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生理が4ヶ月もこないとのことで、前回も質問させて頂いてたのですが、産婦人科で血液検査とホルモン検査を受けた結果、前者は異常がなく、ホルモン検査のほうでFSH(CLIA)の量が少ない、と診断されました。
ちなみにその検査結果には3つの項目があり、LH=14.4 FSH=2.9 エストラジオール=170 とありました。
卵胞刺激ホルモンが少ないから排卵がなく、結局生理がこないんだな~というのはなんとなく分かったのですが、そのホルモンが少なくなった原因はなんなんだろう??と疑問です。
ただのストレスとか不規則な生活が要因だとすれば、改善すればいいだけのことですが、
例えば卵巣とか何かの病気が原因で、FSHの分泌が減ったりする。。。なんてことはあるのでしょうか?
あともうひとつ気がかりなのは、生理がこなくなってから排卵がないはずなのに、低温期どころか高温期のような微熱がほぼずっと続いていることです。(妊娠検査は3回した結果どれも陰性でした)
生理痛に似た下腹部痛もあるので、排卵がこないのがFSHの減少が原因だと分かっても、それとは別に超音波検査を受けておいた方が良いのでしょうか??
経験のある方、専門知識に詳しい方、ぜひアドバイスを下さい!よろしくお願いします。
 
 

A 回答 (1件)

FSH(卵胞刺激ホルモン)は、脳下垂体前葉のδ(デルタ)細胞から分泌される性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の一種で、同種の細胞からはLH(黄体形成ホルモン)も分泌されます。


これは、脳の視床下部から分泌されるゴナドトロピン放出ホルモン(Gn-RH)による刺激を受けて分泌され、卵巣を刺激して、卵胞の発育を促進します。卵胞の完全成熟とエストロゲン(エストラジオール、エストロン、エストリオールといった卵胞ホルモンの総称)分泌には、FSHとLHの共同作用が必要となります。

これらのことを加味し、質問にあった血中ホルモン検査のデータを照合すると、LH濃度は正常(非排卵時)であるものの、やはりFSH濃度がかなり低く(正常成人女性 最低値:8μU/ml、最高値:20μU/ml)、このために卵胞の成熟が妨げられ、排卵されないのではないかと思われます。排卵が起こらなければ、当然14日後に起こるはずの生理も起こりません。
FSH分泌を刺激するホルモン(Gn-RH)は、同時にLH分泌も刺激することから、視床下部に問題はないと考えられます。
エストラジオールの値が、排卵期の2、3日前程度の高値を示していることから、もしかしたら、もうすぐ排卵が起こるかも知れない時期と考えられますが(エストラジオールはFSHやLHの上昇に先立って上昇します)、血液検査を実施した日から数えて18日を経過してもまだ生理が起こっていないとなると、やはり問題は脳下垂体前葉におけるFSH分泌能低下に原因が求められてきます。

以上のことを踏まえ、まだ生理が来ないようでしたら、再度産婦人科に受診し、検査を受けられることをお薦めします。また、それに際して、基礎体温をしっかりと記録していくと、診断に役立つと思われますので、できる限りのデータを持って受診してください。
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