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筆者は極度の面倒くさがりなので、外出時の服装のままで寝るまで過ごすことが多い。ジーンズにシャツにセーターといったような、普段着に近い格好ではあるのだが、それでも部屋着のスウェット上下に比べるとくつろげない。夜遅くなると眠くなってそのまま寝てしまうこともあるのだが、ジーンズで寝るというのはなんだか疲れが取れない感じがする。面倒くさがりであるならば、いっそ部屋に帰ってきた時点ですぐ着替えるのが一番楽――そのことが最近になってようやくわかってきた。
「教えて！goo」に「家に帰ったら、すぐ部屋着に着替えますか？」という質問があり、質問者は「お風呂に入るまでずっと、会社に行った服のままでいます」とのことだったが、皆さんはどうしているだろうか？
■すぐ着替える派を論破するのは相当難しい
まずは、すぐに着替える派の意見から紹介しよう。
「私は以下の理由で、すぐ着替える派です。外着より家着のほうがリラックスできるから。外出先で、誰が座ったかわからないイスに座ったり、色んなホコリが付いていて汚い気がするので。スーツなど洋服にシワが出来るのを避けたいので。外着を汚してしまうことを気にかけるのが疲れるので」（hoiu893makkacoさん）
「手洗い・うがいを済ませると部屋着に着替えます。外出着のままだとウイルスや菌が心配です」（jun-tsuboiさん）
「オンとオフというか、家ではオフ空間なので、洋服がそのままだったら精神的にリラックスできないような気がします。ただ、スウェットのようなものではなくカジュアルっぽい家用の服です」（localtombiさん）
なるほど、ここまでの回答を見ていくと、心理的にリラックスできるという面、外出着が汚れずシワになりにくいという面、外からの汚れを家に持ち込まないで済むという面と、あらゆる面で“すぐ着替える派”が優勢に思える。
■着替えない理由は「面倒だから」
自分がかなり頑固な“ずっと着替えない派”だと自認していた筆者でも、まったく言い訳ができない。ただ、筆者と同じような考えを持つ方も確かにいる。
「上着や帽子・マフラー等は脱ぎますが、基本的には風呂からあがるまで部屋着は着ません。いくら部屋着がくつろぐと言っても、何度も何度も面倒くさいですもんね(笑)」（hewfaさん）
「今の時期、なかなか寒くて着替えるのも億劫になりますね。私は朝シャン派なので仕事着（作業服通勤）で用事を済ませ、部屋が暖かくなったあたりでジャージに着替えます」（michiyo19750208さん）
また、以下の回答は内容的には“すぐ着替える派”の意見なのだが、外着がどんなものかによるのでは？という部分に触れていた。
「すぐに着替えます。着ていく服や男性か女性か、仕事内容や、主婦か、実家でお母様が家事をしてくれているのかにも、よるのかもしれませんね。スーツやオフィスカジュアルだと、仕事との切り替えもしにくい上、毎日洗うものではなかったりするので、家で汚さない様に、着替えます」（kyoujakuさん）
冒頭で書いたように筆者は外着がそもそもカジュアルであるため、そのまま部屋に戻っても着替えずにガマンしていられるが、例えばスーツで職場から帰ってきてそのまま過ごす、という状況を想像すると相当堅苦しい感じがする。そう考えると外に着ていく服の種類によっても回答は変わってきそうだ。
ここにきて、“ずっと着替えない派”の唯一のメリットが思い浮かんだ。それは不意の来客にも慌てず対応できるという点である。突然誰かが訪ねてきても大丈夫な格好かどうか、“すぐ着替える派”のみなさんは確認しておく必要がありそうだ。
