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アフガニスタンでの今回の紛争を見て、キリスト教やイスラム教の信仰心を新ため
て感じました。
そこでなのですが、日本人は
12月にはキリスト教のクリスマスを楽しみ、
1月には神教の神社に初詣
8月には仏教のお盆で休暇をとります。
また、日本のすべての宗教人口を合わせると各宗教団体の大本営発表もあるのかも
しれませんが2億人を超え、一人につき二つの宗教に入信していることになりま
す。上記のことを考えるとよく言えば日本人は宗教に寛容、悪く言えば、
宗教心が薄いという感じをうけます。
なぜ日本人にこのような国民性が形成されたのでしょうか?
どうかご教授ください。。

A 回答 (12件中11~12件)

日本でもしばらく前は仏教、神道を多くの国民が信じていました。


現在のように無宗教になったのは太平洋戦争で負けたことが、大きな転機になりました。言うまでもなく、あの戦争は天皇を中心とした神道が精神的な推進力となり、仏教もそれを後押しする形になりました。敗戦後、アメリカの豊かさとともにキリスト教が上陸します。GHQは戦争の責任を神道にあるとし、これを封じ、仏教は葬式専門となり人を導くことをしなくなりました。それまで信じていた心のよりどころが崩壊したのです。かといって、今まで敵対していた敵国の宗教を信じるには抵抗があります。結局、どの宗教も国民の支持を完全に持つことはできませんでした。特に、神道と戦争の忌まわしい結びつきは宗教の持つ危険性を、身をもって体験したのですから、宗教すべてにわたって「触らぬ神に・・」という考えを持つのも理解できます。それでも、大晦日や初詣などは慣習として残りました。クリスマスも宗教的な意味合いよりはお祭りとして見られているのが現状です。バレンタインデーなどはまさしくそうです。
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この回答へのお礼

太平洋戦争に宗教がからんでいたとは少しも知りませんでした。
ご教授ありがとうございました。参考になりました

お礼日時:2001/10/12 00:46

 こんにちは。



 日本人がいろいろな宗教に対して寛容なのは
「他の宗教の人にヒドい目に遭わされた事があまりない」
からではないでしょうか。
第2次大戦の敗北にしても「キリスト教に負けた」
という様な意識はあまりないと思います。

 日本人が1つの宗教に固執しないのは、決して悪い事ではないと思います。
いろいろな宗教の良い所を取り入れていけばよいのではないでしょうか。
(節操がない、と言われるかも知れませんが)

 1つの宗教に傾倒し過ぎると、どうしても対立が起こります。
宗教とは、自分自身をより良くする為、世の中をより良くする為に存在する
と私は思っていますが、その宗教の違いの為に、人や国が争うのは大変愚かな事です。
「聖地がどこの国のものか」とかそんな事は、どうでもいい事だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
そうですね、やはり政治と宗教がリンクしているということは
とても危うい事だと今回も思いました。
日本は21世紀になり再び深刻になろうとしている悩みを持たないという
とても幸せな国なのかもしれませんね。

お礼日時:2001/10/12 00:50

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