準・究極の選択

歯科医師1年目の長男です。兄弟は妹が1人だけ。実家は歯医者ではなく、他の家業がありますが継ぐことは求められていません。
父(長男、姉が1人)は私が高校生くらいの頃までは、「俺は昔東京で就職して、親(私の祖父母)にどうしてもと頼まれて地元に戻ったけど後悔してる。おまえの邪魔はしたくないからどこに行っても反対しない」と言ってくれていたのですが、私の大学卒業が近くなってきたあたりで180°態度を変えて、地元に戻ることを強く要求してくるようになりました。私も猛反発した結果、今では「お前が東京に骨を埋めたいならそれでもいいけど、今の家は売るしかないな。そういうことだけは頭に入れといてくれよ」としみじみと言われ、なんだか悪い気持ちになります。

大学に入って家を出るまでの暮らしといったら、食べ物やテレビ、音楽はすべて父の趣味以外のものは御法度で、私が集めたCDなど「わけのわからん気持ち悪いもの。犯罪の元」という理由で捨てられたこともありました。不満を言うと「ここは俺の家や。文句があるなら出てけ」。絶対にこの家を出るんだと心に堅く決めながら育ったようなものです。しかし、そんな親や家でもやはり情や愛着はあり、1人東京へ出て行くのは薄情な気もします。歯科をとりまく状況が厳しい中、東京へ出ても成功するとは限らないし、地元なら開業に使ってもいいと言われている土地があります(そこで開業しても成功する保証はないし、立地も墓地の隣ですが)。
本当はもう自分の中で東京へ出るという結論は決まっているのですが、なにか引っ掛かるものを振りほどくような言葉は頂けないでしょうか。また、都会へ出ている方々は親をどう養っているのでしょうか? 都会へ呼び寄せているのか、それとも送金なのか…いろいろ教えてください。

A 回答 (2件)

一人っ子の女性です。

実家は自営です。
私は大学に入る頃までは実家を継ぐつもりでいましたが、上京して色々な世界に触れた結果、家に帰りたくないと思うようになってしまいました。今わたしが就いている仕事は、東京だからこそできるものなので、地元に帰るとまずいわけです。

結論から申しますと、自分も親も、そのときどきの状況や気持ちは変わります。今は親が私よりも倍以上稼いでおり、むしろ貧乏なのは私のほうなので経済的には心配がありません。
親は、「死ぬまでここで暮らすから、東京に移り住むなんて絶対しない」と云います。その気持ちを否定はしませんが、いずれこの先身体が弱くなったり、稼ぎがなくなったり(仕事をやめたり)することによって、そういう気持ちに変化が起こることだってあるかもしれません。

今のところは、もし親になにかあれば、東京と地元の二重生活になるだろうと考えています。あるいは、仕事を一時中断することになるかもしれません。親が片方ずつ倒れるか、母が先か父が先か、など細かい状況の違いに応じて、こちらの対応も異なってくるでしょう。今の段階でこまごまと方法論を考えても、状況変化やそのときの経済状況によって千差万別、現実的な対応は限定的になります。まだそこまでやきもきするには早いのでは、と思います。


東京にでても成功するとは限らない、まさしくそうです。
過半数の人が失敗か、それなりの挫折をしていることと思います。
親を納得させるのは、自分の人生に対する真摯な姿勢と、その背中(実績)しかないのではないかと最近は思います。

大学入学時から15年、当初は泣いたり喚いたりの喧嘩や意見対立はザラでしたが、今となっては、ようやく就けた今の仕事を楽しそうにやってる私の様子を見て、複雑な気持ちではありましょうが、文句は殆ど云われなくなりましたよ。長い道のりでしたが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
おっしゃるとおり、まだそこまでやきもきするのは早いのかもしれません。長い道のりでも実績を上げて、親を納得させたいと思います。

お礼日時:2009/06/20 22:17

私は38歳・長男・妹2人 です。


私の意見を述べさせていただきます。

私は30代になるまではあなたと同じように家を出たいと常々思ってました。
しかし妹2人が結婚して出て行った30をすぎたあたりから、私たち兄弟の記憶は良きにしろ悪きにしろこの家が私たち兄妹の記憶の中心であり還るべき原点なんだなと思うようになりました。
そしてここを守らなければならないと。
手放すのは簡単ですが戻ってくる可能性は無いに等しくなってしまいます。
そもそも家を売る必要性はないと思います。
みんなで都心に近いところで暮らし、貸家としてその家を手元に置いておくことも可能です。
よく話し合われてはいかがでしょう。
社会人として働き一人前に給料をもらうようになった時のあなたに文句をいうかどうかも不明です。

それよりも心配なことがあります。
あなたのお父さんが体力面・精神面で弱ってきているかまたは重病を患ってませんか。
「お前が東京に骨を埋めたいならそれでもいいけど、今の家は売るしかないな。そういうことだけは頭に入れといてくれよ」
は「俺の命もあと少しだからもし帰ってくるつもりがなければ空き家で置いていても家がだめになるから売るしかないか。そうすればお金をおいて行ってあげられると。」とあなたのお父さんが考えているように思えて仕方ありません。
だけどあなたのお父さんの命は金に換えられないと思います。
ぜひこのようなことがないことを確認をしていただきたく思います。

生まれ育った家は大切な宝物ですよ。
自分たちのルーツなのですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
父が重病ということはありません。山登りが趣味の元気な中年です。お金をおいて行ってあげられるという発想もあの父ならしないはずですし、実際、「俺の稼いだものは全部俺が使い切ってから死んでく。遺産は当てにするなよ」と断言しています。家を出た息子のために家を売った金をくれるというような筋道の通らない甘やかしは我が家にはありませんし、私もそれを期待してはいません。

ご提案頂いた、「みんなで都心に近いところで暮らし、貸家としてその家を手元に置いておく」は現実的な意見としてうれしく思います。ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/19 00:31

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