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ファッション業界で1月から2月位に展開する「梅春物」(うめはるもの)の正確な意味を教えて下さい。

A 回答 (2件)

その名の通り、梅の花の咲くころに展開される初春もの(アーリースプリングライン)のことを呼びます。


冬のセールが終わって最初に並ぶ商品のことで、冬ものより色は春らしいが、完全な春ものよりは素材が厚く暖かい感じ。
欧米ではこの時期に避寒のためバカンスをとる人が多いので、リゾートラインの商品が必要になり、その商品群をクルージングコレクションとも呼びます。
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No.1の方の意見で ほぼ正解と思います。


梅春ものの商品は、年末または一月のセール前から展開を開始し、長くても3月末までしか引っ張れない短期間の商材で、日本での梅春ものの展開は こうした気候的な問題もあって、あまりうまく行った記憶がありません。 少々付け加えさせていただきますと、日本では”真冬よりは暖かいが、まだまだ肌寒い”というスプリングの時期が短く、5月のゴールデンウイーク明け以降は急速に気温が上がり、必然的に盛夏物中心となっていかざるをえません。現在 私はニューヨーク在住ですが、日本より 春先から7月半ばにかけての時期は梅雨の時期もなくよほど過ごしやすく、(緯度が札幌と同じくらいなのでまだ寒い日もあるくらい。)日本では気候的に着る時期が短かったため、あまり活用する機会がなかった梅春物、中でも代表的洋服素材であった、例えばインド産のザックリしたマッカシルクと呼ばれるローシルク素材、シルクとウールの混紡素材、これは時に麻も混紡されたりして、かつて通称2者混、3者混などと我々は呼んでいましたが、これらの素材で仕立てられたテーラードジャケットや、コットンセーター、薄手のコーデュロイパンツ、薄手のレザーまたはスエードジャケットなどの活躍の機会、期間の長さがぐっと増しました。 日本では どれも素材的洒落っ気があって魅力なのですが、洋服屋や、おしゃれ好きの方むけで、一般大衆受けはしなかった記憶があります。いかんせん販売期間も2ヶ月少々といった感じで、いつも大量に売れ残してしまった記憶があります。しかも夏のセールではとても売りにくかった...
当地では逆にこれらの素材は ”サマーツイード”などと言われ、春夏秋の3シーズン、ヘタをすると一年中着ている人もいるくらいに便利で
愛用されているものなのですが...米国本社サイドからは、常に”なぜ売れない?!”の連続であり、そのためか、いつの間にかほとんど企画
に気合が入らなくなってしまい、素材の買い付けごく控えめになってしまいました。現在では、あまりこうした素材は使わず、夏まで引っ張っていける素材で、よりトレンド性、話題性の強い商品を梅春の時期に持ってきているように思います。いずれに しても シルク、厚手のリネン、ライトカラーのスエードなど、素敵な素材が かつての梅春ものには多く、それらのアイテムを楽しむ期間の少ない日本の服好きのみなさんは可哀想に思えてしまうことがあります。それから、”クルーズコレクション”とも言いますが、こちらでより一般的なのは ”ホリディーコレクション”という呼称です。通常11月末、サンクスギビング明けから商品展開をはじめ、これから冬というのに、内容的には水着を中心とした夏物コレクションといってもいいものです。ニューヨークからはバーミューダやバハマやナッソーもひとっ飛びで、一月や二月の一番寒い時期に真っ黒に日焼けしているのが上流の証のようなところがあります。”ホリディ”というのは、この場合宗教的な休日を意味しますが、ニューヨークはキリスト教以外に、ユダヤ教やイスラム教、仏教の人も
それなりに多く、つまり、そうした人たちに配慮した呼び方なのです。私もいつも間にか”メリークリスマス”と言うより、”ハッピーホリディ”とクリスマス前の時期に言う回数の方が多くなりました。
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