電子書籍の厳選無料作品が豊富!

仕事や結婚式などでも利用できる革靴を探しています。
ジョンロブやクロケットやエドワードグリーンなどはラストも素敵で見ていてもかっこいーなーと思うのですが、流石に60,000円などはちょっときついので断念しています。また雑誌などを読んでいると10,000円くらいの靴は見た目はよくても作りや素材が全然違うとも書いており、いい靴を買うのに越したことはないけど、安くていい靴はないのかな?とも思います。
そこで20,000円前後で買えるグットイヤーウェルト製法でロングノーズのストレートチップかプレーントウのオススメブランドがございましたら是非、教えて下さい!

A 回答 (3件)

ウエルトシューズは、気候の厳しい欧州の貴族階級向けに開発されてきた歴史があります。

本来庶民階級のものではありませんので、コスト
積み上げ方式で小売値を決めていくので、安いものにいいものは基本的にないといっても過言ではなのですが...私はニューヨーク在住で当地の上流階級のアメリカ人、日系企業駐在員の方たちの服飾コンサルタントをしております。 年に4,5回日本へ出張いたしておりますが、その際 市場調査を兼ねて小売店を見て回ったりもするのですが、もちろん機械式のウエルトですが、イトーヨーカ堂のイスキアという紳士靴は
良かったです。一万五、六千円くらいでしたか。素材はカーフではなく、キップのCap Toe(ストレートチップは日本語で実際の英語ではこう言います。)でしたが、値段のわりには良く出来ていました。また
ユナイテッドアローズでは 少し前に インドネシア製のウエルトシューズを見ましたが、これも確か二万円台だったでしょうか。ブランドの名前は、なんとか”スリワヤ”とか書いてありましたか...
 それから、神保町の交差点近辺の靴屋さんで、リーガルや日本版のジョンストン マーフィーのウエルトシューズを見ましたが、値下げされていて二万円代後半だったと思います。 ロングノーズの、トレンドの好きな日本人に好まれそうなデザインのものがあったような気がします。 さて、余計なお世話かもしれませんが、ものを安く買うこと自体まったく悪いことではないのですが、あまりそのことに固執しすぎないようアドヴァイスしたいと思います。私の顧客の方がたにも良く注意をするのですが、あまり品物を安く、値切ることに固執すると、服のコーディネートはもとより、着こなしから、人間としてのたたずまいそのものにさえ品がなくなってくるのです。 不思議ですが、人間とはそういうものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

kenaokiさんすごく丁寧なアドバイスありがとうございます。
イトーヨーカ堂のイスキアですか?初耳です。早速調べます。ただ私の近所にはヨーカ堂が無いんで靴は試着して買いたいんでちょっと悩みます。
アローズは近くになるんで早速チェックしてみます。
私もそんなに値切って買い物するほうではないですが、確かに年配の方でも私などの素人目で見ても着こなしなどでその方の人となりが判るという人もいますもんね。

ただ、ウェルト製法の靴は本来は私のような庶民が身につけるものじゃなかったんですね。ウェルト製法は修理が容易だから長持ちするということをよく聞いていたものですから、ただ単にいいものだろうと安易な考えしかありませんでした。

でもkenaokiさんのように靴だけでなく、その品の裏側になる歴史というか生い立ちを全て理解した上で自分にあったものを身に着けることができるようにこれからも勉強していきます。

今回は勉強になりました。またご意見をお伺いしたいときはぜひとも宜しくお願いします。

最後になりましたが、ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/08 18:13

 ハンドソーンウエルテッドとは、ウエルトを縫い付けるマシンが出来るまでは、その工程を全て手作業にて行っていたことからくる呼び名で、私があえて機械式のウエルトと書いたのもハンドソーンのものと区別するためです。

現在 欧州の有名工房では ほとんどもれなく日本の若い方が修行に出ていて驚かされますが、近い将来 高級靴については
日本が世界をリードする時代がすぐそこに来ているのかもしれません。
浅草でギルド オブ クラフツを主宰している山口 千尋氏はかなり有名になってしまいましたが、心身両面において非常に力のある方だと思っています。彼はコードウエイナーズを出てからトリッカーズにて修行された方ですが、ロンドンのジョン ロブにて修行をした柳町さん、由紀子バセットさんなど、西洋の”本質”に触れて 帰国した方がたが実にたくさんおられますので、ぜひ彼らに靴を注文をして愛用していただいて 日本に本当の靴の文化が定着していくようサポートしていっていただけたらと考えています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たびたびありがとうございます。
ハンドソーンとは名前のとおり全工程を手作業にて行うことを言うのですね。今の時代、手作業で作られたものを身に付けることが出来るなんて素敵なことですね。
ヨーロッパなどの有名どころには日本から修行の方や多くのバイヤーさんが常にいるというのは聞いたことがありました。それだけ日本人は靴に対する情熱があるのか、ただ単にヨーロッパ文化に憧れているだけなのか。私なんかにはもちろんよく判りませんが、kenaokiさんのおっしゃるようにmade in Japanの靴文化が世界をリードする時代は僕ら日本人にとっても誇らしい時代になります。楽しみです。いつも勉強になります。ありがとうございます。

お礼日時:2007/02/09 09:56

出来れば内緒の話に留めておきたいことですが


私の知っている福岡の工房が現在足数限定で20,790円(税込)でレディーメイドのハンドソーンウェルテッド製法の革靴を販売しています。
グッドイヤーは機械式なんですがハンドソーンウェルテッドはその名のとおり職人さんの手で作られてますので言い切ってしまえばグッドイヤーより格上です。
インターネットのみでの販売となってますので試着出来ないのは残念ですが
ハンドソーンウェルテッド製法で20,790円はかなりお得感があります。

私も黒のストレートチップを購入したのですが
グリーンやサージェントより革質は劣るものの、十分満足できる出来栄えでした。
サイズの相談にも答えて頂けますので相談されてみてはいかがでしょうか?

参考URL:http://www.izumikou.com/pancia/shop/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
特ダネの情報ありがとうございます。ハンドソーンウェルテッドとは恥ずかしながら始めて聞く製法です。
早速、HPチェックしますね。

お礼日時:2007/02/09 00:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報