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いつもお世話様になっております。
日商簿記2級の問題でよく出てきます、形に「決算整理前残高試算表」が提示されているケースがありますが、この表について見方が分かりません。
 借方科目   本店  支店  貸方科目  本店  支店
 現金預金   ××  ××  買掛金   ×   ×
  ・
  ・
 支店     ○○      繰延内部利益×   ×
 仕入     ××  ××
 本店から仕入     ○○

省略して残高試算表を書きましたが、○○の部分の意味が分かりません。
支店の何を表しているのか?
本店から仕入の金額は、上にある仕入とは別に本店からの仕入を表しているでしょうか?
説明して有るサイトがありましたらそちらの紹介でも結構ですので、宜しくお願いします。
試験は、来週なので焦ってます。でも手遅れでしょうかね・・・。

A 回答 (5件)

 例えば都心でお店を経営していて、商売繁盛、業績は順調、ある程度の資金も用意できるし、これなら地方に店舗をかまえたら、より大きな経済効果が期待できそうだ。


 こうして元々は単一だったお店(企業)が、出資して新たな支店を設立させることが、本支店会計の始まりです。
 本店の出資によって誕生した支店と本店は、会計上は、実は対等の立場にはありません。
 本店に働く場所を与えてもらっている支店には、本店に自分のお店の業績を報告する義務があります。
 本店は、離れた場所で経営活動を行なう支店が、本店に隠し事なく経理処理を行なっているか確かめる権利があります。
 これが本支店会計の意義です。
 支店勘定が資産性の借方科目として、本店勘定が負債性の貸方科目として存在するのには、理由があるのです。
 本店の帳簿の借方にある「支店」科目は、本店が支店を利益を生んでくれる所有資産の一部とみなして管理している状況を表します。
 支店の帳簿の貸方にある「本店」科目は、支店は本店の力を借りて運営を行ない、本店によって利益が吸い上げられます。
 本店の存在は、支店にとって支店の資産のマイナス効果を持つ=負債の性質を持つという状況を表します。
 支店で発生した決算整理後の純利益は、最終的に本店の利益として振替えられるけど、その逆はないですよね?これが、本支店間での主従関係を示している証拠なのです。

 支店の「本店」勘定そのものの意味は、本店に対する支店の立替金です。
 本店の「支店」勘定そのものの意味は、支店に対する本店の立替金です。
 決算整理前残高試算表の「本店」と「支店」勘定は、経理上、まだ未完成な状態のため、一致していませんが、未達取引や決算整理事項を処理し、結果的に貸借同額で金額を一致させ、次期に繰り越す形になれば正解です。

>本店から仕入の金額は、上にある仕入とは別に本店からの仕入を表しているでしょうか?
 「本店より仕入⇔支店へ売上」は、外部との仕入・売上とは別に、本支店間内で行なった商品売買のやりとりを示します。
 未達取引や決算整理事項を処理し、結果的に貸借同額で相殺消去される形になれば正解です。
 上にある「仕入」勘定・・ですが、あなたがご覧になっている、決算整理前残高試算表には「繰越商品」の項目表示はありますか。
 「繰越商品」がある場合の「仕入」勘定は、本支店間ではなく外部からの仕入高を表します。
 「繰越商品」がない場合の「仕入」勘定は、決算整理前の状態での売上原価を示します。

 「仕入」勘定が、売上原価を示している場合、この仕訳で前期からの繰延内部利益を消去させます。
 繰延内部利益(前T/Bの金額)/仕入(前T/Bの金額)
 さらにこの仕訳で、今期中の内部付加利益の数字を、本支店合併B/S上に計上させます。
 仕入(期末棚卸資産内にある付加利益)/繰延内部利益(期末棚卸資産内にある付加利益)

 本支店会計で一番初めに行なう処理は、未達取引の認識です。
 本店の決算整理後・支店の決算整理後のデーターが混合しないよう、計算用紙を別々に区切って仕訳を書くとよいです。
 ここを間違えてしまうと、せっかく速く解いてもまた初めからやり直しになるので慎重に。

 また、支店の決算整理後の収益-費用の数字を本店の「支店勘定」の借方に持っていくことで、本店勘定・支店勘定の最終的な次期繰越額が決定されますので、計算用紙の中で「支店の決算整理後の費用科目・収益科目の数字決定」から先に仕上げてゆくのも、ひとつのコツです。
 でも、ご自分なりの方法が既に確立されているなら、試験直前期の今、新たな方法を試すのは危険ですので、ここは無視して聞き流して頂けたらと思います。

 2級なら、試験当日の午前中まで、まだまだ時間はあります。
 諦めずがんばってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。また丁寧なご説明な感激致しました。経理とは全く関係ない仕事をしながらの受験ですので、難しいですが、頑張りたいと思います。質問内容とは関係ありませんが、毎日残業で帰宅が深夜となり、しかも帰宅した後は、ビールを飲まなければなりません。勉強は、出勤前の時間のみとなっております。ご説明頂いたことが無駄にならぬよう頑張ります。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/07 13:37

私が投稿させて頂いております回答No.3と回答No.4につきまして、謝罪とお知らせしたい点を、以下の通り、記載させて頂きます。


 皆様に参照して頂きたい回答は、No.4の文面でございます。
 No.3の回答には一部、記載させて頂くべき回答とは異なる誤った内容が記載されております。
 No.3の訂正版と致しまして、No.4を正答として記述させて頂いた次第ですので、No.3の回答は、敢えてご覧にならないよう、ご注意下さい。
 質問者さま・閲覧者の皆様には、この場をお借りして、自分の不手際をお詫びいたします。
 ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
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 例えば都心でお店を経営していて、商売繁盛、業績は順調、ある程度の資金も用意できるし、これなら地方に店舗をかまえたら、より大きな経済効果が期待できそうだ。


 こうして元々は単一だったお店(企業)が、出資して新たな支店を設立させることが、本支店会計の始まりです。
 本店の出資によって誕生した支店と本店は、会計上は、実は対等の立場にはありません。
 本店に働く場所を与えてもらっている支店には、本店に自分のお店の業績を報告する義務があります。
 本店は、離れた場所で経営活動を行なう支店が、本店に隠し事なく経理処理を行なっているか確かめる権利があります。
 これが本支店会計の意義です。
 支店勘定が資産性の借方科目として、本店勘定が負債性の貸方科目として存在するのには、理由があるのです。
 本店の帳簿の借方にある「支店」科目は、本店が支店を利益を生んでくれる所有資産の一部とみなして管理している状況を表します。
 支店の帳簿の貸方にある「本店」科目は、支店は本店の力を借りて運営を行ない、本店によって利益が吸い上げられます。本店の存在は、支店にとって支店の資産のマイナス効果を持つ=負債の性質を持つという状況を表します。
 支店で発生した決算整理後の純利益は、最終的に本店の利益として振替えられるけど、その逆はないですよね?これが、本支店間での主従関係を示している証拠なのです。

>本店から仕入の金額は、上にある仕入とは別に本店からの仕入を表しているでしょうか?
 「本店より仕入⇔支店へ売上」は、本支店間内での商品売買のやりとりを示します。
 結果的に相殺消去されます。
 上にある「仕入」は、決算整理前の段階では、本店・支店独自で計上された、本支店間内での商品売買のやりとりを含んだ総仕入高を示します。

 2級なら、試験当日の午前中まで、まだまだ時間はあります。
 諦めずがんばれ。
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補足ですが、本支店会計では本支店間の内部取引を外部との取引


と区別して表示します。
例:本店は支店に現金100円送付しました。
本店側の仕訳 (支店)100 (現金)100
支店側の仕訳 (現金)100 (本店)100

支店は本店から商品220円(振替価格)を仕入れた。
本店は支店に商品を送付する際10%の利益を付加している。
本店側の仕訳 (支店)220 (支店へ売上)220
支店側の仕訳 (本店より仕入) 220 (本店)220

このように内部取引をした場合は相手勘定を(支店)又は(本店)と
して記帳していきます。商品取引については(本店より仕入)や
(支店へ売上)など記帳していきます。
最終的には本店の(支店)勘定と支店の(本店)勘定が一致し、
本店の(支店へ売上)勘定と支店の(本店より仕入)勘定が一致します。
ただし、他勘定振替があった場合などに(支店へ売上)勘定と
(本店より仕入)が一致しない場合がありますが2級で問われる
かはよくわかりません。

自分は感覚的には支店勘定は支店への貸付、本店勘定は本店からの
借入と考えることにしています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。ご自身の感覚的なことも含めて頂き参考になりました。

お礼日時:2007/06/07 13:32

左上の○○は



本店の(支店「勘定」)です


本店から仕入○○は
支店の「本店」(内部)からの仕入です。
その上にある仕入は外部からの仕入です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。問題を照らし合わせて理解に努めております。

お礼日時:2007/06/07 13:31

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