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今PENTAXのSP、SPF、SP(2)の測光について調べております。PENTAXはSPでは絞り込み測光で、その後SPFでは開放測光を採用しています。しかし、さらにその後のSP(2)ではまた絞り込み測光に戻っています。これだけから判断すると絞り込み測光の方が良いような気がしていたのですが、今のカメラは全て開放測光らしいのです。そこで、開放測光、絞り込み測光(できればスポット測光、平均測光なんて言葉もありますよね)がどういうふうに違うのかお教えいただきたいのです。また開放測光、絞り込み測光の両方のカメラ(できればSPまたはSP(2)とSPF)を実際つかったことのある人には、どちらが使いやすかったかなど教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

3機とも使用経験はありませんし、


現状では、購入検討中なんではっきりしたことはいえないのですが。
SPの絞り込み測光というのはレンズマウント左にあるスライドスイッチを
押し上げると入る形になっています。
正直いって、この形式非常に速写性に欠けます。
スライドスイッチを押し上げるとレンズの絞りが絞り込まれますので、
暗くなります。その状態で、露出がどの程度あっているかをファインダー
右の指針が示すわけです、で、露出の決定はこの時点で、
絞りまたはシャッタースピードを操作して行います。
しかし、この状態ではピントを見ることが困難なので、この操作の前か
後に、ピントを合わせなければなりません。
つまり、通常のマニュアルフォーカスの一眼レフより、1段階作業が多いことになります。

この点の改善を求めて、開放測光という方式を導入したSPFが作られたのだと
思います。

しかし、開放測光には開放測光で問題があるのです。
SPFの場合には。

この当時のPENTAXのカメラはM42マウント(プラクティカマウント)という
ねじ込み方式のレンズマウントが使われていました。
この規格のレンズはマウントの製作が容易なことから、
いろいろなメーカー製のレンズが作られていました。

M42マウントは、細かくいろいろな仕様の違いがあるらしく、
SPFで開放測光がきかないものも多々あったようです。
この辺が問題となります。

SP(2)が作られた経緯はわかりませんが、このあたりの問題があったせいで、
絞り込み測光に戻したのかもしれません。


長文になりましたが、参考になりましたら。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。かなり勉強になりました。私も購入検討中です。やはり絞り込み測光の暗くなるという点は「致命的」なんだそうです。ならSPFで決まりかと思いきや、こんどはMXもいいなあなんて考えはじめちゃいました。ただ、MXは今人気らしくてSPFの2倍くらい高いですよね。どうしたものか・・・。でも、この悩むのも楽しみの一つってことで、もっと調べあげたいと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2001/07/06 13:41

SPFを使っていた者です。



 とりあえず、使い勝手を述べたいと思います。

 現在のカメラはほとんど開放測光ですが、絞りを確認するレバーがあれば、ある程度は、絞り込んだ結果が見れると思います。(最近のAFカメラにはあるんでしょうか?)

 測光の違いから考えれば、最近のカメラの開放測光のほうが「賢い」でしょうが…。
 ぼくは、測光した上で、確認のために絞込みレバー(?)使うだけでしたね。
絞り込んで、ファインダーが暗くなるのもこまりものですしね。
 対応レンズですが、ASAHI PENTAX純正レンズ(スクリューマウント)なら、そのまま開放測光がつかえますが、レンズメーカー製のものは、対応しておらず、絞込み測光でしか使えませんでした。でも、当時のレンズにも何種類かタイプがあったんでしょうが、何しろ、僕が生まれたときに購入したカメラでしたので、使いかたも良くわからずに使っていたような気がします。
 中古カメラ屋さんで、純正レンズを探すしかないですね。開放測光に拘るなら。

こんな回答ですけど、お役に立てれば、幸いです。では。
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私もSP,SPFを両方使ったことはありませんが。


以前使っていたのでキヤノンA-1ってカメラがありまして、これが「シャッタースピード優先AE」「絞り(開放測光)優先AE」に加えて(これだけでも当時はタイヘンなモノでしたが)なぜか「絞込み測光優先AE」モードがありました。

開放測光では、絞りを幾つにセットしてもファインダー上の映像は絞り開放時のまんまです。ファインダーは明るくピントも合わせやすいのですが、被写界深度はどこまでいっても開放時の状態です。
絞込み測光では、絞りを絞ればファインダーもどんどん暗くなっていきます。暗いところで最小にしたりするともう真っ暗です。露出計の針が見えなくなってしまう場合もありますね。但し、当然ですが写真まで暗くなる訳じゃありません。ファインダー上で被写界深度の確認ができる点がメリットです。

で、私が「絞り優先AE」と「絞込み優先AE」どちらを使っていたかですが、
実は「絞込み優先」を使っていました。
理由としては、
1)ファインダーは確かに暗くなるが、F8位までならそれほど問題になるほど暗くはない。
 そもそも、絞りを云々する絵を撮りたいシチュエーションというのは、明るい被写体を撮っているケースが多く、ファインダーが真っ暗になる事はマズなかった。
2)A-1では「絞り優先AE」はボディ側の絞りダイヤルを使わなければならなかったため(レンズの絞りリングは使用不可)使いにくかった。(絞込み優先なら、レンズの絞りリングが使えた)
↑SPとは関係ない話ですが

てな感じでしょうか?

SPの場合は自動絞りつきSMCタクマーレンズを使えば、ピント合わせに開放・絞込み両方が選択できます(oni ocさんの言う問題はありますが)。
実は、手元にSPの取り説(復刻版)がありまして..ナニナニあ、SPってファインダーにはマットとマイクロプリズムしか無いんですか!!
むぅ、だとすると暗いファインダーは確かにピント合わせずらいかもしれませんねー。
でも、アレですよ。ほら、昔の人はSPで平気でピント合わせをしていたはずですし、問題ないんじゃないんですか?(^^;

スポット測光機も使ったことがありません。
スポット測光は、平均測光よりも測光範囲が「スポット」になっているタイプのものですね。(そのまんまか..)
逆光の場合の平均測光でありがちな「背景の明るさを拾って露出アンダー」なんてことがスポットでは回避できるみたいです。
要するに「絵の中の撮りたいモノの正確な露出が測れる」んじゃないでしょうか?いいですよねー。ただ、ファインダーを見ながら「露出計がどこを見ているか」を常に意識してないと、「トンデモないところを測光していた」なんてコトになりそうですね。
まあ、露出なんてものはそう神経質になるものではないんで、一回「今日の日向の人の顔なら、F5.6 と 1/125 !」とスポット測光でタイトに測っておいて、後は撮影に集中てな使い方でいいんじゃないですかねー。
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