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丸括弧内に名詞ではなく文を入れて示す場合には、普通はその文の末尾に句点を書くのが正しいと思います。
例えば、次の(1)では、(b)が正しいと思います。

(1)
(a)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した)のでとても貴重だった。
(b)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した。)のでとても貴重だった。

もしもその文がその丸括弧の直後の名詞を修飾する場合は、その文の末尾に句点を書くのと書かないのとどちらが正しいでしょうか。
例えば、次の(2)、(3)では、(a)、(b)のどちらが正しいでしょうか。

(2)
(a)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した)食材は、ほんの僅かでした。
(b)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した。)食材は、ほんの僅かでした。

(3)
(a)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した)直後だった。
(b)自分が掘ってきた(つまり、自力で入手した。)直後だった。

また、もしその根拠となる文書、指針などがあればお教えいただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

句読点の打ち方には厳密なルールはなにので、「こうするのが正しい」ということはありません。

せいぜい「こうしている例が多い」くらいでしょう。 まず結論だけ書きます。
 (1)は(a)が一般的です。(b)はXとまで言う気はありません。
〈丸括弧の直後の名詞を修飾する場合〉は、よほどのことがない限りマルは打ちません。

 昔書いた知恵ノートからひきます。
【句読点の打ち方/句読点の付け方──簡略版】
https://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n140029
 以下は一部の抜粋(重言)。


⬛︎句点の打ち方
 ついでなので、句点の打ち方の一般的なルールに関しても「赤い本」から引用しておく。 

================引用開始
 句読点の使い方のうち、句点(マル、「。」)については、それほど問題はないと思います。「文の終わりにつければいい」ということはだれでも知っているはずです。「文章読本」に書かれている句点の使い方を見ると、次のような記述になっています。 

1)段落全体がカギカッコなどで始まりカギカッコなどで終わる場合は句点をつけない 
例 「きょうは予報がはずれてひどい雨降りでした。あしたは晴れるでしょう」 
※一般の新聞や雑誌はこうなっている。しかし、教科書の類いはこういう場合もカギカッコの前に句点をつけている。その影響と思われるが、マンガのセリフの場合も、小学館は句読点をつけていることが多い。他社は句点も読点もつけていない。ほかに句読点をつける流儀にしている出版社があれば教えてください。

2)段落の途中に句点があり、その直後にカギカッコなどが続いて段落末がカギカッコなどになった場合は句点をつけない 
例 天気予報は、何度も同じことを繰り返していた。「あしたは晴れるでしょう」 

3)段落の最後の文がカギカッコなどで終わる場合でも、その直前に主語があり、文末のカギカッコなどのあとの述語(「と語った」など)が省略されているときは句点をつける 
例 気象予報士は苦笑しながら「あしたは晴れるでしょう」。 
  この数日の予報がはずれつづけているだけに、さすがに自信のなさそうな口ぶりだった。 

4)文末に注釈などを加えるパーレン(丸カッコ)を使うときは、そのあとに句点をつける
例 気象予報士は苦笑しながらコメントを終えたが、さすがに自信のなさそうな口ぶりだった(笑)。 

5)文章全体の注釈、クレジットなどを加える場合は、パーレンの前に句点をつける 
例 きょうは天気予報がはずれてひどい雨降りでした。あしたは晴れると思います。(談) 

6)改行して箇条書きにする場合は、各文の文末に句点をつける(ただし、箇条書きの内容が簡単な場合はつけなくていい) 

 本によって書き方は多少違いますが、だいたいこんなところではないでしょうか。 
 新聞でよく見かける3)の形は言葉足らずの印象があり、ふつうの文章で使われている例も少ないので、避けたほうが無難です。6)は趣味の問題で、本書では箇条書きの場合、原則として句点はつけていません。 
================引用終了

 下記のような資料もあるが、何がなんだか(泣)。
【文章を書くときに、文末に句点(「。」)を付けないのはどのような場合かを知りたい。】
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrde … 


 主として「 」とマルの関係、( )とマルの関係について書いています。先行コメントにある教科書が問題になるのは、↑の1)の話でしょう。
 元の原稿は相当古いものですが、当時何冊かの書籍や新聞社の用字用語集を参考にして書きました。先ほど最新の『記者ハンドブック』を確認しましたが、ほとんどかわっていません。
 
 おそらく質問者の答えにはならないでしょう。というのは、この質問の件はあまり問題になっていないからです。
 文中の( )の中にマルを打つのは、ほとんど見ません。
 問題になるのは下記のような例ですかね。
 文章の最後に改行して(1行あけて)注のようなものを書く場合。
1) ※価格は●年●月時点のものです。
2) ※価格は●年●月時点のものです
3) (価格は●年●月時点のものです)
4) (価格は●年●月時点のものです。)
5) (※価格は●年●月時点のものです)
6) (※価格は●年●月時点のものです。)
 1)〜6)のどれにするかは、書き手の自由でしょうね。
 5)6)は(と※が重複気味かも。
 当方なら、1)か3)ですね。個人的には「 」や( )の中が一文ならマルはつけないもので。
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この回答へのお礼

御回答いただきありがとうございます。

お教えいただいたサイトとても便用になりました。

丸括弧もかぎ括弧と同じだと、あるいは同じではなくても近いと、考えていいんでしょうか。考えていいんだと、何となく思えてきました。

文を書いていると1字でも少なく書きたくなってきます。これは労力を惜しむからではなく、スペースを惜しむからだと自分に言い聞かせています。1字少なく書くことが100回起きれば100文字少なくてすみますものね。

そんな思いから質問させていただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/24 21:01

そういう指針などがあるかも知れませんが、「 」の場合は小説などでは(a)の方式が多いと思います。

ところが、その小説が学校の教科書に載ると、途端に(b)の方式に変わります。これは教科書の編集の方に決まりがあるようです。
 なお、例に挙げられた( )の場合には、(a)の方式になると思います。これは私の「経験則」です。何か決まりがあったら、ごめんなさい。
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この回答へのお礼

早々の御回答を頂きありがとうございます。

「その小説が学校の教科書に載ると、途端に(b)の方式に変わります」とのことですが、これはよく分かります。確かにそのようになっていますし、自分で文を書くときにも「分かりさえすれば1文字でも少ない方がいい」と感じてかぎ括弧の丸印は省きます。

丸括弧の場合もそのように感じるのですが、丸括弧の場合文法的に正しくは(a)の方ではないか、正しくは(a)のように書かなければならないのではないかとも思います。

それで、堂々巡りになってしまって質問させていただきました。

お礼日時:2017/03/23 13:54

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