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アクリルのテーパー加工したエッジ(縁)部分に無数のクラックが入る現象が発生致しました。
恐らく液剤(溶剤)塗布による現象と考えております。 製作は半年前のものですが 半年も立ってから突然に同現象が発生する事など可能性はあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

テーパー加工時の残留応力が原因のクラックだと思います。


残留応力によって、長時間後にクラックが発生する現象に関して、溶剤の影響は考えられると思います。
つまり、残留応力が大きいほど、経時でクラックは発生しやすくなりますが、同じ残留応力の時、溶剤塗布(溶剤の種類や塗布量)の影響を受け、クラックの発生頻度が変化する可能性はあるいうことです。

アクリル板に一定の歪みを与え、歪み部分に各種溶剤を塗布して、経時でクラック発生の有無を観察したことがあります。
溶剤の種類(場合によっては界面活性剤など)によって、クラックの発生有無が変化しました。
よって、溶剤塗布による影響は可能性としては否定はしません。

防止策としては、
1)溶剤塗布をやめるか別の溶剤に変更する。
2)テーパー加工後にアニール処理をする。
アニール処理条件は、一般にその樹脂のガラス転移温度より少し上で行います。
アクリル(PMMA)のガラス転移温度は、約100℃位です。
実際にアニール処理が有効か?また何度でどれくらいの時間アニールすれば良いか?
今の情報だけでは分かりません。

http://www.semi.co.jp/2014/09/ケミカルクラックとは・・・/
http://tri-osaka.jp/technicalsheet/98037.PDF
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2017/07/03 09:52

ある

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