プロが教えるわが家の防犯対策術!

10年ちょっと前までは、日本のオリコンで一位になった曲は、それなりに有名になりました。
ただ、今の楽曲で、「オリコン1位!」となっていても、全然知らない曲が多い様な気がします。
もし気のせいじゃなければ、どうしてこういうことになっているのでしょうか?

 後、昔は、CDが売れていた時代だと思いますが、今は、CD買う人は少数だと思います。
アイチューンなどで購入したりする人も多いかも知れませんが、youtubeで楽曲は聴けるし、
友達から音源もらったりも出来ます。そうなると、今の事務所、歌手達は、一体どうやって利益をあげているのでしょうか?いくらカラオケやコンサート、CMなどがあっても、昔に比べたら、収入は圧倒的に減ってしまっているのでは、と他人の事ながら、不思議になってしまいます。

A 回答 (3件)

カラオケ


コンサート
コンサートのグッズ
CM
CMのタイアップ
ドラマ
ドラマの主題歌

等々
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長くなりますが、よかったら読んでください。



日本の音楽が多様化して、聴く人がバラけたことはあるでしょうね。
もう一つは、AKBやエグザイルがやっている商法が広まって、「〇〇封入」とか「初回限定」「Aタイプ、Bタイプ」とかっていうので、複数枚買うファンが増えたってこともあるでしょう。
AKBの総選挙のときなんて、一人のファンが凄い枚数買うわけで、その曲をファン以外が知らないのは当然のことです。

音楽業界は長い間「何曲でいくら」っていう売り方をしてきました。
景気がいい時代はいいとしても、景気が悪くなってくると売り上げが大きく落ちてしまいます。
「シングルが千円」「アルバムが三千円」というのが、気楽に買えない世の中になっているということです。
バブルがはじけたり、リーマンショックがあったりした後では、今が良くても将来に不安があるのが普通です。
そして質問者がお書きになったとおり、今はネットで(違法でも)曲を聴くことができます。
音楽よりももっと役に立つことにお金を使おう、そういう空気が出来てしまっているのです。

これはヨーロッパでも起こっていたことで、音楽業界はもうダメだと言われていたのですよ。
ライブなどのイベントでの収益や、グッズなどの売り上げに頼ったとしても、限界はあります。
大体、音楽にお金をかけなくなった人というのは、音楽を聴く習慣もなくなっていくので、手の打ちようがなくなるのです。

それを救ったと言われているのがSpotifyです。
日本でも、昨年9月にサービスが開始されました。
Spotifyは音楽配信サービスで、PCでもスマホでも使えますし、有料と無料の両方で使えます。
詳しいことは検索していただくとして、とても手軽に音楽を楽しめるので、多くの人に音楽を聴く習慣を戻したのです。

Spotifyは無料で使うと広告が出ます、ラジオのCMみたいな感じだと思ってください。
これによりSpotifyには広告収入が発生し、曲を登録している権利者に利用料が支払われます。
有料の場合は利用料が同じようにSpotifyと権利者に支払われます。
個々の金額が低くても、「便利で手軽だから」と大勢が使えば大きなお金が動きます。
それに、登録されている曲なら聞き放題なので、古い曲も再生されます。
お店の棚でホコリをかぶっていたような曲が、また収入源となるのです。

更に書くと、新人アーティストに大きなチャンスを与えることも出来るようになりました。
Spotifyにはプレイリストというものがあり、簡単に書くと「誰かが選んだ曲のパッケージ」です。
(有料コース(プレミアム)なら自分でも作れますし、公開できます)
アーティストやアルバム単位で聴くことももちろん可能ですけど、「ロンドンで今キテる曲」みたいなプレイリストで最新の曲をチェックすることも出来ます。
そういうプレイリストに登録してもらえば、お金のかかる宣伝をしなくても自分達の音を広く聴いてもらえるのです。

日本でサービスが開始されたと書きましたが、ハッキリ書けばJPOPファンにはお勧めしません。
日本の曲はあまり登録されていないからです。
日本の音楽業界は権利関係が複雑なのと、新しいビジネスモデルに躊躇していることがあって、Spotifyに否定的な権利者が多いからです。
長く「何曲でいくら」を続けてきて、当たれば儲かるからそれをやめたくないし、AKB商法で結果を出している権利者もいますから。
ただ、AKB商法を嫌って、「何曲でいくら」のビジネスモデルの限界も感じている(比較的新しい)アーティストは登録し始めているようです。

こういう風に日本の音楽業界は遅れています。
ヨーロッパでは既に、物としてのCDの売買はなくなりつつあります。
それには資源の無駄遣いをやめようという意味があって、大都市でもCDショップは激減し、「あった!」と思ったら中古屋さんだったという笑い話まであります。
日本ではどうでしょう、未だに大々的にCDを売ってますね。
それは、握手券などを封入したり、AタイプBタイプなどの売り方をしやすいからです。
これでいいわけがありません。
山下達郎さんも、今の日本の音楽ビジネスには限界を感じていると、新しい生き残り策を考えていかないといけないと発言しています。
音楽業界が弱ってくると、新人アーティストのチャンスも減っていくし、将来が心配です。

長くなってすみません、今はこんな状況なんですよ。
興味があったら調べてみてください、私の書いたことが正しいとは限らないし、もっと詳しい話も見つかると思いますから。
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cdが売れなくなってダウンロードに移行しつつあること


ビルボードやタワーレコードがランキングを発表するようになって、ある意味、オリコンより実態を反映したチャートができたこと

などにより、オリコンの重要性が低下した

ゴールデンタイムにチャート番組がなくなった、ミュージックステーションがあるが、オリコンだけのチャートではない
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この回答へのお礼

音楽業界も、大変な時期に入ってきましたね。
一体これからどうなるのでしょうか。

お礼日時:2017/08/12 06:17

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