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時間短縮のため、商品有高帳を記入せずに、
(1)先入先出法(2)移動平均法(3)総平均法により、
売上高・売上原価・売上総利益を求める計算方法を教えてください。
【資料】
・1月1日前月繰越20個@200円
・1月7日仕入40個@230円
・1月14日売上40個@300円
・1月24日仕入30個@240円
・1月28日売上30個@300円

A 回答 (1件)

> 時間短縮のため、商品有高帳を記入せずに、


何らかの記録標(伝票、メモ)だけは存在するのですよね。
結局、その記録票の横に計算した用紙をくっつけたりするから、「商品在高帳」同じことになりますよ。
それに、簿記3級程度の問題であれば帳簿を作らなくても解けますが、実務ではそんな僅かな取引なんてほとんどありえない。
結局、其々の方法の理論を抑える程度にしかなりません。

因みに、売上高はどの方法でも21,000円ですから、省略いたします。

・前月繰り越し
  個数:20個
  金額:4000円
・期間中の売り上げ
  個数:70個=[1/14]40個+[1/28]30個
  金額合計:21000円
・期間中の仕入れ
  個数:70個=[1/7]40個+[1/24]30個
  金額合計:16400円
◎次月繰り越し[月末 商品在り高]
  個数:20個=月初20個+期中購入70個-期中売上70個
  金額:不明

a1 先入れ先出し法
・売上原価 15,600円
【考え方】月末に残っている商品は最も直近に仕入れたモノだから、今回の20個は1/24の購入品である。
【計算】
 方法① 売れた順番に当てはめていく
  20個×@200+40個×@230+10個×@240
  =4000+9200+2400
  =15,600円
 方法② 月初繰り越し+月の総仕入れ高[購入額合計]から期末残高を差し引く
  4,000+16400-20個×@240
  =20,400-4,800
  =15,600円
・月末商品 4,800円
 20個×@240=4,800円
・売上利益 5,400円
 売上高21,000円-原価15,600円=5,400円
◎検算
月初商品4,000円+期中購入高16,400円-売上原価15,600円=月末商品4,800円


a2 移動平均法
・売上原価  15,760円
 1/14売上分
  (20個×@200+40個×@230)÷60個=平均@220
  40個×@220=8,800円
 1/28売上分
  (前回の残り20個×@220+30個×@240)÷50個=平均@232
  30個×@232=6,960円
・月末商品 4,640円
 20個×@232=4,640円
・売上利益 5,240円
 売上高21,000円-売上原価15,760円=5,240円
◎検算
月初商品4,000円+期中購入高16,400円-売上原価15,760円=月末商品4,640円


a3 総平均法
・売上原価 15,867円
 (月初商品4,000円+期中購入高16,400円)÷(月初20個+期中70個)
 =20,400円÷90個 
 ≒総平均@226.67[銭未満 四捨五入]
 70個×@226.67≒15,867円[円未満 四捨五入]
・月末商品 4,533円
  20個×@226.67≒4,533円[円未満 四捨五入]
・売上利益
 売上高21,000円-売上原価15,867円=5,133円
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この回答へのお礼

とってもわかりやすく教えていただきありがとうございます。とても勉強になりました。

お礼日時:2016/10/12 21:06

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