特に離発着時は墜落事故などを防ぐために非常にシビアな操縦が必要です。パイロットが微調整をくり返す離発着時に計器が狂うと大変危険ですので、危険が起きるほんの少しの可能性もなくすために、多くの機器が使用禁止の対象となります。

さて、少し毛色が違うのが、携帯電話の通信やパソコンの通信などで使用される無線通信です。これらは携帯やパソコンそのものから強力な電波が発生しますから、その電波が悪さをする可能性はかなり高くなります。この点については、質問の文中から質問者さんも予想できているようですね。

参考URL2番目は全日空さんのページです。
この手荷物に関する案内の
「・特に注意が必要なお手荷物」
を見てください。
ここに使用できない手荷物の例が載っていますが、「常時」と「離発着時」にわかれています。本体から無線電波を発するものは「常時」使用禁止です。それ以外は「離発着時」使用禁止です。先にも書きましたように、無線電波を発生させる機器は、交信や計器に影響を与える可能性がとても大きいことがわかると思います。

さて、だめなレベルですが、ものによって使っても大丈夫なものもあると思います。しかし、膨大な種類の電子(電気)機器のそれぞれについて使用の可否を判断するには莫大なコストがかかります。また、実際に搭乗中使用されている機器が使用を認可されたもので、かつ改造など手が加えられていないことをいちいちチェックすることもできません。
従って、安全第一の原則から「全部ダメ」としています。
飛行機に備え付けのテープなどの機器は、計器に影響が出ないように設計され、検査も受けています。航空会社の方で勝手に中をいじったりすれば別ですが、そのようなことはしませんので、「使っても絶対安全な装置を選んで取り付けているからOK」と言うことになります。

ちなみに、電波時計はラジオと同じで、時刻用の電波を受信して時刻あわせを自動的に行う時計ですので、電波は出しません。また、ラジオやデジカメなどには、電子機器がタイミングを合わせるための発振器や発振回路が組み込んであります。これらは電波を出すことを目的とするものではありませんので、いわゆる発信器は入っていません。ただし、外部との通信機能が付いているものは、発信器が入っていますが、赤外線通信などの光信号を利用するタイプでは、光信号自体が電気信号に影響を与えることはありません。

参考URL:http://www.jalcard.co.jp/column/knowledge/index. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます
詳しく説明して頂き、よくわかりました。
確かにすべての電子(電気)機器を可否判断するのはたいへんです。自分が持ち込んだすべての電子機器を調べるのも苦労しそうだし。

お礼日時:2004/08/21 09:54

離着陸の時は飛行機が一番不安定な時なのです。


速度が低いので、ギリギリの揚力で飛んでいく。

そこに訳の分からないノイズが入って誤動作や誤表示が合った場合、即墜落ですからね。

原因の排除がもっとも安全です。

AMラジオの近くでTVのリモコンを操作しても、ラジオにノイズが入りますから、極力ノイズ発生源は無くしたいのでは無いでしょうか。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます
まとめるとinakenさんの回答になるような気がします

お礼日時:2004/08/21 09:58

随分前に本当に有った話を二つ。


1)日本エアシステムA300の、コックピット・スクリーンが、何も表示しなくなりました。客室乗務員が手分けをして客室内を走り回り、乗客の一人がパソコンを操作しているのを見つけだだちに使用を止めてもらった所、コックピットの機器は正常になった、しかし理由は不明。(その後解明されたかも知れません)
2)アメリカでの話だと記憶していますが。乗客がCDプレイヤーを聞いて居た為、航空機が操縦不能になり、危うく墜落する事態になる所だった。
 御質問を再度読ませて頂きましたが、電波を発する機器以外・・・・とは、例えば携帯電話等の事を言っておられるのでしょうネ、でもAMラジオでも回路の中に発信機を持っています。CDプレイヤー、デジカメ、パソコン等は回路中は発信機だらけです従って、航空機内で電子機器の使用を制限しているのでしょう。因みに高空で使用が許されるのは、トラブルが起きても地上とのクリアランスがありますので対処可能と思われますのでOkがでるのでは?と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
電子機器は発信機だらけなんですね。知らなかったです。

お礼日時:2004/08/21 09:49

電気製品は、電源を入れると電磁波(電波、ノイズ)を、発生します。


航空機に搭載されている機器は、他の装置に影響がないように、設計及び使用されています。
一般の電気製品は、対策が低いのです。
有る程度対策されていますが、携帯電話やパソコンをTVの近くで、使用すれば解ると思いますが画像が乱れます。
航空機等は、誤動作が直接乗客の命に関わりますので使用禁止です。
実際ビデオカメラを使用しても問題ないですが、万が一の対応です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/21 09:45

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