サングラスのフレームフランス

丁番を見ただけで古いサングラスはわかると聞きましたが、何がどう違うんだかわかりません。教えてください

No.1 回答者： dogday 回答日時： 2025/03/14 00:01

1960年代以降丁番や鼻あてのメガネ部品は日本の鯖江製のシェアが8割にも達し全世界で共通規格化し、現在とほぼ変わらないデザインになったので、

鯖江製丁番が採用される前の1950年代以前のアンティークメガネは、輪っかにネジ止めしただけだったり、華奢すぎてすぐに壊れそうな現在見ることのない丁番をしています。
で、セルロイドやエボナイトなどの樹脂製品は寿命が50年ほどなので、70年前の光学製品はほぼ実用性がなくコレクションにしかなりません。歪んでしまっているし、硫化可塑化で砕けてしまう。
100年以上前のほうがメガネは実用強度が保たれています。

この回答へのお礼

貴方の知識が凄すぎます。そういう知識はどこで身に着けられたのでしょうか？何か専門書があったり？それとも元々そういうお店で働いていた専門の方ですか？素晴らしいです。
その鯖江製はよっぽど高品質だったんですね。全世界で共通とはおそるべし。
じゃあ逆に６０年代以降なのに鯖江製じゃないとレアっぽいですね。
そこ５０年代の頃の丁番は見る人が見れば判断できるようですね…

セルロイドも僕の知識じゃプラスチックと見分けつかないですが
前にフレームフランスのクラウンパントゥのサングラスを見た時、恰好良い！と思ってしまってそれからサングラスが気になるようになりました。
ちょっと高くて買いはしなかった（５万くらい）ですが観賞用に是非欲しいと思ってます。

お礼日時：2025/03/14 09:16