天使と悪魔選手権

先日、何となくジム・キャリー主演の映画を4本立て続けに見ました。トゥルーマン・ショウ、マン・オン・ザ・ムーン、マジェスティック、エターナル・サンシャインの4作です。4作とも素晴らしくて、特にジム・キャリーの控え目だけど存在感抜群な演技には感動しました。ちょっと前の話になってしまうのですけど、これだけ素晴らしい演技をし続けたにも関わらず、結局アカデミーの主演男優賞は受賞どころかノミネートもされていなかったんですよね?4本全部アカデミー受賞とは思いません。他にも凄い作品があって、凄い演技をした俳優さんがいたのだろうし。けど、1本もノミネートすらされていないのって不思議です。しかもゴールデングローブ賞は2回も受賞されてるのをネットで読んで、更に不思議に思いました。

ジム・キャリーがアカデミーにノミネートされない特別な理由って何かあるのですか?エターナル・サンシャイン以降は、どうも作品にも恵まれない、パッとしないイメージがあって。もっと言えば俳優として旬を過ぎてしまった様な印象すらあって残念です。あの4作中1作でも受賞していたら、また違ったキャリアがあったのかも知れないのになぁ~なんて思ってしまいました。

A 回答 (1件)

私も大のキャリー・ファンで、ついでに言うと大のアカデミー賞ファンなのですが、単純にアカデミー賞っぽくないから受賞しないのだと思います。



アカデミー賞は主演女優なら脱ぎっぷりのいい人、主演男優なら、実在の人の物真似が得意な人を選びがちです。もちろん例外はありますが、キャリーのような、大衆演芸とミニシアターに片足突っ込んでるようなタイプは、あまり受賞しないのです。ほかには、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、スパイク・リー、ジム・ジャームッシュ作品などの系統が、人気のわりにはオスカーのお呼びがかかりません。

ただ、キャリーは『トゥルーマン・ショウ』までは、ほぼ一貫して、おちゃらけ系の作品&役に徹していましたから、俳優としての第二の人生はこれからではないかという気もします。一方では、『マジェスティック』のような、お笑いゼロの役柄をきっかけに、地味でも質の良い作品を選ぶようになったのかもしれません。『イエスマン』などは、思いきり地味ですが、私は結構好きですよ(ただし、ゾーイ・デシャネルが主役を食ってましたが)。

とはいえ、私と同年齢のキャリーは、もういい年です。にもかかわらず、見た目も雰囲気も永遠の子供です。この年齢と中身とのアンバランスともう少し折り合いをつけると、たぶんオスカー好みな感じに仕上がるのではないかと思います。それが良いことなのかどうかは別として。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
なるほど。
例えば、トム・ハンクスも元はコメディー出身(ですよね?)で、フィラデルフィアとフォレストガンプのシリアス路線でオスカーを取ったみたいに、ジム・キャリーも、前述した4作のうち、1つぐらいはオスカー貰えても良いのにな、それに値する演技だったのになぁ~と思ってしまいました。

僕も、ジム・キャリーの初期お笑い作品は大好きです!でも、エターナル・サンシャイン以降の、レモニースニケット、ディック&ジェーン、ナンバー23の3作で、作品の出来も含め、どうも迷走している印象を受けてしまいました(今考えれば、彼なりに色んなタイプの作品に出演したかったのかも知れませんね)。なので、イエスマンが発表された時は、「結局こっちの路線に戻ってしまうのかぁ~。トゥルーマン・パート2みたいだ」なんて思ってしまい、結局未見のままです。イエスマン見てみます。

>この年齢と中身とのアンバランスともう少し折り合いをつけると、たぶんオスカー好みな感じに仕上がるのではないか

ロビン・ウィリアムスがウィル・ハンティングで地味な脇役に徹して助演賞を取った感じでしょうか?僕はそういうジムキャリーも見てみたいです!でも、昔からの彼のファンからは敬遠されちゃうかも知れませんね。

お礼日時:2009/12/07 20:43

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