プロが教えるわが家の防犯対策術!

 初めまして。

 私は今年、美大受験をしようと思っているものです。
4月からアトリエに通って勉強しているのですが…。

 どうしても人物デッサンが上手く出来ません。
顔や手、足などを描きましたがどれも良い評価は得られませんでした;
手や足などは皮膚感が出ていなかったり骨格が明確ではなかったり、
特に顔に至っては「似ていない」「印象がまるで違う」などさんざんでした…。

 形の取り方や影のつけ方、印象の出し方、その他なんでも良いのでなにか「コツ」があれば教えて頂けたらと思います。

A 回答 (4件)

私も人物デッサン苦手です。


なので、私が受験時代の先生に一番よく言われていたことを書きますと、

・どこにどんな骨があるのか理解すること
・筋肉の流れを無視しないこと
・表面の形だけ見て惑わされないこと

この3つです。

アトリエに通っていらっしゃるようなので、人体の本とかあると思います。先生に頼んで見せてもらってみてください。もしくは図書館で探せば必ずあります。

一朝一夕で全身の骨や筋肉を全部覚えることは不可能ですから、一番目立つところだけ押さえていきます。たとえば

・膝の骨はどう組み合わさっているのか?
・この筋肉はどこが緩んでどこが伸びているのか?どう流れているのか?
・筋肉の上にどれくらい脂肪が乗って、この形になっているのか?
・この関節はどう動くのか?

などなど。意識するだけで結構違うものですよ。


顔の印象が違う・似ていないということは、お気に触ったらごめんなさい、形や位置の取り方がまだ甘いのだと思います。

・目尻から・目頭から垂直線を降ろしたとすると、口のどこにぶつかるか・顎のカーブのどの辺にぶつかるか?
・顔に対して鼻が大きすぎないか・小さすぎないか?
・パーツを描くことに気を取られて全体の立体感を失っていないか?

など、書ききる最後の1分まで、形が狂っていないかの確認を怠らないように気をつけてみてください。

顔は特徴的なパーツがたくさんついていて、ついつい特別扱いしてしまうのですが、普通の静物画と同じだと思って描いてみてはいかがでしょうか?顔なんて、缶ジュースのロゴにちょっと凸凹がある程度、みたいなものです。また、いくらパーツの形があっていても位置や全体の立体感が無ければやっぱり「似ていない」という評価になると思います。顔って見慣れている分評価が厳しいので、描くの大変なんですよね…;筋肉も複雑に絡み合っていますし。

経験談ですが、私がアトリエで人物デッサンを描いていた時に、書き出しから全然似なくて本当に気分が乗らなくて困ったこともありました。でも「こんな絵を講評で人目にさらすなんて耐えられない!」と形を直し続けたところ、「最初、大丈夫かなーって心配になってたんだけど、仕上がってみればなかなか似てるじゃない」などと先生にお褒めの言葉を頂けました。時間内に仕上げようとしなくて良いんですよ。それよりも、似せようと努力し続ける事の方が大切なんだと思います。

まだ夏休みは始まったばかりですから、受験にはまだまだ余裕があります!4月にアトリエ通いを始められたとのことですから、今なら描けば描いただけうまくなりますよ。私も受験で対抗できるレベルになったのは高3の夏でした。

長々と書いてごめんなさい。
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

さっそく今日図書館で人体についての本をかりて来ました。
結構恐い絵とかあるのですが(笑)これを参考に返却期限までひたすら描こうと思います。

顔ってどうしてもパーツの一つ一つが気になってしまって、気がついたら一つ一つの「物」に
なってしまうんですよ。位置の取り方…確かに部分部分にこだわり過ぎて全体のバランス
や位置はそれ程気を使っていなかったです…。ご指摘ありがとうございます。垂直線や缶
ジュースに例えてしまう(笑)方法、使ってみたいと思います。

いえ、丁寧に教えてくださって嬉しいです。
ご回答本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/08/01 20:41

自分も芸大出身です。

 やはり受験で悩んだ事を思い出しました^^ 
詳しい状況が判らないのですが、もしかしたらまだ形を完全に取れていないのではないでしょうか?
石膏デッサンはしましたか? 美大を受験するという事は高校生ですよね?だったら美術室に石膏像はあるはずなんで、石膏デッサンで形を取る練習をしてみてはどうでしょう?
質感や量感を出すのも重要ですが、基本はやはり形を取る事を、尽き詰めて行く事だと思います。 
基本的にデッサンには才能は必要なく、描けば描くほど上達します。 ですので、比較的簡単な石膏デッサンで練習を重ねていく事を私はお勧めします。
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この回答へのお礼

 石膏デッサンですか。一度もやった事は無いですし、ヘタしたら今後やる事も無さそうです…。
高校生です。美術室にこれ見よがしに石膏がならんでいるので(笑)先生に掛け合ってみようと思います。

 形、まだまだ上手く取れなかったりで本当に練習あるのみだな…と自分でも思います;。

>才能は必要なく、描けば描くほど上達します。
なかなか思うように行かず凹んでばかりなので…とても励みになるお言葉です。
 ご回答本当にありがとうございます。精一杯頑張りたいと思います。

お礼日時:2004/08/01 20:43

手っ取り早く上達するなら、模写するのが一番です。



素描などを収録してある画集などが、昔はあったんですけど、探してみて、いろいろ沢山やってみると、効果があるかもしれません。

ダ・ヴィンチとか、ミケランジェロあたりは、一度はやっといても損はないと思いますよ。

手とか、顔とか、足(?あったかな?)とか、着衣、布のひだの表現の、パーツの習作(素描)なんかはディティールまで書き込んであるから、結構勉強になると思うし、
もとは版画の作品でも、鉛筆のデッサンに転用できるものもあるから、その気になって探せば教材は以外と見つかると思う。

極端な話、ずるいと言われるかもしれないけど、研究所なんかで評価の良かった作品を模写してしまうのが良いかもしんない。
(流石にこれはやらなかったけど…。)
画家と言われる人は、修行時代は殆どの人が、先人の作品を写してたんだから、ずるいともいえないかもしれないけど。

つまりは、まずはうまい絵をまねて描いて、うまい絵が描けるようになった。のだと思います。
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この回答へのお礼

デッサンでの模写はやった事がありませんでした。
ダ・ヴィンチやミケランジェロ…少し恐れ多い気もしますが(笑)逆に新鮮で楽しく出来そうです。

 昨日、講習で、上手な先輩の後ろにたってしばらくの間描いてるところを見学させてもらってました。(笑)
とても勉強になります…少し言い方が悪いのですが、良いところを盗んで自分のものに出来たらいいな。
 もしかしたらアトリエの卒業生などが描いた作品も貸して頂けるかもしれないです。

 ご回答して頂いて本当にありがとうございました。是非参考にさせて頂きます。

お礼日時:2004/08/01 20:42

・トレーシングペーパーで、雑誌などに載ってる人物をトレースする。


・利き手と逆の手で描く(利き手で描くと自分の描き易いように描くが逆の手だと不器用な分対象物を良く見るとか…)
こんな練習法を聞いたことがあります。

私は電車の中でも休憩中でも街に出てもとにかく人物を見つけてはクロッキーしてました。
友人を描くのは楽しいですよ。似てなかったら容赦なく突っ込まれますから気合が入ったものです。

良い評価が得られないのは、絵から執着心が感じられなかったためと思います。似せようという気持ちは大切です。まとめようという気持ちがあると途端つまらないものになったりします。上手な絵よりも自分の限界を超えるまで喰らい付く執念や情熱が初心者には大切なのでは。(どういう気持ちだったかはわからないのであなたの事ではありませんよー)
技術は後から付いてきますから、一枚一枚大切に描ききってください。
そして美大に受かってくださいね!
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この回答へのお礼

トレース、クロッキーなど、自分では考えつきませんでした。
友人…アトリエの友達とお互いを描き合うのも楽しそうですね!今度誘ってやってみます。

ご指摘頂いた通りかもしれません。。
どうも「苦手」という気持ちが付きまとっているので…「こんなものかな」とどこかで妥協したりしているかもしれないです。
執着心もあるか?と言われると…静物を追っていく時に比べて格段に少ないような気がします…。
こんな気持ちでは駄目ですね…;もっと前向きに楽しく描いてみようと思います。

ご回答本当に感謝です。どうもありがとうございました!

お礼日時:2004/08/01 20:40

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