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今大学3年生で経済学部なのですが、今更になり遺伝子研究者になりたいと思うようになりました。
というのも、僕は幼い頃から片方の耳が全く聞こえません、現代の医療ではとても治すのが無理なようですが、将来遺伝子治療で何とかなるかもしれないというような記事を見ました、今更ですがやる気は充分あります。
どんな些細な情報でも構いませんので教えて下さい、よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

#2です。

丁寧なお礼ありがとうございます(^-^)
学生の私にできる範囲でですが、補足にお答えしたいと思います。

>マウスや細菌の研究をして人間に活かせるようになるのでしょうか??

もちろん100%応用できるとは限らないと思います。
ご質問のような分野に細菌というのは
ちょっと適切ではなかった気がします、ごめんなさい。
つまり細菌に耳はありませんから、
聴力の研究に細菌を使ってもしょうがないですよね。(笑)
それに、マウスの聴力に関する遺伝子と、ヒトの聴力に関する遺伝子では、
発現する機序や、染色体上の場所も違うかもしれません。

でも、ヒトでいきなり実験や研究をしてしまったらどうでしょうか。
ある遺伝子を組み込んで治療を試みたが、結果、死んでしまった・・・
というふうには、決してすまされないですよね。

そういった理由からも、まず扱いやすく、実験の結果も
短時間で比較的簡単に確認することができるような生物を使って、
どの遺伝子が病気や障害の原因となっているのか、
その遺伝子をどうすればその病気や障害を取り除くことができるのか・・・
というようなことを確かめてからヒトに応用するという手順を踏む必要があります。

なので、遺伝子治療に関する研究といっても、
ヒトの病気を治すような、臨床的な研究ばかりではないんです。
マウスのようなモデル生物を使った基礎的な研究なしには、ヒトへの応用もありえません。
ヒトの病気を治す臨床とは違って、患者さんの命を救って
患者さんに涙を流して感謝されるようなことこそないかもしれませんが、
そういった基礎の研究に携わるというのも、とても尊い仕事だと思いませんか?

>例えばマウスの耳が聞こえなくて、聞こえるようになったとする。それから霊長類等に
試すと思うのですが、そこまで研究してもそれからは研究が出来ないんですか?

できないことはないと思いますが、
特にヒトでは上にも書いたように倫理的に難しい面もあり、
スムーズに研究が進むとは限らないのではないかと思います。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gts/recruit/ind …

>それともマウスの耳を聞こえるように出来たとすれば、凄く進歩になるのでしょうか??

耳が聞こえないマウスの、難聴になる原因遺伝子を特定できたとすれば
そのようなことは、確かにものすごい進歩だと思います。
ただし、原因遺伝子が一つであるとは限らないですよね。
また、「原因となる遺伝子が働かないようにすればいい!」とはわかっていても、
そうするのが技術的にとても難しいかもしれません。
マウスでの難聴とヒトでの難聴のメカニズムが
かなり違うといった可能性もあると思います。
(その原因遺伝子にあたる遺伝子が、ヒトにはないなど・・・)

このあたりは、私には詳しく説明する知識が全然足りませんが、
(すでに不適切な表現をしている可能性大・・・(^-^;)、
ヒトに応用できるまでには本当に様々な研究が必要なのだということは
分かっていただけると思います。

ご自分でもバイオテクノロジーの本などで詳しく勉強してみてくださいね。
研究者になる以外に、どんな形で
遺伝子治療に関与した仕事ができるかを知るためにも、
まず勉強ですね(^-^) (私も・・・(笑))

>いいカッコするようで申し訳ないですが、
>自分の耳だけ聞こえるようになればよいというのはではありません。

いやいや。
格好つけているように聞こえようが、そんなことは問題ではないです。
借りてきたような言葉ではなくて、自分自身の言葉で魂を表現するような、
そういう実のある動機をもって挑んでもらいたいな、と思って書きました。
どのような形で遺伝子治療に携わるにせよ、たいせつなことだと思います。

参考URL:http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gts/recruit/ind …
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この回答へのお礼

何度もご丁寧に本当に助かります、ありがとうございました。

contigomividaさんのお陰でスッパリ踏ん切りがつきました、大学は辞めます。
そして来年必ず生物工学を専攻しますので、今日から猛烈に勉強し治します。
マウスの症状を治せれば少しでも進むというのを見て凄くやる気が出ました、又遺伝子の本ですが昨日にamazonで20冊くらい関連のある本を購入しましたので、これから一生懸命頑張ろうと思います、本当にここの皆様のお陰で色々な事がわかり、自分に合った道を決めることが出来ました、心の底から感謝しています、又今日から受験生に逆戻りですがそんな素晴らしい道を目指せるなんて、涙が出そうです、本当にめちゃくちゃヤル気出ました、皆さん本当にご丁寧にありがとうございました!

お礼日時:2004/08/13 06:21

もし不愉快になられましたらごめんなさい。


それにこの質問とはあまり関係ありませんが聞いてください。

質問者様のご意見を見ましたが、質問者様ご自身が研究に関わり耳の不自由な方を治したい。
それはとてもよくわかります片方の耳が聞こえないというのは心より同情します、ですが経済学部にせっかく入りそれを辞めてしまうのでしょうか?

遺伝子治療の世界は日進月歩です、すごい速さで進んでいます。世界中の学者が研究をしているでしょう。
ですので、研究をされたいのはわかりますが、その人たちに任せておいては駄目なのでしょうか?
その間にお金を貯めていた方が懸命であると私は思います。
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#2の方のお礼の欄に書かれているご質問についてお答えします。

#2の方の言わんとされていることは、理学部や生物工学系の学部を出ても、人間のことを扱う資格は得られない=細菌、マウスでの研究は出来ても、それを人間の胚等に適用するのは医師免許を持った医学部出身者に任せざるを得ない、ということです。(医師免許を持っていなければ、直接、人間の細胞や胚を用いた実験、研究をすることは出来ないはずです。)
このようなことを考えても、質問者の方の希望に最も近いことが出来るのは医学部ではないでしょうか?医学部は学費が高くて無理と書かれていますが、私立の場合を念頭に置かれているのではありませんか?国立大学ならば、医学部であれ、一律80万円前後のはずです。6年でも約480万円ですので、奨学金で無理な金額ではないと思うのですが・・・
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#3で回答した者です。



>あのお聞きしたいのですが、その研究をしている所に寄付という形でお金を渡すことは可能なのでしょうか?

全ての研究機関で可能かどうかはわかりませんが、可能なところはあります。例えば
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/chiteki/d/d-shiteiki …
のような特定の研究者に寄付金を送る制度もあります。

経済学部の方でしたら、経済学の強みを生かした貢献方法(例えば、ベンチャーキャピタルで投資に関わる、製薬企業に入社して開発プロジェクトに事務方として参与する、研究関連の財団の運営に携わる、など)を模索されると、納得の行く道が見つかるかもしれません。

また、もしコンピュータや情報処理に精通されておられるならば、バイオインフォマティクスといった分野も視野に入れて調べてみてはいかがでしょうか?

大学3年と言うことで、将来を見据える時間にまだまだ余裕がありますから、納得のいくように頑張ってください。
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研究者としての道は、恐らく下の方々のおっしゃるように非常に厳しいものになると思います。


実際に遺伝子をいじる実験研究者ではなく、遺伝子治療について先端研究の実態を調査する調査研究員やジャーナリストなどの道は開けていると思います。また研究費を出す側(文部科学省や厚生労働省など)になるのも、遺伝子治療の発展に貢献できる方法だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

そうですね、今回答をして頂き医学部の金額を見たらとてもじゃないですが、僕には払えないですね・・
教えて頂いたのに申し訳なく思います、すいませんでした。

文部科学章や厚生労働省等も貢献出来るんですね。
やはり今から目指すのは相当難しいみたいですね、、あのお聞きしたいのですが、その研究をしている所に寄付という形でお金を渡すことは可能なのでしょうか?
どんな形であれ少しでもかかわりあいたいです。

回答とても参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/12 19:51

こんにちは。


ご自分の病気から興味をもたれたようなので、
研究といってもかなり臨床に近い分野を
想像していらっしゃるのではないでしょうか。

臨床的な遺伝子治療について
勉強したり、研究したいのであれば
やはり医学部に入るのがベストでしょう。
#1のかたもおっしゃっているように
学士入学はかなりの難関ですので、
医学部に1年生から入り直して
6年間勉強する道もあわせて考えるといいと思います。

扱うものはマウスでも細菌でもいいので
とにかく遺伝学の研究に携わりたい・・・ということなら、
医学部である(ヒトを扱う資格を得る)必要はないので
理学系や生物工学系の学部に入りなおすか、
やはり学士入学して、卒業後は修士・博士課程に
進学するという道がありますね。

ところで、何学部にしろ、学士入学を考えるなら
そうしたい動機をわかりやすく人に伝えられるようにしておくと
面接や願書などでアピールできると思います。
ご質問に書いてあることからも大体はわかりますが。

私が面接官なら、ちょっと意地悪かもしれませんが
以下のようなことについてもつっこんで聞きたいですね。
例えば、遺伝子の研究をして
ご自分の耳が聞こえるようになればそれでいいのか、
それとも、耳のことは単なるきっかけなのか。
その経験から何を学んだのか、
それをこれからどう生かしていきたいのか。
最近になって経済よりも遺伝学に興味を持ったのはなぜか。
自分のどんな資質が研究者に向いていると思うのか。
研究者として、何を目指すのか。

最後のところでやる気をそいでしまったらごめんなさい、
でも、質問者さまの熱意に期待してのアドバイスのつもりです。
学士入学を選択するなら、卒業までまだ時間はありますよね。
上に書いたようなことを自問してみることで
本当にやりたいのは具体的にどんなことなのかということや、
どの道を選ぶべきかということについても
答えが見つかるのではないかと思います。o(^-^)o
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この回答へのお礼

回答大変ありがとうございました。

6年間も行かなければならないんですか、、扱うものがマウスでも細菌でも、、という文がとても気になっているのですが、マウスや細菌の研究をして人間に活かせるようになるのでしょうか??
例えばマウスの耳が聞こえなくて、聞こえるようになったとする。それから霊長類等に試すと思うのですが、そこまで研究してもそれからは研究が出来ないんですか?
それともマウスの耳を聞こえるように出来たとすれば、凄く進歩になるのでしょうか??すみませんが教えて頂けませんでしょうか?

>ご自分の耳が聞こえるようになればそれでいいのか

いいカッコするようで申し訳ないですが、思った事をそのまま書きます、自分の耳が聞こえるようになればいいのか、、ですが僕はそれはハッキリNOと言えます、自分の為も勿論あります、ですが方耳だけでも凄く辛いのに、両耳が聞こえなかったりする人が今居ると思うと、まずその人を治してあげたいです、差別するようで申し訳ありませんが得に小さい子供とかだったら凄く辛くなりますね、、ですから自分の耳だけ聞こえるようになればよいというのはではありません。

こういう風に聞かれ、色々と自分の中で色々な発見があります、親身になって丁寧に教えて頂きまして本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2004/08/12 20:03

1.医学部に学士入学。


最近は人材の多様化を目的として、さまざまな入学形態があります。わが大学の医学部でも、先日、大学卒業者を対象にした、中途入学が行われました。以外に、多くの国立大学が行っているそうです。
…はっきりいって、すさまじい倍率ですが。

2.理系に修士として入学する。
遺伝子を取り扱っている研究室を調べ、そこの大学院をうける。薬・農・工・理学部が対象になります。
…倍率は低いですが、受け入れ先の研究室が文系を受け入れてくれるかどうかは…どちらかというと否定的ですが、熱意をもってあたればなんとか。

以上。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

成る程、そのような道があるのですね、、ですがどれも本当に難しい道ですね、医学部の方は折角教えて頂きましたが学費が高くてどうしようもできません、、教えてくださったのに申し訳ないです、最初からどのぐらいの予算かを書くべきでした、すいませんでした。

とても参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/12 20:05

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